次の日
朝学校に登校すると、すでに角名と治は来ていて、治は私の席に座って角名と駄弁っていた
角名
治
凛久
挨拶を交わすと、治は自分の席に移動して席を空けてくれた
治
凛久
治
凛久
治
凛久
治
凛久
治
治
治
角名
凛久
角名
凛久
治
凛久
凛久
治
凛久
治
部活
時間はあっという間に過ぎていってもう放課後
昨日と同じく体育館まで一人で来てみたけど、昨日と同じで知り合いはあまり見当たらない
凛久
凛久
北
北
凛久
凛久
北
凛久
北
北
凛久
凛久
北
凛久
凛久
北
北
北
凛久
凛久
北
北
凛久
凛久
北
※観客席
凛久
凛久
凛久
きゃー!♡ 侑くん!!♡治くん!!♡ こっち見て〜!!♡
凛久
凛久
凛久
凛久
侑
治
侑
侑
治
侑
凛久
凛久
そんな馬鹿みたいな光景を見ていたら自然と口元が緩んで笑顔に変わった
近くで北さんが見ているのにも気がついて、また面白くて笑顔になる
凛久
角名
角名
凛久
角名
凛久
凛久
角名
数十分経過
凛久
凛久
凛久
"楽しそう"
その言葉がさっきから何度も私の心に引っかかる
その原因は、ちゃんと自分でもわかっているんだ
凛久
凛久
凛久
そう。過去のことなんて、今更振り返ったって仕方がない
何も覆すことなんてできないのだから
でも、それでも
凛久
凛久side (過去)
小学2年生から私はバスケットボールをやっていた
昔から運動する事が嫌いだったわけではないし
バスケットボールは単純に楽しくって好きだった
ヒュッ
ピーピー!
凛久
チームメイト
チームメイト
小学5年生の時の5年生のみで行われた春の大会
私はコートの上に立ち、県内トップクラスのチームと互角に戦った
勝負の末
私が最後に打ったボールのおかげでギリギリ勝てたのだ
チームメイト
凛久
その時の快感は、今でも覚えてる
自分は仲間に頼られているんだ
そして、自分は仲間の戦力になっているんだ
そう思うと、嬉しくて嬉しくてたまらなかった
だから私は日々の努力を怠らなかった
家でも基礎練など、できる限りのことをやり
日々の練習も人一倍努力をした
そして、6年生が最後の大会で私は6年生の人を差し置いてメンバーに選抜された
嬉しかった
日々の努力が認められ、私の力を欲してくれているのだと感じたから
ここが、私の居場所なんだと思った
だが、なぜだか周りの人たちは私を白い目で見てきたのだ
私とは、何もかも違ったのだ
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
凛久
そんなこと、私に言ったところで意味がないのに、なぜそんなことを言うのだろう
凛久
チームメイト
チームメイト
凛久
私が、天才なわけないのに
努力をして、今こうして舞台に立てるようになったのに
なんでそんなこと言われなきゃいけないの?
凛久
凛久
凛久
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
凛久
神様に恵まれてるなら、なんで私はこんなことを言われているのだろう
全く恵まれてないじゃん…
しかも、同じ努力って何よ…
私の方が努力してるに決まってる
しかも、あの6年生は練習もしょっちゅう休むし、コーチからもよく怒られてる
そんなやつに、なんで努力で勝ち取った切符を捨てなきゃいけないの…?
ゲームだって、友達と遊ぶことだって、全てを削ってバスケに注いでるのに
なんで、こんな、こんな……
凛久
コーチ
凛久
コーチ
凛久
コーチ
凛久
凛久
凛久
コーチ
コーチ
凛久
凛久
コーチ
コーチ
凛久
コーチ
凛久
コーチ
凛久
私の努力は結局誰にも見られず、認められず、何もなかったかのようにされてしまったと思うと無性に悲しくなった
その日はすぐに家に帰って、自分の部屋で号泣した
次の日での練習、コーチが私は出場せず6年生が出場することになったことをみんなに伝えた
コーチ
コーチ
改めてそう言われるとまた悔しくなって血が出てくるくらい下唇を強く噛んだ
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
チームメイト
あぁ、最悪だ
なんだこの最悪な仲間たちは
赤ん坊ですらまだマシなことを言うだろうに
そして、結局6年生にとって最後の大会は2回戦敗退
まぁ、まともにドリブルでダッシュもできないような人を入れたらそうなるに決まってる
私は大会を辞退した
なのにも関わらず、その日を置きに少しずつ私へのいじめが開始された
シューズがなくなってたり、タオルがゴミ箱に入れられてたり
でも、結構どうでもよかった
こんな奴らに構っていたくなかったから
時は流れて、6年生になり最後の大会
私たちのチームはベスト8にも入らなかった
理由なんてただ一つ
仲間が、本気で戦ってなかったから
常に本気でやれとは思わない
でも、最後の大会でそんなことをするだなんて思ってもいなかった
その大会が終わってから、私は習っていたバスケットボールやめた
やめてすぐに、また親が転勤することになり中学に上がると共に私は “宮城県”から“東京”に引っ越した
だから、最悪なあいつらとはもう会うことはなくなった
凛久
凛久
角名
凛久
凛久
角名
凛久
角名
角名
凛久
周りを見渡すと、本当に女子の大群は消えていた
コートも片付け始められているのに気がついた
角名
凛久
角名
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
角名
凛久
角名
凛久
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
凛久
角名
侑
治
治
侑
治
侑
治
北
北
角名
凛久
角名
ドーン☆
角名
凛久
今の状態 ↓ 凛久 on the 角名
侑
治
凛久
凛久
凛久
双子
角名
凛久
北
角名
凛久
北
稲荷崎のみんな
北
凛久
凛久
角名
双子
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ぬしぱる
ℕ𝔼𝕏𝕋
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