わんく
注意! ・石丸が可愛そうなめにあっている ・適度な暴力表現あり ・絶望しかない ・希望ヶ峰学園入学前
それでもよかったらどうぞ↓
石丸
僕は記録を書いていた手を止め、呟く。
石丸
薄暗い路地を、僕は一人で歩いていた。
石丸
石丸
石丸
僕はがっくりと肩を落とした。
石丸
ふと後ろに気配を感じ、振り向いてみる。
しかし何もいない。
石丸
石丸
変に思いながらも、また歩みを進める。
石丸
しかし、またすぐ歩みを止めてしまった。
石丸
僕は思わず訪ねる。
恐らくその声は、とても情けないものだっただろう。
しかしそれも仕方ないと思う。
石丸
少し大きな声で言ってみる。
返事がない。
石丸
怯えながらも、僕はまた歩み始める。
コツ…コツ…
僕だけの足音が響く。
コツ…コツ
一定のリズムで刻まれる僕だけの足音。
コツコツ…コツ…コツコツ
僕だけの足音が響く。
僕だけの…僕だけの?
石丸
僕は思わず固まってしまった。
聞こえるのだ。僕のものではない足音が。
コツ…コツ…
…やはりだ。
僕はもう歩いていないのに、後ろから足音がまだ聞こえる。
石丸
やけに早い鼓動が耳に響く。
歯の震えが止まらない。
嫌な汗が止まらない。
コツ…コツ…
こうしている間にも、足音が近づいてくる。
僕は思いきって、後ろを振り返ってみることにした。
石丸
僕は勢いよく振り返り、話しかける。
石丸
しかし、その勢いもすぐ弱まる。
男
そこにいたのは、
とても不気味な男だった。
黒いパーカーを着て、黒いズボンをはいて、黒いメガネをつけて。
全身真っ黒な男だった。
石丸
そして僕をみた瞬間、
男
ポケットから何かを出して、
にやっと気味の悪い笑みを浮かべ
タッタッタッタッタ
こちらに走ってきたのだ。
石丸
僕は直感でそう感じた。
そして、僕は全速力で走り出す。
男
男はまだ追いかけてくる。
石丸
もうすぐ家につく。
あと少し踏ん張れば逃げ切れる。
石丸
僕の体力はどんどん削られていく。
男
それに対し、男はスピードを緩める気はない。
石丸
石丸
それでも僕は逃げ続ける。
しかし、後ろに気をとられ過ぎて
石丸
僕は転んでしまった。
男はその隙を逃さなかった。
手に持っていた何かを僕の体に押し付ける。
石丸
男
石丸
体に電流が走る。
僕は一瞬で、
意識を…
………………………
石丸
石丸
目が覚めたとき、僕は窓の小さい部屋の中にいた。
石丸
意識がまだハッキリしていない。
とりあえず体を動かそうとしてみる。
石丸
…動けない。
石丸
男
石丸
男
男
石丸
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!