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シュナ

シュナ

うぅん……

シュナ

ここ………は?

ハル

おはようさん

シュナ

ハル………

シュナ

ここは何処なの?

ハル

ギルドの持つ病室だよ

シュナ

私は生きてるの?

ハル

ギルドの病室にいるからそらね

シュナ

あの後ってどうなったかわかる?

ハル

私も気を失ったから聞いた話で良ければって感じかしら

シュナ

それでいいよ

ハル

聞いた話だとあの後ギルドの人がやってきてカエデと一緒に切り抜けたらしいわ

シュナ

それじゃあカエデくんにはお礼言わないと

ハル

あの子のおかげで生きてるもんね私ら

シュナ

うん…

ハル

ハル

何浮かない顔してんだい

ハル

上手くいかないってしょぼくれてんならそれは違うよ

ハル

今の私らにあのレベルは無理難題を押し付けられていたようなものだ

ハル

それを誰一人欠けることなく生還してクエストもクリアした

ハル

それだけで充分すごいことなんだよ

ハル

役に立てなかったなんて思うのはそもそもの考え方が違うよ

シュナ

シュナ

そうかもしれないけど…

シュナ

それでももっとやりようがあったかもしれない

シュナ

そう考えるとやっぱりモヤモヤして…

ハル

完璧なんて目指さなくていいだよ

ハル

目指そうとするだけ無駄なもんよ

ハル

でも、強くなりたいと願うのはいいことよ

ハル

それを活力に生きる道が見えてくるからね

シュナ

うん

シュナ

私も強くなる

シュナ

今出来ることからでいいからとにかくやってみることにするよ

ハル

それがいいさ

ハル

さて、そうと決まればちょっと運動だ

シュナ

病み上がりで運動って結構きつくない?

ハル

ギルドお抱えの医療班のおかげでほぼ全快だよ

ハル

だからそこまできつい訳じゃない

シュナ

そうなのか、な?

ハル

んじゃとりあえず私についてきて

シュナ

ここは…

ハル

ただの森よ

シュナ

なんでこんなところに?

ハル

言ったでしょ運動するって

ハル

で、その運動だけど

ハル

あなたに無理やり『才能開花』の扉を開けさせようと思ってね

シュナ

え?

シュナ

才能開花って私の持つ『騎士』じゃないんですか?

ハル

半分正解半分不正解かな

ハル

思い出して?

ハル

レッドグリズリーとの戦闘で私が何したかを

シュナ

ハルさんが何をしたか……

シュナ

シュナ

そう言えば何か技を使ったような…

ハル

そう、その技が才能開花の扉を開けた証拠よ

ハル

あなたの目的がアウルートの騎士ならこれは出来ないと

ハル

スタートラインにすら立てないと思っておきな

シュナ

そ、そんなすごい世界なのね……

ハル

ま、いきなり出来て使いこなせるものでもないから気長にやるわよ

シュナ

具体的にはどうすれば?

ハル

カエデとの剣の基礎練習の時言われなかった?

ハル

なんかこれが一番才能開花の力を使えるものだ、とか

シュナ

確か今の私な場合は初撃が大事で

シュナ

その初撃もただ切りつけるのではなく

シュナ

鞘から剣を出すっていういわゆる抜刀が要って言われましたね

ハル

じゃあまず最初の扉はそれからだね

ハル

いついかなる時も最初の抜刀で才能開花を発動できるようにするのよ

シュナ

そんな難しいことをいきなりやるの!?

ハル

正直シュナの戦闘スタイルは騎士の中でもかなり異質よ?

ハル

女性騎士ってだけで貴重なのにさらに攻撃に特化した戦闘スタイル

ハル

守りを捨てて攻撃に転じるのがアンタの強みになるわけ

ハル

でも今はそのレベルには達してないから

ハル

下積みとして抜刀術を学んでるの

シュナ

それ聞くとほんとに異質ですね私

ハル

ま、異質だけどこれ出来たら強いのは間違いないし

ハル

強さを求めるなら変な固定概念に囚われる必要もないと思うしね

シュナ

ですね

ハル

さてそれじゃあ早速練習に移るけど

ハル

流石に真剣では危ないので

ハル

模擬戦なんかに使われる木の剣を渡しておくわ

ハル

私も木の槍斧を持つ

ハル

あとやることは単純よ

ハル

あなたはひたすらに私に対して抜刀術を繰り出すだけ

シュナ

本当にそれだけ?

ハル

えぇやることはそれだけ

ハル

けど、私も黙って見てるだけとは限らない

ハル

妨害もするかもしれないししないかもしれない

ハル

そんな駆け引きすらもあるのを忘れないでね

シュナ

分かりました

ハル

それじゃあスタート

シュナ

シュナ

(基本はあの自然な抜刀をイメージする)

シュナ

(ほぼ無意識で出来るようにならないと)

シュナ

(多分この練習は意味が無い…)

シュナ

(まだハルさんはあの場から動いてはない)

シュナ

(なら、まずはその抜刀を受けてもらおうかな)

ハル

ハル

(動くか…)

ハル

(まずあの子の課題は抜刀を意識せずに使いこなすこと)

ハル

(とにかく感覚を覚えることが大事になるから数をこなしてもらう)

ハル

(私がくたばらなければいくらでも受けて立つからね)

ハル

(さぁ、遠慮せずに来い!)

身構えるハルとそれを見てなお抜刀の構えを解かないシュナ

まず一撃ハルにその抜刀の威力を身体に教え込む

シュナ

(どうだ!?)

ハル

(くっ!?これが素人の一撃だと?)

ハル

(確かにこの抜刀なら普通に戦闘するより今は明らかに強いな…)

ハル

(だが、この抜刀の構えをしないと今の破壊力は生み出せない…)

ハル

(さらに言えばこの構えも一旦意識してそれこらって流れに見える…)

ハル

(今はまだ練習だからなんとかなるが、実践ではそんな隙はほとんどない)

ハル

(そこに本人が気づいてるかどうかでこの練習の意味が変わってくる…)

剣も魔法も才能ないからステゴロで世界を回ってみる

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