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レント
ヒラヒラと舞う 薄ピンクの花びら
日光に照らされて キラキラ光ってる
明るい水色の空には 今の僕には眩しすぎるくらい 光り輝く太陽
レント
レント
あの日のように ベンチに座る
ぼぅっとたそがれてみる
─────────────
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レント
桜咲_サキ
ほわっと香る 春の花畑みたいな香水の匂い
サラサラした髪に 綺麗な白い肌 ほんのりとピンク色の頬
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
やっと会えたんだ
レント
桜咲_サキ
レント
レント
桜咲_サキ
何か話していないと サキは消えてしまうのではと 不安だった
桜咲_サキ
レント
サキが何を言うのか 怖かった
「もう会えない」 とかそんな言葉は聞きたくなかった
桜咲_サキ
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
レント
桜咲_サキ
僕は目を疑った
嘘だと信じたいけど その光景はあまりにも鮮やかだった
レント
桜咲_サキ
サキは体を縁どるように 周りから薄くなっていた
消えた体の部分は 一瞬光る その時薄ピンクに光るのだ
桜咲_サキ
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
サキは薄く笑う
何故か今言わないと いけない気がした
桜咲_サキ
レント
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
桜咲_サキ
レント
ひらひらと舞う花びらに 紛れて消えてしまった
やっぱり僕は 桜の事が嫌いだ
大切な人を奪うのだから
レント
僕は空を眺めた まだ空には居るんじゃないかって
───────────
何となくまた公園に来てしまった
昨日の記憶が鮮明すぎて ここに来ないと 落ち着かない気がした
でもいつものベンチには 先客が居た
レント
思い出のベンチに 勝手に座るなよなとか 思いながら通り過ぎようとすると
桜咲_サキ
レント
サキみたいに ロングヘアじゃないけど
黒い毛じゃないけど
どことなくサキに似てる
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
桜咲_サキ
レント
桜咲_サキ
桜咲_サキ
桜咲_サキ
レント
レント
桜の咲くこの季節に 僕はまた恋をするみたいだ
❦ℯꫛᎴ❧