テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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ストーリーを書く

みかん

ね!ね!主!

何さ

我忙しいんだ

八宵

嘘つくな

嘘はついていない!

我はスプラ3で忙しいのだ

八宵

あーはいはいそうですか

辛辣!

みかん

あの…話していい?

あ、どーぞどーぞ

みかん

あのね!あのね!

みかん

僕らが主人公な小説書きたくない?

だから俺はスプラで忙しいって……

いや……描きたいわ

八宵

なんやこいつ

つーことで

描きましたー!

八宵

みかん

やっぱり暇なんじゃん

誰がニートじゃい!

八宵

言ってないわ

みかん

で、どんな話なの?

俺らが出会った時の事

みかん

いいじゃん!

八宵

だが俺が見る限り

八宵

現在のタップ数は25なんだが

八宵

本当に大丈夫か?

メタいって

みかん

先輩もそんな事言うんだ……

実はまだテラーには書いてなくて

メモ帳に書いてある

みかん

証拠を出せ!証拠を!

ほい

みかん

あ、あるんだ……

ちゃんとモザイクしてるけど

さっき八宵に聞いたら

結構見えるらしい

八宵

あぁ、見えるな

俺目が悪いからね

全く見えない☆

みかん

まぁ、見える人はネタバレしないように

みかん

目を背けるなりしよーね

八宵

で、いつ始まるの

八宵

タップ数45だけど

やべぇやべぇ……

じゃあ注意喚起だけ…

※めっちゃ低クオです

※半分実話です

※これだけで完結します

※タップ数1000です

※体調が悪くなったら直ぐに閉じてください

※読む前にあらすじを見てください

それが確認できたら!

物語の中へ

行ってらっしゃい。

ガヤガヤ…

月宮(主)

…逃げてきちゃった

月宮(主)

これから…

月宮(主)

……どうしよっかな

不良1

おい、そこのお前

月宮(主)

(不良だ…この辺治安悪いなぁ…)

月宮(主)

(絡まれた人可哀想…)

不良1

おい、そこのお前だよ

不良1

白髪の

月宮(主)

えっ僕…?

不良2

そうだよお前だよ

不良3

随分と金持ってそうな顔してんな

不良3

よこせよ

月宮(主)

…今手持ち0円なんですけど……

不良2

嘘つけ笑

不良2

どう見ても持ってる顔してるじゃねえか

月宮(主)

(どんな顔だよ……)

月宮(主)

だ、だから……

月宮(主)

本当に今お金ないです……

不良1

あん?じゃあ飛んでみろ

不良2

兄貴、そのやり方は古いっすよ笑

不良3

飛んでみろとか久々に聞きましたわ笑

不良1

誰か昭和に取り残された人間だバカ

不良1

殺すぞ

不良2

兄貴…すいません……

月宮(主)

(なんかコントやってる…)

月宮(主)

今のうちに逃げ出そ…

不良2

あ、おい!逃げたぞ!

不良3

追え追え!

月宮(主)

(バレた…絶対に死ぬ…)

月宮(主)

(いや…死んでもいっか)

夕月

ちょっとそこのオニーサン止まって?

不良1

あ?なんだお前

夕月

そ、止まれてえらいね

不良2

あん?此奴頭可笑しいんじゃねぇの?

夕月

はぁ……この子になんか用?

不良3

お前には関係ないだろ

不良3

それとも?可愛い子前にして

不良3

カッコつけてんの?

不良1

なんそれきっしょw

夕月

別にカッコつけてる訳じゃないけど

夕月

もしかして喧嘩売ってる?

不良2

当たり前だろ笑

不良1

そんな事もわかんねぇのか笑

夕月

…わかるよそのくらい

夕月

じゃあ…売られた喧嘩は買わないとね

不良1

お?やるか?笑

不良3

じゃ、いっちょいくか笑

夕月

…笑ってられるのも今のうちだよオニーサン

夕月

はぁ…面倒臭いけど

夕月

待っててね

夕月

すぐ終わらせてくるから ニコッ

月宮(主)

……………

月宮(主)

(面倒な事に巻き込まれたな…)

月宮(主)

…………………

月宮(主)

(あの人大丈夫かな……)

月宮(主)

(相手の方が強そうだったし)

月宮(主)

(…心配だな)

月宮(主)

ちょっとだけ見てみるか……

月宮(主)

……チラッ

不良1

グハァッ…

夕月

……ふぅ

夕月

もう終わり?

夕月

オニーサン達弱くない?

夕月

ま、楽だからいーけど

月宮(主)

(凄い…あのお兄さんが…)

月宮(主)

(……一瞬で全員倒しちゃった)

夕月

ケーサツに見つかったら面倒だし……

夕月

早くにーげよっ

月宮(主)

ジ~……

夕月

……あ、見てたんだ

月宮(主)

ピクッ……

夕月

…君も着いてくる?

