ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラは相変わらず笑みを浮かべている
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラは流石に呆れた様な表情をする
アマラ
アマラは爆薬をスッと指差す
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは単純な質問をアマラにぶつける
アマラ
アマラはうーんと唸り出す
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
レッドの言った事をアマラはすんなりと受け入れる
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ルカ
レッドとルカがほぼ同時に疑問の籠った声を漏らす
アマラ
アマラ
ミスターレッド
レッドの頭に数々の出来事が過ぎる
中級兵の暴行
痩せ細った人々
ソウヤの死
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ソウヤが死んだ日が鮮明に蘇る
死ぬ必要の無かった人があの日、無惨にも散っていった
そんな現状を変えなくても良いのだろうか?
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラはニヤニヤしながらも心の籠らない声でカメラを褒めた
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラはノリノリでレッドに詰め寄っていたが、レッドに拒否をされた事により身を引いた
ルカ
アマラ
アマラ
アマラはいつにも増して此方を弄ぶかの様なニヤニヤとした笑みを浮かべている
ミスターレッド
ルカ
目の前に置かれている沢山の爆薬は数え切れない程の数がある
恐らくこの爆薬を着火したら島の森ごと吹き飛ぶであろう
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラは「で」を強調しながらレッドとルカを指差す
アマラ
ルカ
アマラ
ルカ
ルカ
アマラ
アマラは自身の目を指差しながらルカにこう言った
アマラ
ルカ
アマラ
ルカは何を言ってるのか分からないとでも言いたげな表情をする
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラは何故かキャピ☆とした表情をしながらウインクをした
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
普段は何でも面倒くさがるレッドも、今回ばかりは面倒くさがっていられない様だ
アマラ
アマラ
ルカ
アマラ
ルカ
アマラ
アマラがニコニコの笑顔で圧を掛ける
ルカ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
ルカ
ルカが若干顔を俯かせる
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
怪しい、怪しすぎる
そもそも、爆薬がぎっしり詰まっている家でスヤスヤと寝たくは無い
絶対に気は休まらないだろう
アマラ
ルカ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラは足元の箱をゴソゴソと漁っている
アマラ
アマラ
アマラ
アマラは某猫型ロボットの如く服を掲げた
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
ルカ
ルカは目を輝かせながらぶつぶつと呟いている
アマラ
アマラ
ミスターレッド
レッドはアマラから服を受け取る
箱などの重なっている物陰に隠れ、ササっと着替える
ミスターレッド
レッドは自身の服をまじまじと見つめ、声を漏らす
アマラ
アマラ
アマラは嬉々としながら胸を張った
ミスターレッド
アマラ
ルカ
ルカも着替えた事によりテンションが上がったのか少し笑っている
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラが突然しゃがみ込む
床の板を持ち上げると、そこには小さな穴が空いている
アマラ
アマラ
アマラはズンズンと穴に入り込んでいく
ミスターレッド
そう言いつつ、レッドも穴へと入っていく
ルカ
レッドの後に続き、ルカも穴へと入って行く
穴の奥に広がった景色は___
脱獄計画第一フェーズ
爆薬収集
このフェーズは主に中級兵のアジトからの爆薬の収集、強奪を目的とする
警備がより厳しくなった中級兵の警備を潜り抜け、アジトの内部に潜入する
内部構造は不明、アマラのみが知る
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラは相変わらずニヤニヤしつつ、少し怪訝そうな顔をしながら鼻を摘んでいる
ルカ
アマラ
アマラ
アマラは壁を擦り、何かを取る
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラは壁から取った物をレッドに見せつける
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは目の前にあるアマラの手をはたく
アマラ
アマラは不気味な笑い方をする
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラは手にこびり付いたカビをペッペと払った
アマラ
アマラが2人の先を歩き出す
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカが先に走って行く
ルカに少しはぐらかされた風に感じたが、それ以降特に何も言わずに歩いて行った
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラはどんと来いと言う様に得意げな顔をする
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
アマラはニヤけ顔でありつつも少し真剣な声色をしている
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
そう言った時、アマラは一瞬ルカを見たように思えた
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは真剣な瞳でアマラの顔を見る
アマラ
アマラは相変わらずニヤニヤしている
だが、その顔の奥には何か決意のようなものが籠っていた
アマラ
アマラが突然ルカに話し掛ける
ルカ
ルカ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
ルカ
アマラ
ルカ
ルカ
アマラ
アマラにしては珍しく、素っ気なく返事をする
アマラ
アマラ
ルカ
アマラ
アマラの笑い声が下水道内に響く
すると、現場から一筋の光が差している事に気づく
アマラ
アマラがスタスタとハシゴを上っていく
それにレッドとルカも続き、上っていく
真っ白な日差しが目を突き刺す
3人が下水道から出ると、目の前には大きな建物が立ちはだかっていた
ミスターレッド
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラは急激に声を下げ、真顔になる
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
ルカ
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
アマラ
ミスターレッド
アマラ
アマラ
即銃殺
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカ
アマラ
アマラ
アマラ
ルカ
アマラ
アマラは特に焦った様子も見せず、歩いて行く
アマラ
アマラ
ミスターレッド
そう返事すると、アマラは検問所へと進む
検問所には小太りの男が1人座っていた
ルカ
アマラ
アマラは検問員に話し掛ける
検問員
検問員は気だるげな声で返事をする
アマラ
アマラ
検問員
検問員はやる気のなさそうな声で返答する
アマラ
アマラが小声でそう言った
ミスターレッド
レッドも小声で返答する
その時
検問員
検問員
検問員に引き止められる
引っかかったのは
レッドとルカだ
検問員
検問員の男にそう問われる
その時、心臓が弾け飛んでしまいそうな程に音を立て始めた