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炭治郎

すみませんがあそこの籠と藁竹を少々いただけますか?

おじさん

そりゃ構わねぇけど...籠は穴が開いてるぞ

炭治郎

はいお金は払います

おじさん

いやいらんよ穴の開いた籠だぞ

炭治郎

いえ払います

おじさん

いやいらん竹も藁もやるよ

炭治郎

でも払います!

おじさん

いやいらんて!頭の硬い子供だな

パァン!!

炭治郎

納めてください小銭ですがぁぁ!

炭治郎

ありがとうございました!

おじさん

いってー!

たったったっ

炭治郎

姉ちゃん帰ってきたよ!

炭治郎

禰豆子!?いない!

夢乃

穴を掘ってるんだよ

ひょこ

炭治郎

いた

夢乃

炭治郎が起きる前に冨岡って人が言ってたんだけどね、鬼は日に当たると粉々になるらしいよ

炭治郎

そうなのか...

数分後

夢乃

禰豆子これはいれる?昼の間も先に行きたいんだ私が背負っていくから

夢乃

入る ここに 籠

ズリズリ

炭治郎

はみ出るな...

夢乃

(禰豆子も大きくなったなぁこの間までもっと小さかったのに)

夢乃

ん?禰豆子さっき大人の女の人くらいに大きくなったでしょ?あれと逆に小さくなれない?

炭治郎

確かに!

夢乃

小さく 禰豆子小さくなれ!

ぐぐっ ばっ

夢乃

うわっ!

ばたばた

炭治郎

おお!

夢乃

なでなで えらいえらいいい子だ禰豆子凄いぞ

おばさん

狭霧山に行くならあの山は越えなきゃならないけど...もう日が暮れるのにそんな大荷物背負って行くのかい?危ないよ

炭治郎

十分気をつけます

夢乃

ありがとうございました

おばさん

ほんとに人が行方知らずになったりしてるからね迷わないようにね

歩いていき

炭治郎

あっやっぱりお堂があるぞ灯りが漏れてるから誰かいるみたいだけど行こう

夢乃

食べられてる音がする!

炭治郎

血の匂いがする!

炭治郎

大丈夫です...

なんだおいここは俺の縄張りだぞ俺の餌場を荒らしたら許さねぇぞ

炭治郎

(人喰い鬼)

禰豆子

ボタボタ

......んん?妙な感じがするなお前ら人間か

バガッ

炭治郎

姉ちゃん!

夢乃

来るな!

ズザッ

ハハ斧かハやるな

でもこんな傷すぐ治るからなほらもう血は止まった

禰豆子

フウフウフウフウ

ドガッ

夢乃

っ...(速いそれに力も強い)

2度はやられねぇよさあ頸を折るぞ...

ボンッ ガッ

夢乃

(え、禰豆子が殺した?いやでも相手は鬼だから)

夢乃

ね、禰豆子

ドガッ

夢乃

(今首がもげてるのに動いた?)

てめぇぇらぁあやっぱり1人鬼なのかよ妙な気配させやがってえぇえなんで鬼と人間がつるんでるだぁああ

ダダダ ガッ

夢乃

やめろ!

ガチィィ

夢乃

(か、髪の毛が)

夢乃

えい!

ドッ!

がはっ!

(こいつなんつー力で蹴りあげてんだ!)

炭治郎

姉ちゃんから離れろーっ!!

ゴン

(しまった!こいつもいたんだった!)

(それにこいつ頭が)

ゴン

硬い!

夢乃

えぇぇぇい!

ブン カァン

数十分後

炭治郎

(鬼はたくさんいるのだろうか)

炭治郎

(家に残っていた匂いとは違う別の鬼でも止めを刺しておかないとまた人を襲うだから俺がやるんだ)

炭治郎

(やれ!)

パシっ

炭治郎

夢乃

誰!

そんなもので止めは刺せん

炭治郎

え...

略啓 鱗滝左近次殿 鬼殺の剣士になりたいという少年少女をそちらに向かわせました丸腰で私に挑んで来る者と足が速く斧をブーメランになるように投げる頭がいいと思われるものです。身内が鬼により惨殺され生き残った妹は鬼に変貌していますが人間を襲わないと判断致しました。この3人は何か他とは違うものを感じます少年の方は貴方と同じく鼻が利き、少女の方は耳がいいようです。もしかしたら突破して受け継ぐことがことができるかもしれません。どうか育てて頂きたい。手前勝手な頼みとは承知しておりますが何卒ご容赦を御自愛専一にて精励くださいますようお願い申し上げます。 匆々 冨岡義勇

炭治郎

ど、どうしたら止めを刺せますか

人に聞くな自分の頭で考えられないのか

炭治郎

(刺してもダメなら頭を潰すしか頭骨を砕いて完全に潰すにはやっぱり何度か石を打ちつけないと...苦しむだろうな一撃で絶命させられるようなものはないのか)

夢乃

(炭治郎...私には無理だ頑張って...)

