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なつ
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コメント
9件
さいっこーですね!?!?イラストも神でありがとうございます!!!!!!
最高です…😭 今日も一日頑張れます、本当にありがとうございます💗
またたびさんだぁ〜 泣 ちょうどお祭り行く予定だったからこのお話めっちゃ刺さりました。 投稿頻度はまたたびさんのペースで全然大丈夫なので、休みながら無理せず頑張って下さい!!体調に気おつけて!!
【ある年の夏祭り】
⚠︎attention! ・jptt付き合いたて幼馴染 ・挿絵(上手くない)あり ・恋愛描写あり ・とても久々に書いた(言い訳)
今日はただの夏祭り。
昔から毎年来ている夏祭り。
違うのは一つだけ。
ttが、俺の恋人になったこと。
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聞き慣れた声に振り向くと──
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浴衣姿のttが立っていた。
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二人とも照れてしまって、それ以上何も言えなかった。
夏祭りの喧騒の中、不思議なくらい大きく聞こえるのは、二人の鼓動だけだった。
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顔が赤いまま、2人は並んで歩き出した。
人混みで、手と手がぶつかる。
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なんてことを考えながら、出店が並ぶ道を歩く。
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たこ焼きの屋台に行くと、毎年屋台でボランティアをしているおじさんがいた。
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jptt
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出来立てで熱々のたこ焼きを、ふー、ふー、と息を吹きかけて冷ましている。
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一生懸命たこ焼きを冷ましている姿まで可愛く見えてしまうのは、もう重症なんだろう。
冷ましたたこ焼きを美味しそうに頬張るttを、じっと見つめる。
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そう言って、楊枝に刺したたこ焼きを俺の口元へ差し出してくる。
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……この人は無意識なんだろうか。
ttは、あーんとか気にしないタイプなのかな……?
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断るのも変だし、なんなら食べたい。
意を決して食べることにした。
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何事もなかったように、自分も同じ楊枝でたこ焼きを口へ運ぶ。
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一瞬考えてから、思い出したように頷く。
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顔を赤らめて慌てふためく様子は、正直すごく可愛かった。
そろそろ、花火が打ち上げられる頃。
広場にはたくさんの人が集まっている。
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人混みを抜けて、細い坂道を上る。
子どもの頃に偶然見つけた、小さな丘。
夏祭りの会場を少し離れたその場所は、人もいないし、花火も綺麗に見える。
毎年ここで、二人並んで花火を見てきた。
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もうそろそろ、花火が打ち上がる頃だ。
ttは打ち上げられる予定の場所をじっと見つめている。
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ドォォン!
夜空に、一輪目の花火が咲いた。
赤、青、金色。
色とりどりの花火が、夜空いっぱいに広がっていく。
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なかなか言い出す勇気が出ない。
すると、目線に気づいたのか、ttが振り向く。
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小さく笑うと、ttはそっと背伸びをした。
唇が、ほんの一瞬だけ触れる。
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照れ笑いを浮かべながら、もう一度手を繋ぐ。
夜空には、次々と大きな花火が咲き続けていた。
なんだか、今年の花火は、今までで一番綺麗に見えた。