月宮(主)

…!

月宮(主)

(この人に着いて行ったら…)

月宮(主)

(幸せに……なれるかな…)

月宮(主)

……コクッ

夕月

わかった

夕月

なら行こっか

スタタタタタタタタ……

不良1

…覚えとけよッ………

不良1

バタンッ…

夕月

ん、とーちゃく

月宮(主)

キョロキョロ……

夕月

もしかしてけーかいしてる?

夕月

部屋の見た目監獄だけど

夕月

大丈夫だよ

月宮(主)

(この人以外に…人いるかな…)

夕月

ここには僕以外居ないよ

月宮(主)

(そっか…良かった)

月宮(主)

ホッ…

夕月

君、名前は?

月宮(主)

(…名前か)

月宮(主)

ブンブン…

夕月

横に首振った…

夕月

名前無いって事?

月宮(主)

フルフル…

月宮(主)

…………苗字しかない…

夕月

なるほどね

夕月

喋ってくれてありがとう

月宮(主)

…コクッ

月宮(主)

(…苗字…言いたくないな)

夕月

…苗字言いたくない?

月宮(主)

…………先に言ってくれたら…

夕月

りょーかい

夕月

僕は狛犬夕月

夕月

よろしくね

月宮(主)

……俺は月宮

月宮(主)

…よろしく

夕月

うん、よろしく月宮くん

夕月

ところで君はなんであの所にいたの?

月宮(主)

……………

夕月

答えたくない?

月宮(主)

……コクッ

夕月

そっか

夕月

ならいーよ

月宮(主)

グゥゥゥゥゥゥゥ~…

月宮(主)

…ぁ

夕月

お腹空いた?

夕月

なんか食べる?

月宮(主)

………コクッ

夕月

嫌いな物とかある?

月宮(主)

……特には

夕月

よし!わかった

夕月

じゃあ久々に本気だそ!

数分後…

夕月

出来たよ!

夕月

おむらいす!

月宮(主)

……美味しそう

夕月

じゃあ食べちゃお!

月宮(主)

……えっと

月宮(主)

いただきます…

月宮(主)

(。・н・。)パクッ

月宮(主)

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

夕月

どうかな…?

月宮(主)

……うん、美味しい

夕月

良かった~!

夕月

久々だから心配だったよ…

月宮(主)

(。・н・。)パクッ

月宮(主)

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

月宮(主)

…………ニコッ

夕月

あ、君笑えるじゃん

月宮(主)

……今…笑ってた?

夕月

うん、笑ってたよ

月宮(主)

…そっか

月宮(主)

……これが笑うか

夕月

……うん、そうだね

月宮(主)

(…驚かないんだ)

月宮(主)

(いつも笑顔を知らないって言うと)

月宮(主)

(驚かれるのに)

月宮(主)

(…この人は僕を受け入れてくれる…)

月宮(主)

(来てよかったかも)

夕月

んね、煙草吸っていい?

月宮(主)

…?

月宮(主)

いいよ…?

夕月

うん、ありがと

月宮(主)

……何歳?

夕月

僕?僕は16歳だよ?ニチャァ

月宮(主)

え…16歳って煙草いいんだっけ…

夕月

んー?本当はダーメ

夕月

でも1回吸ったら辞められないよ~?

夕月

良かったら君も吸う?

月宮(主)

……フルフル

夕月

ふーん、君はいい大人になりそうだね

月宮(主)

……そんなことないよ

月宮(主)

俺なんて…。

夕月

そう?君は僕よりもいい子だと思うよ

月宮(主)

…ありがと

夕月

ん?なんで感謝するの

夕月

僕は何もしてないよ?

月宮(主)

いや…さっき助けてくれた…のとか

月宮(主)

お礼言ってなかったから…

夕月

……やっぱいい子じゃん

月宮(主)

…狛犬さんは……

夕月

夕月でいーよ

月宮(主)

えっ…でも……

夕月

いいってば

月宮(主)

……わかった

月宮(主)

夕月さんは優しいんだね

夕月

そんな事あるかな?

夕月

僕は未成年なのに

夕月

煙草とか酒とか飲むし、

夕月

この辺の不良ボコしちゃうし

夕月

これで…優しいって言える?

月宮(主)

…うん、優しいと思う

月宮(主)

不良殴ってたって

月宮(主)

俺を助けたのは変わらないから

夕月

…確かにそうだね

夕月

元々は君を助けるつもり無かったけど

夕月

……なんか

夕月

…なんか先輩みたいだったから、(ボソッ

月宮(主)

……先輩?

夕月

えっ、聞こえてた、?

