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13 - 忌避進路番外編 アイスクリーム

♥

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2023年11月12日

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注意⚠️ この作品には以下の要素が含まれます!

・utit様のnmmn ・srr×mfmf(左右はあまり関係ないです) ・『君と僕の忌避進路』裏話までの内容

以上のことがよろしい方は、本編へどうぞ!

彼方さんが僕の食べる予定だった アイスを食べてしまった

真冬

もー!なんで食べちゃうんですか!?

彼方

…だって何も書いてなかったから

真冬

"書いてなかった"って、そもそも自分で買ったものじゃないのを食べるってそんなことしませんよ普通!

彼方

…………

この時僕は、ずっと無言で僕から目を 逸らしている彼方さんに少しイラッと きてしまって

真冬

……じゃあ、もういいですよ

真冬

僕、しばらく口ききませんからねっ!

彼方

……!

彼方さんの表情を無視して、僕は自分の 部屋に駆け込んだ

バタンッ!

真冬

…っ、はぁ……

後から後悔した所で、遅いのは わかってる

真冬

(悪いことしちゃったな……)

僕はそのままベッドに潜り込んで、目を 閉じて忘れようとした

真冬

(とにかく、明日謝ろう…流石に言い過ぎた)

その夜、僕はなかなか眠れずにいた

真冬

(…どうしよう、もう今からでも謝りに行った方が良かったり……)

真冬

(でも、この時間は寝てるかな…)

ガチャッ

真冬

っ!

その時、部屋に誰か入ってきた

まぁここは僕と彼方さんの住んでいる所だから、彼方さんしか有り得ないのだけど

彼方

……まふ?

真冬

…………

僕は咄嗟に寝たフリをしてしまった

真冬

(ここで寝たフリなんてしないで、素直に謝るのが一番いいんだろうな…)

彼方

…………

すると、彼方さんは僕のベッドの中に 入ってきた

真冬

………?

真冬

(彼方さん、何を……)

僕が不思議に思っていると、彼方さんが僕の背中に頭を押しつける

そして腕を回したから、僕が彼方さんに後ろから抱きしめられたような体制になる

彼方

………まふ

彼方

……"ごめん…、なさい"…

真冬

…!!

あぁ、やっぱり僕は

彼方さんに勝てないな

真冬

……彼方さん

彼方

っ!?

僕が彼方さんの方に体を向けると、彼方さんはびっくりしていた

彼方

まふ、起きて……

真冬

……僕もごめんなさい、ひどい事言っちゃいましたね

彼方

…!

真冬

…僕の事、許してくれますか?

彼方

……いい、よ

僕は安心して、彼方さんの後ろに腕を 回して抱きしめる

真冬

……それにしても

真冬

こんな謝り方されたの、彼方さんが初めてですよ

彼方

っ、だって…

彼方

…まふのこと、怒らせた事なかったから

彼方

謝り方が、わかんなかったんだよ…っ

暗闇でコンタクトもつけていないけど、彼方さんの顔が真っ赤になっていくのはよく見えた

真冬

…ふふっ

彼方

……何で笑ってんの

真冬

いや〜、可愛いなって思って

彼方

っ…!!

彼方

…可愛くない…っ

真冬

……明日、一緒に買いに行きましょう?

彼方

…うん

真冬

うーん…ここ最近で喧嘩したって言ったらこれくらいかなぁ…

へぇ〜でも基本は仲ええんやな

あの人も、そんな事すんだな…

真冬

まぁ滅多にそういうのはないし、彼方さんも僕も怒ったりしないからね…

(ていうかそれ、喧嘩っつーか…)

(ちょっとした言い合いやな…w)

彼方と真冬は、喧嘩のレベルが若干 低かった

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