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私たちの戦い。

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私たちの戦い。

1 - 私たちの戦い。

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11

2021年07月30日

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…此処で…

今日私は…。

此処から飛びさえすれば私は楽に…

これは私, 奏が1度は人生を諦め とある恩人さんたちに救われた話。

毒母

おい!奏!

は、はい…お母さん

毒母

洗濯しとけって言っただろ?!

で…でも…
宿題もまだだし…
それにこの量を1人だけじゃあ…

毒母

煩い!煩い!

毒母

口答えするな!

バシバシバシバシ…

う…あ…!

ごめんなさい…ごめんなさい…!

やります…。

ちゃんとやります…!
だから殴らないで……

毒母

ふん…。
最初からそういえばいいのよ。

毒母

全く…
何でこうも出来損ないなのかしらねぇ。

毒母

あーぁ。
あんたなんかホントに産まなければよかった。

……!!

毒母

何見てんのよ!
さっさと仕事しな!

はい…

((お母さんはいつもこうだ…。 私の事なんか1度も褒めてくれない…それどころか…いつも私なんか,あんたなんか産まなければよかったって言う…。お父さんが生きてた時は幸せだったのにな…。))

〜次の日〜

おはよぉ!!!

なぁ昨日のテレビ見たか?

見た見たー!あれでしょ?
なんか怪奇現象のやつー

そーそー!

あれマジ怖くてさ
俺しばらく寝れなかったわー‪w

ー楽しそうなクラスメイトの笑い声, 私はテレビなんて見る暇無いのに… 良いなぁ…。 そんなことを思ってるとふと声をかけられた。

なぁ!

ビクッ…

え…?

奏も昨日のテレビ見たかー?

あ…

えと…

ごめんね、!
その、私の家…テレビ無くて…
見れてないんだ…。

あ、、

そーなんだ!

なんかごめんな?

えー。奏ちゃんの家ってテレビないのー?

う、うん

何でー?
面白いのにー。

えと、そのね…?

私の家ってさ
ボシカテイ?ってやつだからさ💦

あ…

そ…っか

なんかごめんね💦

グイ…

行こ、、?颯君

お、おい
引っ張るなよ渚💦

バタバタと罰が悪そうに走り去っていった渚ちゃんと颯君。 やっぱりそうだよね… ボシカテイで その上テレビもないなんて言ったら引くよね…。

〜家に帰ってきて〜

((はぁ…。今日1日なんかみんなに気を使われてたなぁ…。))

(こーなるのなら,ボシカテイなんて言うんじゃなかった…。)

私がそんなことを思いながら洗い物をしていると いきなり扉が勢いよく開き 母が鬼の形相で入ってきて 私の襟を掴んだ。

ち…ちょ…💦

おか…お母さん…?

毒母

あんたねぇ!!!
今日学校の子達にうちがボシカテイだって言いふらしたんだって?!

毒母

それにテレビもなくて見る暇なんかないって!

あ…

でもだってそれは…聞かれたから…

毒母

はぁあ?!?!

毒母

何?聞かれたから全部素直に答えましたー。ってか?!

ビクッ…

う、うん…

毒母

バッカじゃないの?!

毒母

あんたのせいで私は大恥よ!!!

毒母

もういい!あんた今日のご飯抜きね!

え…っ

毒母

当たり前でしょ?!
親に大恥かかせたんだから!

……。

毒母

なによ。その目は!

え…?!

ドゴ!ガッ!ドゴドゴ!ガッ!

う、うう…痛い…痛いよ…お母さん…

毒母

ふん。

毒母

その痣,余計なこと言うんじゃないよ!

毒母

次また変なことでもいいでもしたら
その時はもっと酷い目に合わせてやるんだから!

う…う

そう言って荒々しく扉を閉めた母は出て行ってしまった。

…はぁ…

う…?!

痛…ッ?!

母にさっき殴られて蹴られたところが痛み出してきていた。

…っ…っ…

…はぁ

取り敢えず…お風呂に入ろう…

後からのことは…それから考えよ…。

チャプ…。

う…

やっぱり染みるなぁ…

…っ…う…うっ…。

…っっ…

私は声が漏れないように必死に声を押し殺して浴槽の中に顔を沈め泣いていた。

((どうしてお母さんは…こうなってしまったの…。))

(お父さんが生きてた時は…もっと優しくて笑ってたのに…。)

…のぼせちゃう前に上がって宿題しなきゃ…。

ー次の日ー

おはよー!

