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ハートを押す手が止まりません。どうしたらいいですか。もうあなたのおかげで、好きな朝菊にさらに火がつきました
私は、最近何度もアーサーさんに告白されている。
アーサー・カークランド
本田菊
アーサー・カークランド
あぁ、いけない。
ときめいてはいけない。
…なるべく軽く、かわさなくては。
本田菊
どうやって上手くかわそうかと思考を巡らせていたとき、タイミングよくアルフレッドさんが会議室に入ってきた。
アルフレッド・F・ジョーンズ
本田菊
本田菊
本田菊
私は、数百年前からずっと、アーサーさんのことをお慕いしております。
…想い人に「好きだ」と言われているのに、
私は好きだと言えず、あろうことか冷たくあしらわなくてはいけないなんて…
事の発端は、1年ほど前。
本田菊
本田菊
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
本田菊
本田菊
本田菊
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
本田菊
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
アルフレッド・F・ジョーンズ
という訳で、フランシスさんにお伺いしてみたところ、
フランシス・ボヌフォワ
と、快く了承していただけたので、フランシスさんにお願いすることに。
そうして、フランシスさんと白米を買いにショッピングモールに行ったときのことです。
フランシス・ボヌフォワ
フランシスさんの視線の先には、 カフェで女性と談笑しているアーサーさんがいた。
本田菊
本田菊
本田菊
フランシス・ボヌフォワ
その時。
アーサー・カークランド
本田菊
フランシス・ボヌフォワ
一瞬、時が止まったかのように感じられました。
その他の会話はなかなか聞こえませんでしたが、
「愛している」と言っていたことだけは、確かでした。
あんなにも愛しくてたまらないような表情、アーサーさんも…なさるのですね…
フランシス・ボヌフォワ
フランシス・ボヌフォワ
フランシス・ボヌフォワ
フランシスさんに肩を揺すられ、 はっとする。
フランシス・ボヌフォワ
本田菊
本田菊
フランシス・ボヌフォワ
白米を買ってフランシスさんに運んでもらった後、静かな部屋に1人になると、
先程のアーサーさんの、 声と、表情を、 思い出してしまう。
私がアーサーさんと結ばれることなどないと、わかっていたはずなのに。
失恋したとはっきり認識してしまうと、あまりに辛くて。
本田菊
その日は夜通し泣いて過ごしました。
ずっと前から募らせてきたこの想いを、私の中から完全になくすことは、 きっとできないでしょう。
…でも。
日本男児たるもの、女々しい想いを引きずるなんて情けないことをする訳にはいきません。
本田菊
本田菊
本田菊
本田菊
そう言い聞かせながら 1年を過ごしました。
なのに…
アーサー・カークランド
本田菊
本田菊
アーサーさんにはお慕いしている女性がいらっしゃるのだから、
私に好きなどと言うのは、おそらく政治的に何か企んでいるからでしょう。
諦めきれないと言っていたのは、おそらくそれほどアーサーさんにとって重要なことなのでしょう。
本田菊
あの告白に応えてしまったら、後々後悔することになるのはわかっている。
本田菊
本田菊
本田菊
なんて、積もり積もってこぼれ落ちた愛情は、少しずつ、歪んだ方向へと傾き始めていた。
本田菊