主だお☆
今回は美雨ちゃんの「消えない記憶」を探ります
主だお☆
あと、みなさんにご報告です
主だお☆
これまで、雰囲気を入れる為に、静かにしていましたが、「消えない記憶」編終わるんで、これからうるさくなります。よろしくね〜
私は美雨。普通の中学生
私は、他の人より少しだけ普通の生活をするのが苦手だった
私は、耳が聞こえにくいという病気がある
そのせいで、親には捨てられ、友達からは「変なの」と言われる始末
それでも、いつかくる「楽しい日々」を迎えるために、今日も頑張る
ここは施設
いろんな子が集まって生活するところ
私もここで暮らしている
美雨
おはようございます!
誰も返事してくれない
こんなの当たり前だから、普通だから
施設の友達?
ん!い、る?
美雨
…
施設の友達?
亜矢柏さん!
施設の友達?
聞いてる?
美雨
わっ、何?
施設の友達?
はぁ…朝ごはん
美雨
あ、うん!ありがとう!
私は耳がおかしいんだって
施設の人が言ってた
でも、日常生活に支障はないし、これで良いと思ってる
施設の友達?
早く行ってよね
施設の友達?
亜矢柏さんとはできるだけ一緒にいたくないから
美雨
あ、うん!ごめんね
私はおかしいから
これで良いんだ
施設の人
ねぇ、亜矢柏さん?
美雨
どうしましたか?
施設の人
あのね、亜矢柏さんを引き取りたいって人が居るの
美雨
え?私を?
施設の人
ええ、そうよ
美雨
本当ですか?!
美雨
やった!
施設の人
チッ…早く行ってくれるかしら
美雨
あ、はい!
私は皆に嫌われてる
新しい家でも、変わらなかった
美雨
どうぞ、ご飯です
母親
チッ、遅いわね
父親
もっと早くできないのか?
父親
あっ、耳が聞こえにくいから無理かw
母親
あははは!
新しい親は、お金持ちだった
私には関係ないけど
母親
そういえば、あんた高校生になったのよね?
美雨
あ、うん!
母親
じゃあ、バイトできるわよね?
美雨
え?あ、うん
母親
じゃあ、早くバイト探してきてちょうだいね
美雨
……
そんな日々がずっと続いた
お父さんの機嫌が悪い時は、補聴器を取られる時もあった
お母さんは私のことをよく叩いてきた
そんなの、もう慣れちゃった
辛いなんて思わないや







