コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
口調不安定
オリジナル設定
小説自体初心者
……OK?
炭治郎
善逸
善逸
炭治郎
伊之助
伊之助
炭治郎
その場にゴチンという音が響き渡る。
ここまでの会話はとても平和的ではないが、いつも通りの微笑ましい 光景。
これまでの流れを見ていた義勇はため息を つきながらも、弟弟子である 炭治郎の笑顔に少し口角が上がる。
いつも笑顔でいる 炭治郎は、きっと無口で無愛想であろう 自分を兄弟子として 今でも慕ってくれた。
本当に太陽のような子供だとしみじみ 思う。
無論、そんな太陽を自分の物にしたいと思う 愚かさも……
貴方だけの光になれたなら
これまで ずっと願っていた事。
禰豆子を人間へと戻し、鬼舞辻無惨の首を落す事。
そして、鬼を全て滅ぼす事。
それが もうすぐ、叶おうとしていた。
禰豆子は人間に戻ったらしく、無惨の首も後 もう少しで届く。
沢山の鬼殺隊の人が死んでしまったが、その人達のおかげでここまで 来れたのだから 悲しんでいる暇はない。
しかし本当に、昨日 善逸や伊之助と取っ組み合いをしていたのも嘘のようだ。
……それが義勇さんに 見られていた事はかなり恥ずかしかったが。
……それにしても、自分は今 上弦の参と戦っていたはず。
しかも苦戦していた。
なのに、何故 こんなに考え事をする暇があるのだろう。
ここで、自分は気を失ってきるのだと気づいた。
つまり、今 義勇は1人で応戦しているのだ。
そんな時に自分はゆうゆうと寝ているなんて……
俺は慌てて 目よ覚めろと 、意識を活性化させようとする。
そしてようやく開いた目にうつるのは……
炭治郎
義勇
上弦の参は倒せたようだが、見るからに重症を負っているのに、いつもと変わらない義勇の姿であった。
炭治郎
炭治郎
自分を守るためについた義勇の傷だらけの姿に、思わず涙がポロポロと流れる。
正直 上弦相手に柱でさえ無傷は難しいと言えども、堪えきれず泣いてしまった自分が情けなくて仕方なかった。
そんな時、いきなり 義勇の澄んだ水の匂いに体が包まれる。
炭治郎
そう、抱きしめられたのである。
義勇
義勇
炭治郎
普段そんな事を絶対言わない義勇が微笑みながら言った言葉に、顔を真っ赤に染める。
そして同時に涙も止まらなくなった。
炭治郎
炭治郎
炭治郎
炭治郎
それを聞いた義勇は 一瞬驚いたように目を見開いたが、また先程のように微笑んだ。
義勇
義勇
それを聞いた瞬間、ずっと義勇を抱き締め返していた手のひらを離し、義勇の顔をつかんで 思いっきり頭突きをかました。
いきなりの自体を飲み込めない義勇の顔をこちらへ向かせ、未だに涙が溜まる瞳で見つめる。
炭治郎
炭治郎
炭治郎
炭治郎
炭治郎
そう 泣き顔のまま言い切った炭治郎に、義勇はいまだに 目を白黒させていた。
そんな義勇を炭治郎は今度は自分から抱きしめ、頭突きした部分的を撫で口づけを落とす。
義勇
炭治郎
炭治郎
やっと涙がとまった炭治郎は、笑顔でそう言い放つ。
勿論、義勇からの答えはひとつしかない。
義勇