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この夜はいつ開けるのだろう。
いつもの散歩道。
今、この世界は
突然の隕石によって
空が見えない。
.........チリがまう
私の好きな空が、
私の大好きな空が...
いつまでも隠れたまま。
私の大切な人がいる空。
今は昼。
でも空は夜。
人類は初めて身の危険を感じた。
地球の裏側では
きっとたくさんの人が空に行っただろう。
この世界が、
晴れて、
私の彼が、
帰ってくるなら、
私はいなくなってもいい。
.........空が晴れない。
空がない。
空がないここは、
本当に必要だろうか、
ああ、
わかった。
この真っ暗な世界を、
丸ごと飛ばせばいいんだ。
何か爆発するものはないかな...
ああ、スッキリした。
fin...