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コメント
4件
はあ〜、尊すぎるって
やべっ、過去1ボツ。でもちゃんと早めに投稿はした.....!旅行行ってるからしゃーねー(?)唐突自慢。次回→♡0でかくよ!
朝。
目を覚ますと、キッチンで何かが動く音がする
桃
私は寝ぼけたままリビングを出て、思わず固まった
赤
キッチンに居たのは赤いパーカー姿の子犬
髪はちょっと寝癖
でもその手にはフライパンと菜箸
エプロンはしていない
していないけれど、顔が.......めちゃくちゃ嬉しそう
桃
赤
そう言って嬉しそうに微笑むya君
本当に勝手にキッチンに侵入して居る事は気にしてない様子だった
桃
赤
桃
赤
私がキッチンを覗くとそこには__
卵焼き(ちょっと焦げ)
ベーコン(割と焦げ)
味噌汁(粉末タイプ)
そして炊き立てのご飯(これだけは完璧)
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
その瞬間、私の手がピタリと止まった
「naさんの為に」そんなことさらっと言うのはやめて欲しい
まだ、気持ちの整理付いてないのにそんな事をさらっと言われると....ずるい
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
また、そういうことを言う
子犬みたいな顔して、じっと見てくる
目を逸らすと、悲しそうに瞬きするし
目を合わせたら、嬉しそうに耳まで赤くなるし
そんなの、食べるしかないじゃん
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
桃
彼はそこでふにゃっと笑って
私の胃袋だけでは無く、ほんのちょっとだけ......
心まで掴んできた気がした