んー。

ふはほぉー。

あはは笑

また颯ったら眠そーにしてる笑

だって昨日のテレビも面白くてつい夜更かししてしまったんだよ笑

もー笑
授業中寝て怒られても知らないよー笑

あははは

……。

あれ?奏ちゃんー!

おは…よ

って?!えええええ?!

どうした…渚…
ってええ?!!

奏ちゃん?!その傷どうしたの?!

酷いアザ…。
誰かになにかされたのか?!

あ…えっとこれはね…。

あ…。

何かを言いかけてふと昨日の母の言葉を思い出した。

ううん、大丈夫!
昨日家の中で転んじゃって笑
階段から落ちてしまって怪我しちゃったんだ

えー?!大丈夫なの?!

保健室行くか?!
いや、その前に先生か?!

だ、大丈夫!

もうそんなに痛くないし…!

だけど…。

キーンコーンカーンコーン…。

あ!ほら!
朝の会始まっちゃうから行こ!

お、おう…

うん、、

(…ふぅ…。)

(これで大丈夫…だよね?)

ー1時間目が終わってー

(はぁ…。)

(次…体育…どうしよう…。)

(体操服の上からだと痣バレちゃう)

(そうだ…。)

(先生には悪いけど…嘘ついちゃお…)

私はみんながいなくなったのを見計らい,洋服のまま急いで体育館へと向かった。

先生

はーい。
体育の授業はじめるよー

先生

まずは欠席の人と見学の人のチェックするよー

先生

今日の欠席が○○さんで
見学がえっと…。

((バレませんように…バレませんように…。))

先生

渚さんと颯さんと奏さんね!

(えっ、?!)

先生

3人ともどうしたの?
休むなんて珍しい…。

あ、あのえっと…

颯&渚

お腹が痛いんです!

え?

あ、、?

先生

ププ、、笑
はいはい笑お腹が痛いのね…笑
2人とも見事に息ぴったりだったね笑

あ、あの…先生…

先生

どうしたの?奏さん?

その、えっと

あ、足が痛いんです…。

先生

そうなの、、?大丈夫?

先生

じゃあ今日はゆっくり休んでて
痛かったり辛かったらいつでも言ってきてね、、?

はい、

ー見学中ー

(はぁ…先生に嘘…着いちゃった…。)

(バレたらきっと先生悲しむよね…。)

そんなことを考えていると後ろからポンと肩を叩かれた。

わぁ?!

しー!しー!

大声出したら怒られるだろ?

あ、ごめん…。

そ、れ、よ、り!

なんで嘘ついたの?

え…?

その痣…
どうみたって転んだだけでは出来ないよね…?

…。

なぁ…奏…。

俺たち絶対に誰にも言わないから…

俺たちにだけはホントのこと言ってくれよ…。

そーだよ…

‪私…友達の奏が苦しんでるの見たくないよ…。

…2人とも…。

しばらくの沈黙の後 私は2人にお母さんにやられたこと 言われたことを全て話した。 どうしてそうなってしまったのか, いつからそうなったのかまで…。

…っ

そんな…

じゃああの時私たちがテレビの話した時も…?

テレビないって言ってたのは…
それを隠すため…?

…ごめんね

ううん、、
私の方こそごめん…。

俺もなんかごめん…

無神経なこと沢山言ってごめんね…

そ…そんな…
2人が謝らないで…
悪いのは私なんだし…

…よし!

…?

今日の放課後は3人でとことん遊ぶぞ!

え、?

ちょ、ちょっと颯?
聞いてた?奏の話ちゃんと

時間までに帰らないと怒られるんだよ?

…うん

だからさ

時間までに3人で奏の家に帰って
その時に奏の親に許可もらおーぜ

…!

でも、奏の親怖そうだよ?

だろーけどさ
まさか俺たちの前,
しかも近所の人もいる時間帯に流石に目の前で殴ったりはしないだろ?

確かに、、!

ありがとう…2人とも

颯&渚

おう! うん!

ーそして放課後ー

よし…行くぞ?

うん

(ドキドキ…。)

ピンポーン…。

毒母

はぁい?
全く…誰よこんな時間に…。

ガチャ…。

毒母

は?

