隼人
ねぇ玲愛、あと何日で退院できるの?

玲愛
ごめんね😭
隼人、私もう退院出来なくなっちゃった…

隼人
え?どういうこと…

玲愛
病気新しく見つかったの…
まだ治す方法が見つかってないやつだから治せないって
1ヶ月後には私はいないって…

隼人
そんな…
玲愛、きっと治す方法は見つかる!
毎日見舞いに来るからな…

玲愛
ありがとう…
隼人も無理しないで…

隼人
玲愛、果物を買って今日は来たぞ!

玲愛
ありがとう…!
でも今ちょっと気分悪くて…

隼人
あ、後で食べてくれればいいよ!切って冷蔵庫入れとくね

玲愛
ありがとう
大好きだよ♡隼人

隼人
俺も

隼人
ねぇねぇ、玲愛!
俺な、仕事で大きなプロ…玲愛?

隼人
おい!玲愛!!

すぐに緊急手術が行われた
だが、どうやっても息を引き取ってしまう状況だったという
医者
あの、隼人さん

隼人
はい…

医者
玲愛さんの病室からこんなものが

1つの手紙だった
表には隼人へ
裏には玲愛より
と書かれていた
玲愛
隼人へ
隼人は元気?
私は恐らくあと1ヶ月も持ちません。だから、私が息を引き取った時にはこれを読んでね。自分が病気になりやすいのは小さいころから分かってました。だから、彼氏なんか出来ないだろうな…ってでも隼人だけは私の病気のことを知ってもそばにいて支えてくれた。本当に大好きだった。私が病気じゃなかったらずっと一緒に居たかった。だから、私が死んでもあの宇宙(そら)の下で待っていて。きっと、隼人は宇宙(そら)にいる私にも声をかけてくれるでしょう?大好きだよ。ずっと忘れないで。

俺はこの手紙を読んで泣かずにはいられなかった。
仕事なんて後回しにしてもっと玲愛のそばにいてあげれば良かったと思った。気持ちが溢れた。
隼人
俺も大好きだよ…

それから彼は毎日宇宙(そら)を見上げてこう言っている。
隼人
いつまでも大好きだよ。
