はゆる(テスト返しやだ)
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注意!(補足) ・青桃、桃青死ネタ ・BL要素あり ・流血表現あり ・主の性癖あり(は?) 地雷さん、苦手さんは絵描きましょ?() ((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆【通報】('ω'乂)ダメー やめてください!! されたら主泣きます。
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これが、最後の夏。
そう言い聞かせてあなたの隣で歩く、屋台の並ぶ神社。
この祭りも終わりが近づき、ラストの花火の準備が進められてる。
今日のために頑張って着付けた浴衣。
結局あなたはなにも言ってくれなかった。
似合ってる、の一言くらいくれてもいいのに。
そんなあなたも好きだけど…。
なんて思うくらい、 俺はもうあなたに溺れてるのに。
あなたは、まだ俺を無視するの?
下駄を鳴らしながら暗い道に出る。
カラン…コロン……
と、軽やかな足音。
俺たちの心とは正反対な浮かれたような音。
俺らの心は沈んでいく。
どんどん、深くまで。
とっておきの場所で、最後の花火をみたいから、一生懸命探したんだよ?
無言ばっかりなんだから。
一言でもいいからなんか言ってよね。
ないくん⚃
……。
ないくん⚃
……。
ないくん⚃
……。
ないくん⚃
ないくん⚃
なにを言っても、返事が来ることはなかった。
ないくん⚃
ヒュー ドーーーーン
始まった。これが、ほんとうに最後。
明日にはもう、あなたは俺の隣にいない。
ないくん⚃
ないくん⚃
ないくん⚃
ヒューーーーー
パチパチバチパチパラパラバラバラッッ…
ないくん⚃
ラストの花火。
光、光、光。
暗闇の全てが光で包まれる。
ふいに、あなたのいるはずの隣を見る。
ないくん⚃
俺の愛した青髪の青年がそこに…、 いるはずだった。
ないくん⚃
でも俺の瞳が捉えたのは、
悲しげなような、それに加え複雑な表情をした、
りうちゃん⚀
赤髪の青年だった。
りうちゃん⚀
嘘だ。
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
──嘘だ!──ッ
なんでりうらがいるの!!
ないくん⚃
りうちゃん⚀
ないくん⚃
ないくん⚃
りうちゃん⚀
…………は?……
……。
────返してよ。
俺の、大好きなまろを…。
ないくん⚃
りうちゃん⚀
ないくん⚃
りうちゃん⚀
ないくん⚃
ないくん⚃
りうちゃん⚀
りうちゃん⚀
りうちゃん⚀
りうちゃん⚀
りうちゃん⚀
あにき⚅
……この声は、あにき……?
しょうちゃん⚂
初兎ちゃん…、
いむくん⚁
ほとけっち…。
...みんな...、なんで...。
ないくん⚃
ないくん⚃
口は止まらない。
言葉になっているかもわからない嬌声が暗くなったあたりに響く。
でも、みんなが悪いんだよ。
みんなが俺たちのこと、引き離すから…ッ
りうちゃん⚀
りうらのか細い声。
プツッ
と、俺の中で何かが切れた音。
………あれ…?俺たち…?
まろは、どこ?
まろって...、
誰...?
あぁ、みんなに大きな声出しちゃった。
りうらにも謝らなきゃ。
俺、誰のためにこんな躍起になってたか分からないや。
ないくん⚃
りうちゃん⚀
ないくん⚃
「俺ら、“5人”で。」
夏の思い出。
ある年の夏祭り。
君は彼を庇って、命を落とした。
君が息をしなくなったあと、血を流し倒れる君の頭を膝に乗せて、彼は道でずっと涙を流してたんだ。
それから、彼は楽しい思い出になるはずだった夏祭りを、『妄想』とし、その世界に縋りついた。
彼の浴衣は今も君の血で染っている。
黒く変色して固まった血。
ずっと、あの時のまま。
もう妄想の記憶はないようだ。
妄想を切り捨て、真の絶望へ堕ちてしまったらしい。
君なら、そんな彼をどうした?
どう、救い出した?
エンドレス・サマーダイアリー [完]
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213タップお疲れ様! 見てくれてありがとう!! また別の作品でお会いできたらうれしいです。
コメント
51件
やばい過呼吸起こしそう……! 伏線の張り方うまぁ…… 妄想だから返事がなかった……のか?桃はまだ青がいると思い込んでたんだね。最後が"5人"ってなってたってことは桃は青の存在自体を記憶から消した……?だったら青が庇ってくれたって記憶も…… 闇深いなこれ…(そういうのが好物)
初コメ失礼します。 凄い伏線とか作り込まれていて凄いです…!天才確定ですね。めっちゃ好きです!
こーゆーの大好き!!もう好き!!闇深いの好き!!表現が凄すぎてやばい。好き。 あと誤字ってるよ((おい 最後のシーンのところ((おい 青くんと前付き合ってた桃くんは数年前2人で夏祭りに出かける。 その日、桃くんを助けるために青くんがタヒんでしまう。 そこから数年、毎年この日になると青くんのことを思い出して、その日に居るような感覚に桃くんはなってしまう。 それに毎回メンバーは振り回されて。