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検査入院もやることないし…暇だな…こんな日も今日で終わりだ。

お母さん

「先生とお話よ」

草木

「、うん」

この日は何故かいつもと違った。親としか先生は話さないのにこの日は僕まで話を聞くことになった。

医者

「落ち着いて聞いて。」

草木

「はい。」

医者

「希良君は手術は受ける気はないんだね?」

草木

「はい。ありません。受けたとしても結局いつかは死ぬので。お金が無駄になるだけですから。」

医者

「だったら…手術を受けない前提で話すけど…良くて半年持つか持たないか分からない。」

ついに来たかと思った。いつかは必ず来ると思ってたけど受験勉強も始まっていくこの時期に来るか…と思った。いつになっても不運だ。 幼い頃からの担当医の斉藤先生は躊躇いもなく、ついにこの時が来たか…という顔で告げた。

斉藤先生=さいとう先生

医者

「だけど同じ悪性心臓腫瘍の子よりも確実に長く生きてる。それだけは言える。」

草木

「はい。」

医者

「症状は突然出てくる。だから周りの配慮が必要になってくる。周りにきちんと話して理解してもらえるようにしといて欲しい。」

草木

「はい。」

と、中二の最後の方に告げられた。来年になると受験の時期だし、こんなんだったら勉強に身に入らない。今、僕の体、心臓は正常に動いている。けど着実にどんどん悪化していってる。呼吸がいつも通りに出来ないことも少しずつ増えていっている。

斉藤先生は僕ぐらいの年齢から老人まで幅広く見ている。斉藤先生や他の先生も僕と同じ病気の人も見たことがあるがこんなに長く生きた人は居ないと言っていた。

手術したとしても早くて半年長くて一年。助かるなんて言葉は一言も出てこなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回短くてすみません。 今回は草木の余命の話です。今後草木はどうなるのか!次回も楽しみに待っててくれたら嬉しいです! 次回もみてくれますように。

死にたい君と一瞬を生きる僕

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