クン

(ああこの子達は駄目だ思いやりが強すぎて決断できない鬼を前にしても優しさの匂いが消えない鬼すら同情心を持っている。義勇この子達は無理だ)

炭治郎

あっもたもたしてたら夜が明けてしまつまた

ギャアッ

ギャアアアギィャアアア

ボロボロ

炭治郎

日に当たっただけであんなことに!?禰豆子が嫌がるはずだ

夢乃

あれ...あの人は?

夢乃

(殺された人達を埋葬してくれている)

炭治郎

あの...

鱗滝

儂は鱗滝左近次だ義勇の紹介はお前らで間違いないな?

夢乃

はい竈門夢乃です弟は炭治郎で妹は禰豆子です

鱗滝

夢乃、炭治郎、妹が人を喰った時お前達はどうする

夢乃

禰豆子を殺して切腹します

パァン

鱗滝

炭治郎お前は判断が遅い

鱗滝

お前はとにかく判断が遅い朝になるまで鬼に止めを刺せなかった

鱗滝

今の質問に間髪入れず答えられなかったのは何故か?お前の覚悟が甘いからだ

鱗滝

妹が人を喰った時にやることは2つ夢乃が言ったことだ鬼になった妹を連れていくというのはそいうんことだ

鱗滝

しかしこれは絶対にあってはならないと肝に銘じておけ罪なき人の命をお前の妹が奪うそれだけは絶対にあってはならない

鱗滝

儂の言うことがわかるか

炭治郎

はい!

鱗滝

夢乃もわかるか

夢乃

はい!

鱗滝

...ではこれかはお前達が鬼殺の剣士として相応しいかどうかを試す

鱗滝

妹を背負って着いてこい

炭治郎

(速い!この人は一体何歳なんだ。それにやっぱり全く足音がしない!)

炭治郎

(姉ちゃんもあの人に追いついてる!禰豆子を背負っているのに...足音は少しは聞こえるけどもう少し遠かったら聞こえないだろう)

炭治郎

こっこっ...これで俺と姉ちゃんはっ認めてもらえましたか?

鱗滝

試すのは今からだ山に登る

登った後

鱗滝

ここから山の麓の家まで下りてくること今度は夜明けまで待たない

炭治郎

えっ

炭治郎

(それだけ?あっそうかこの濃い霧で俺と姉ちゃんが迷うと思ってるんだ)

炭治郎

(夜が明ける前に戻ればいいんだな簡単!俺は鼻が利く。鱗滝さんの匂いはもう覚えた)

炭治郎

(姿は見失っても道は間違えない)

グン ガッガッガッ

炭治郎

(石が飛んでっ...)

ズボッ ドスンッ

炭治郎

(落とし穴!)

夢乃

炭治郎大丈夫?

炭治郎

あ、あぁ

夢乃

それじゃあ私行ってくるね〜

タッタッタッ

炭治郎

もう姉ちゃんは行ったのか...

炭治郎

ほんとに姉ちゃんは凄いな

ガラガラ

夢乃

戻りました

鱗滝

(傷が1つもない)

鱗滝

罠に引っ掛からなかったのか?

夢乃

あぁ石とか飛んできましたけど避けました

夢乃

落とし穴に落ちそうになりましたけど宙返りして落ちませんでした

鱗滝

(この子は他の者と違うのか?)

鱗滝

...!夢乃額を見せろ

夢乃

え、あ、はい

鱗滝

(赤い火のような痣...)

がたどんがた

炭治郎

はぁはぁはぁ

炭治郎

も...どりました

鱗滝

お前達を認める竈門夢乃、炭治郎

ゆ🕊🤍

鬼滅の刃3はお楽しみいただけましたか!

ゆ🕊🤍

夢乃と炭治郎鱗滝さんに認められましたねぇ〜

ゆ🕊🤍

次回は鍛錬やもしかしたらあの2人が登場するかも?

夢乃

次回鬼滅の刃4

ゆ🕊🤍

楽しみにしててね☆

この作品はいかがでしたか?

71

コメント

1

ユーザー

えっ、ふっつうに間違えました。鬼滅の刃4じゃなくて鬼滅の刃3でした☆

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