毒母

奏何であんた
ちゃんと鍵使って開けないのよ。

あ、あのさ…
え、えっと…その

毒母

何よー!はっきり言いなさいってあれほどいつも言って…。

あ、あの!!
奏ちゃんのお母さん…。

毒母

あら?
渚ちゃん?
それに颯君まで…

毒母

どうしたの?

毒母

…!!
まさかこの子が2人に何かしたの?!そうなの?!そうなんでしょ?!ほんとごめんね?!

ち、違います

俺たち今から奏と3人で遊びに行きたいんです!
良いですか…?
遊びに行くのに一応許可貰わないとなって思って…。

毒母

あ、ああ…そーゆーことね…。
うん。いいわよ?
遊んできなさい

毒母

そうそう、ちょっと2人とも先に離れててー?
奏。ちょっと来なさい。

はい…

ー颯の携帯の録画機能を使い 家の中へと入るー。

毒母

あんたねまさかあの子達に余計なこと喋ってないでしょうね?

い、言ってないよ…。

何も言ってない…。

毒母

ほんとにそうでしょうね?

うん、、

毒母

まあいいわ。
もしこれで何か言いでもしてたら
…分かってるでしょうね?

あ、、は、、はい

毒母

全く…
なんで今から遊びなのよ…大体。
やってもらうこと沢山あるって言うのに…。

ご、ごめんなさい

毒母

まぁいいわ。
帰ってきたら覚えときなさい?
今日は夜まで寝かせないつもりだから。

う…は…はい

毒母

ほら。早く行きな。
待ってるんでしょ?あの子たち。

う、うん

じゃぁ行ってくるね…

パタン…。

ふぅ…。

バタバタバタバタ…

大丈夫だったー?

早く行こーぜ?

公園までダッシュなー

うんー

そうだねー早く走ろー

毒母

…ふん。

ー公園までの道のりー

ねぇ、
なんでさっきはわざと棒読みだったの?

ああ笑あれな笑

ああやってれば
奏のおばさん誤魔化せるだろ?

少しでも仲良い言葉言ってれば
奏が家帰った時に何も言ってないってわかるだろ?

うん

確かに……。

そっか,あれは颯の作戦だったんだ?

そーゆー事。

念の為携帯預かるぞ?

う、うん

さっきお母さんと家に入った時の…多分録音できてる…。

おう。

頑張ったね…

じゃあちょっぱやで
公園行こうぜ。
んで誰も人いないとこでこれ聞こう。

うん

うん

ーそして公園に着き,録音を聞くー。

ーピッ… 録音を再生します…ー。

うわ…何だよこれ…。

え…嘘…。

何で…?

録音が…途切れてる…

私たちが大急ぎで公園で再生した録音は 何故か途中で途切れていた… それもお母さんにとって都合のいいところでー。

おばさんにもしかして何かされなかったか?

あ…

そういえば家を出る時に…。

ー回想ー

毒母

あ、待ちなさい
出かける前にトイレに行っときな。
遊んでて途中で…っての1番シラケるし最悪だから。

うん…?

分かった。

ー荷物を置く奏ー。

きっとその時だよ!!

そーだろうな

確かに…お母さんがやけに優しい笑顔してるなって思ってた…。

あー…クソ…。

どこまであのおばさんはキチクなんだよ…。

…クソ

あ、待って?

ん?

どしたの?

もしかしたら…
私の…自分の方の携帯に入ってるかも…!そっちは常に持ち歩くようにしてたから…。

!!

!!

録音できてるか探してみる…!

ー数分後ー

あ!あった!

お!

流してみて…?

ジジっ…ジー…。

い、言ってないよ…

毒母

まさかあの子達に余計なこと喋ってないでしょうね?

毒母

まぁいいわ。

毒母

もし何か話しでもしてたら…
分かってるでしょうね?

…は、はい…

毒母

全く…大体なんでこんな時間に遊びに行くのよ…
やってもらうこと沢山あるって言うのに…
まぁいいわ。今日は夜まで寝かせないつもりだから。

…っ…はい

毒母

ほら早く行きな!
待ってるんでしょ?あの子たち。どうせ。

う、うん…

じゃあいってきます…。

パタン…

ー録音ヲ終了しましたー

…そんな…酷い

よし。念の為今の録音
俺の携帯に送ってて?
そして送った履歴,録音は全部消してて
そうすればバレないし
何かあった時俺たちで動けるから。

うん…分かった。

よし。これでいい。

そして渚

う、うん?

