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君の心の声を聞きたい

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君の心の声を聞きたい

2 - 神様なんていない

♥

114

2024年08月24日

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ドカッ

あき

う”…

ゴッバキッ

校舎裏で響く、俺の体から出る不快な音と俺のうめき声、そして…

いじめっこ

今どっかバキッって言ったくね?w

いじめっこ

やばすぎwww

人を馬鹿にする笑い声

いじめっこ

骨折れたらやばいし今日はやーめよ!w

いじめっこ

じゃーなww

これらの音を毎日聞くようになったのは、いつからだろうか

あき

そんなの、もう、覚えてないや、

俺の目からはもう、涙すら出てこない

体がもう限界ってことだ

あき

っ!、

痛い体を動かして、 俺は走り出した───

バンッ!!!

あき

はぁ、はぁ、

走ってきて、扉を勢いよく開けた先は屋上

もう学校は終わっており、放課後の時間のため、薄暗い

ぼんやりと景色を眺めながら、呟いた

あき

神様なんて、、いないんだっ

俺は神様を信じていた

神様は弱いものの味方をしてくれるのではないかと

でも、「最後」まで神様は味方をしてくれなかった

あき

酷い世の中…w

ジャンプして、フェンスの上に乗る

バランスを保ちながら、ゆっくりと立つ

あき

風、気持ちいいな

あき

自然は俺の味方をしてくれるのかな?なーんてw

あき

あき

神様はいなくても、守護霊でも入ればよかったのに…

あき

なっ!

言いきった瞬間に思いっきりジャンプする

目を閉じて、「来世では幸せになれますように」なんて願おうとした時…

グイッ

あき

いった、、

手首に何やら痛みが走った

あき

なん、だ?

目を開けるとそこには───

君の心の声を聞きたい

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