月島 side _ .
月 島
はぁ ... ッ はぁ 、
行方不明 だなんて 、 洒落 に ならない 。
記憶 を 失って いても 、 もし 濮 の 記憶の 奥に ” 波 菜 ” さん が いるなら 。
月 島
絶対 、 見つけ出す ... ッ
波 菜
... ぅ 、 ぁ ... ッ
何処か から 、 小さな 泣き声 が 聞こえた 。
” 人違いじゃ ... ない ですか ? ”
病院 で 聞いた 、 忘れも しない あの声 。
月 島
... ッ 波菜 さん ... !!
波 菜
... ッ ?!
... やっぱり 、 いた 。
月 島
... 何処に いたんですか 、 何してたんですか 、 こんな時間まで .. .
どうして 病院 から 逃げ出したんですか 、 ッ
矢継ぎ早 に 質問 を 突きつける 。 焦っていたんだ 。 濮 も 、 それなりに 。
波 菜
つ 、 月島 くん ... 1回 、 落ち着いて
月 島
落ち着いて欲しい のは こっち です !!!
波 菜
... ッ
彼女 の 言葉 を 遮って 、 濮 らしくない 大声 で 叫ぶ 。
月 島
心配 ... したんです !!!
月 島
父も 、 母も 、
月 島
貴女 の 友人 達 、 家族の人も !!!
何故か 、 自分 の 瞳 から 流れ落ちる 涙 は 見ぬふりをして 。
月 島
濮 も ... ッ 心配 したんだよ !!!
彼女 の 肩 を 掴んで 、 言い聞かせようとした 。 泣いていたんだ 。 その 涙 を 、 拭いたくて 。
波 菜
... 御免 ッ
月 島
ぁ 、
突然 後ろに 下がってしまい 、 伸ばした 手は 空を切った 。 まるで 、 濮 から 逃げようとしている ように 。
月 島
ど ... 何で 、
言葉 が 、 見つからなくて 。
波 菜
... 御免 、 ね ... ッ
泣きながら 此方 を 見る 波菜 さん 、
その 頭上 には 、 電灯 。
波 菜
もう ... いいよ 、
何処か 、 電灯 の 灯り が 、
波菜 さん が 透けている ように 通り抜けて 此方 まで 届くのは 、 気の所為 だ 。
全く 更新 しておらず すみません 😿
書き方 等 変えました 、 !
そして 近々 新作 を 出させて 頂こう と 思います !
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