何かあった時のために,渚の姉ちゃんを呼んでて?
内容まで伝えなくていいから。話があるって言って呼んでて。

わ、分かった。

私たちがそんな話をしていた時 急に私の携帯が鳴り響き お母さんから電話が掛かってきた。

毒母

不在着信

不在着信

毒母

不在着信

不在着信

毒母

不在着信

不在着信

わ…っ

お、お母さん…?

ヤバいな…もうバレたか

え、?

どーゆー事?

あいつ。オバサンガチャここに来るってことだよ…。

…!!!!

何で?どうして、?

分かんねぇ…けど

まずいことにはなってるってことは確定だな…。

そ、そんな…

渚!!早くねぇさん呼んでてくれ!

念の為俺は俺の親父に連絡入れとくから!

う、うん。分かった。

ー数分後ー

毒母

ちょっと?!

毒母

奏!!!

グイッ…。

きゃあ、、っ?!

毒母

なんであんたLimeも
電話も見ないし取らないのよ!!

ご、ごめんなさい

毒母

それに今何時だと思ってんのよ?!

毒母

とっくに渚ちゃんも颯君も帰ってるじゃないの!!

え…?!

そう言われ私が辺りを見渡すと確かに渚と颯は此処には居なかった。 その代わりに茂みのところに隠れて 口パクで必死に「大袈裟に謝るフリして!大丈夫!!証拠は俺たちが撮ってる!」そう言っていた。

毒母

ほら!帰るよっ!

グイ…っ!

い、痛い…!痛い!!

ごめんなさい…!!ごめんなさい…!!お母さん…!!

許して…!!許してください…っ!!

もうしません…もうしませんからっ…

毒母

なっ…?!ちょ…はぁ?!?!

毒母

あんた何して…っ!

通りすがりのおばさんA

嫌ねぇ…あんな小さい子を…

おばさんB

恥ずかしくないのかしら…

通りすがりのおばさんA

遊ぶくらいいいじゃないのねぇ…?

おばさんB

それにまだ5時よ…?

おばさんB

6時とかならまだしも…ねぇ?

AB

ヒソヒソ…ヒソヒソ…

毒母

〜っっ…!!

毒母

帰るわよ…っ!

あ…

…ふふっ

毒母

何笑ってるのよ?!?!
さっさと歩きなさいっ!!!

ー私はお母さんに腕を引っ張られながら家へと着いたー。

バン!

毒母

ああああー!!恥ずかしい!!

毒母

なんなのよ?!さっきのは!

バシッ!バシバシバシっ!

毒母

そんなにお母さんのことを辱めたい訳?!ねぇ?!?!

バンバンバンバン!!!

毒母

何とか言いなさいよ?!ねぇぇぇ?!

……。

毒母

なっ…何よぉ?!その…私を馬鹿にしたような目は…っ!

毒母

もう怒った、、!
あんたなんか要らない!!!
ほんとに…産まなければよかった…!
出ていけ…!!出ていけよぉぉ…!!

毒母

う…うう…う…。

キイ…パタン…。

(産まなければよかった…産まなければよかった…はっきり言われた…。)

もう…いいやぁ。

でも、、
あははっ…笑

お母さんの…暴言…暴行…
してるとこ…ちゃんと取れてよかった…。

…ふっ…ふふっ…あははっ…。

もう…いいよね?頑張った…よね?
ねぇお父さん…?私もう…そっちに行っていいよね?

そう言って私は屋上へと駆け上がり, 鍵をこじ開け,鉄格子へと手をかけた。 真上から見た世界は,なんだか不思議と綺麗な気がしてた。 今まで自分が歩いていた道。 手を繋いで歩く幸せそうな家族。 それら全てが幻想のように思えた。

…ごめんね…?皆

…トッ…。

バン!

やっ、やめろ…!

ぎゅううう…。

へ…?

わあああん…奏のバカぁ…!

何で…なんでひとりで飛ぼうとしてるのさ…!

私…私っ…
もしかしてって…嫌な予感してたから…
だから…だからっ…颯と一緒にもう一度…奏の家に行こうって…行こうとしてたら…
上を見たら…っ
奏が…落ちようとしてたから…っ
急いで…ここへ来たのっ…!!

一瞬の出来事に何が起きたのかわからないでいた。 ただ一つだけ分かることは 私は何故か颯に抱きしめられていて, 渚は号泣しながら私の手を握って離さないことだった。

…あ…。

渚…?

それに颯…。

私…何…しようとして…?

大丈夫…!!もう…大丈夫だから…。

もう…奏が…お前が無理して笑わなくていい…苦しまなくてもいいから…。

大丈夫だよ…もう全部…終わったから…。

え、?

ど…ゆ事…?

ーその頃家ではー

毒母

う…う…。

毒母

ひぐ…ひっ…。

ピンポーン…。

毒母

あ…。

毒母

…戻ってきたの?

毒母

なぁんだ…クスッ…
やっぱなんだかんだ言って私のところに戻ってきてくれたんだ…!!!
やっぱりあの子は私がいないとダメなんだ…!!あははっ!

毒母

ふふっ、今開けるから…
さぁ…どんな仕打ちをさせようかなぁ…クスッ…クスッ…。

ガチャ…

毒母

ちょっと…奏ー?
どこに行ってたの…よ…?

毒母

え…?!ちょ…ちょっと待っ…!!

警察A

警察だ、、!大人しくしろ!

毒母

えっ?!えっ?ちょ、待っ、待ってよぉ!!

毒母

わっ、私が何したって言うのよ?!

毒母

私はただ…
娘の帰りを待ってただけで…っ!

毒母

触らないで?!触らないでよぉぉ!!

毒母

いゃああああ!

ドタバタドタバタ…。

????

いい加減にしないか!!

毒母

…あ!

毒母

アンタは…!

毒母

何であんたが…!!

颯 父

颯から
息子から全て聞かせてもらった!

毒母

あ、あんたにはカンケー無いでしょぉ?!

毒母

たかだか父親如きで家の中にまで入ってきて…!

毒母

ちょっと?!バカ警察!!

毒母

こいつを!!不法侵入で捕まえなさいよ!

警察A

颯 父

私がその警察だが??
何か?

毒母

ふわっ?!?!?!

毒母

け、kkkk警察ぅぅ?!

警察A

うわ、ツッコミ下手くそか…。
動揺しすぎてラッパーみたいになってっし。

毒母

はっ!

毒母

そ、そうだ!

毒母

奏は?!

毒母

奏をどこにやったの?!

毒母

返しなさい!返しなさいよぉぉ!!

警察A

うぉ?!また暴れた!!

バン!

颯&渚

いい加減にしろよ!
してよ!
おばさん!
ちゃん!

毒母

あ…!
あんた達!

毒母

言いなさい!!奏を…!!私の娘をどこにやったのよぉぉおおお!!

グイッ…

颯 父

颯…!!
颯から手を離せ!

…っ!

…そんなに知りてぇなら
教えてやんよ…!

毒母

ふふっ、いい子ねぇぇ?!
さああ早く教えなさいっっ!!

奏は!!
あの子は今病院にいるよ、、っ!!

毒母

は…?何…でよっ…!

毒母

あんた達…!!あの子に何かしたのっ…?!

グイイイッ…。

っ…!!!
ケホ…ケホ…っ

!!

渚…っ!

颯 父

渚ちゃん…!!!
渚ちゃんから手を離せ!離しなさい!!

だい…大丈夫…私は…大丈夫っ…

毒母

さあああ!!言え!!言うんだ!!!
奏に何をした?!なんであの子が病院にいる?!いえ!!言うんだ!!
じゃないとお前のこの首をへし折ってやるぞ…!!

…っ…!

あああっ!やめろっ…辞めてくれ…っ

父さん…!!父さん…!
このままじゃあ渚が…!〇んじゃうよ!

パァン…。

毒母

え…?え…?

???

いい加減になさい!

毒母

え、あ…お母さん…?

ザワっ…

自分の大切な子供にまで手を挙げて

挙句に他所様の子供にまで手を挙げてしめ○そうとするなんて…!

私はあなたの事をそんなふうに育てた覚えはないわよっ!!

それに!あんたが知りたがってた奏ちゃんがなんで病院にいるのかだって
元はと言えばあなたがあの子を追い詰めて追い詰めて…
そのせいで今日あの子は,,あの子は…
屋上から飛び降〇り自〇しようとしてたのよ?!

毒母

っ…?!
え…?

すんでのところで
この子達が助けてくれたのよ…!
それをあんたは…アンタって子は…!

毒母

そ…んな

ヘナヘナ…。

ケホッケホッ…ケホッケホッ…。

大丈夫か?!渚…!!

…っ…うん

大丈夫…だよ

先生

渚…っ!

お母…さん?

先生

ああっ…もう…あんたはいつもいつも無茶ばっかりして…っ!

…ごめんなさい…

先生

大丈夫…大丈夫っ!

キッ…!

先生

奏のお母さん!

先生

どーゆー事ですかこれは!

先生

様子がおかしいと思って着いてきてみたら!

そう、だった…の

バタン…

先生

渚?!

渚っっ?!

????

大丈夫

????

安心して眠ってるだけだから。

先生

瑠璃?

先生

なんでここに?

瑠璃

お母さん。

瑠璃

私は渚と颯君たちに呼ばれたのよ。
何かあった時に来てて欲しいって。

先生

そう…だったの

瑠璃

奏さんのお母さん

毒母

…はい

瑠璃

奏ちゃんは大丈夫です

瑠璃

ちゃんと適切な治療をして
今は安心したようにベッドで眠っています。

毒母

あ…あ…

ペタン…。

毒母

良かっ…よかった…。

いいわけあるか、、!

颯 父

颯。

父さん…!

颯 父

颯。お前は渚ちゃんを連れて
渚ちゃんのお姉さんと一緒に志崎病院へといけ。

お、おう。分かった。

ーそして病室ー

…ん…う…?

…こ…こは?

颯&渚

あっ!

気がついた、、?

ここは病院なんだ…

あの後お前倒れてここに運ばれてきたんだよ

そう…なんだ

……!

お母さん…

お母さんは…?!

…あ

…その…ね

…多分お前の…
奏のおばさんは捕まる。

……!!!

ちょ…颯…!

いいから!

…っ

…おばさんは奏に対するギャクタイ,
それと…
…渚に対するサツジン未遂罪に問われるらしい。

え…?

おばさんはさ
渚の首を絞めて〇そうとしたんだ

……!!!

…めん…

…ごめんね…っ
私のお母さんがそんなこと…っ

ううん、私は大丈夫…

それよりさ
早く元気になってまた一緒に学校行って
また一緒に遊ぼうよ…?
また一緒に私の家でルカちゃん人形で遊ぼ?

そーだぞ!

今はとにかく元気になって、
自分のことだけを考えてれば良いからさ。

ありがとう…ありがとう…っ

コンコン…

はい

瑠璃

調子はどう?大丈夫?

記憶が朧けな所もありますが
何とか大丈夫みたいです

瑠璃

そう…それなら良かった

瑠璃

あなたが目を覚ますまでずっとこの子達傍から離れなかったのよ

そう…なんですか?

早く目を覚まして欲しかったから…
それにね?颯なんてね?
目を真っ赤にしながらずっと名前叫んで泣いてたんだよ?

ちょ?!
な、何言ってんだよ!💦

ふふ。ありがとう…

お、おう

瑠璃

あのね?奏ちゃん。

はい

瑠璃

確かに辛かったかもしれない。
けどもう今回みたいなことはしたらダメ。
奏ちゃんに何かあったら残された人達はすごく悲しむし
何より辛いの。

はい…ごめんなさい

瑠璃

ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙

瑠璃

よし!今日はお姉さんがたくさん美味しいもの食べさせるぞー!

やったー!

っっし!

い、いいんですか?

瑠璃

遠慮なんかしなくていいのよー!
思いっきり遊んで思いっきり甘えていいのよ!

ーその後ー

あははっ笑このテレビ面白いー笑

こらー笑奏ちゃんー?
宿題は終わったのー?笑

あ!おばぁちゃん笑
まだやってないー

あらあら笑
分からないところあるのー?

ここが分からないんだー。
おばぁちゃん教えてー

ふふ。いいわよー

ニュースキャスター

続いてのニュースです。
〇月〇日にあった事件についての続報です。
検察は被疑者の瑠樺被告を殺人未遂,虐待などの罪で懲役5年を言い渡しました。

…あ

…終わったんだ。これで

良かった。ホントに。

あの時はどうなるかと思ったけど 思い切った行動に出てよかったと思った。 そうでもしないと私は未だにあの牢獄。監獄の中に閉じ込められていたと思うから。 ほんとに私を助けてくれた2人や,おばぁちゃん,先生たちには感謝してもし足りない。 これからこの恩は少しづつ返して行こうと思う。

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コメント

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ユーザー

わわわ!💦急いで作ったもんで誤字脱字ありましたね💦 ごめんなさい💦

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