夕月

別に独り言だから気にしなくていーよ

月宮(主)

…そっか

月宮(主)

………………

月宮(主)

夕月さん…

夕月

ん、どした…って

夕月

すごいうとうとしてるね

夕月

眠い?

月宮(主)

コクッ…

夕月

そっか、じゃあ寝ちゃお?

夕月

気づいたらもう1時だしさ

月宮(主)

…わかった

月宮(主)

……ありがと

月宮(主)

……………

月宮(主)

……(´-﹃-`)Zz…

夕月

あれ、もう寝ちゃった?

夕月

相当疲れてたのかな

夕月

お疲れ様、

夕月

………………

夕月

…さーて僕は作業を続けますかね、

6時半頃…

月宮(主)

(*˘꒳​˘*)スヤスヤ‪𓈒 𓂂𓏸

八宵

…ツンツン

八宵

……ツンツンツン

月宮(主)

……?

月宮(主)

パチッ…

八宵

あっ…

八宵

起きちゃった…

月宮(主)

……ピクッ

八宵

めっちゃ警戒してるじゃん

八宵

家に帰ってきたら誰かいるし…

八宵

ほんとビビったわ

八宵

お前…誰…

月宮(主)

(こっちの台詞です…)

月宮(主)

(怖いから寝たふりしよ…)

八宵

…寝た?

八宵

……じゃあツンツンしよ…

八宵

…ツンツンツンツンツン

八宵

…ツンツンツン

夕月

ただいま~

夕月

あれ、先輩の靴がある…

夕月

…ってあ

八宵

あ、

夕月

先輩?

夕月

なんでこの子の頬っぺ突いてるんですか

夕月

怒りますよ?

八宵

す、すまん…

月宮(主)

……チラッ

夕月

あ、月宮くん、

夕月

起きた?

月宮(主)

……コクッ

八宵

何此奴、お前にすげぇ懐いてるじゃん

夕月

え~?

夕月

先輩、此奴じゃなくて可愛い子です

夕月

この子はコンビニの前で絡まれてたんですよ

八宵

…そうか

月宮(主)

………ジッ

八宵

…やっぱ警戒されてるわ

夕月

…この人誰って顔してるね

夕月

この人は先輩

八宵

先輩じゃ伝わらないだろ

八宵

俺は猫又八宵

八宵

夕月の一個上

八宵

夕月と同居してる

月宮(主)

…コクッ

八宵

…お前名前言う気ないだろ

月宮(主)

ビクッ……

夕月

じゃあ俺が代わりに言うね~

夕月

この子は月宮くん

夕月

下の名前は無いらしい

八宵

成程、訳ありってことか

夕月

そうみたいだね

八宵

あ、つーか

八宵

お前また犯人扱いされてるけど

夕月

げっ、マジか…

夕月

不良の中に晒した奴がいたのかな…

八宵

今回はサツも動いてるみたいだぞ

夕月

えぇ、それは普通にやだ…

八宵

まぁ、逃げながら生活していけば

八宵

どうせいつもみたいに大丈夫だろ

夕月

それもそうだね、

月宮(主)

……?

夕月

あれ、月宮くん困惑ちゅー?

夕月

教えて欲しいって顔してるね…

夕月

じゃあ教えてあげよう!

夕月

僕らはこの辺の不良を正す為にいる

夕月

言わば正義のヒーロー!みたいな

八宵

ヒーローな訳ないだろ

八宵

俺らはこの辺で楽に住むために

八宵

ゴミ共を片しているだけだ

月宮(主)

……ゴミ共

夕月

こら!

夕月

月宮くんに変な言葉教えるんじゃない!

八宵

いや元から知ってるだろ

夕月

いやいやいや…

夕月

月宮くんは純粋無垢で

夕月

ちょーぜつ可愛い子なんですから

夕月

元から知ってる訳ありません!

八宵

え?此奴って女なの?

夕月

…確かに

夕月

月宮くんって呼んでたけど、

夕月

性別分かんないな…?

月宮(主)

…えっと

月宮(主)

俺に性別はないらしい…です

八宵

性別がない?

八宵

最近発見され始めた

八宵

無性別両性病ってやつか

月宮(主)

…はい

夕月

先輩詳しいですね!すごい!

八宵

そんなに俺は馬鹿じゃない

ゴーンゴーンゴーン…

月宮(主)

ピクッ…

八宵

あ、7時の鐘が鳴ったな…

夕月

久々に聞いた気がする

夕月

ここに帰ってくるの基本的に

夕月

9時とかそんくらいだから…

月宮(主)

………ギュッ

夕月

えっ、どうしたの

夕月

いきなりぎゅーしてきて…

夕月

もしかして鐘の音怖かった?

月宮(主)

……フルフル

夕月

じゃあどうして?

月宮(主)

…7時……嫌い…

夕月

なんでか聞いていい?

月宮(主)

……コクッ

月宮(主)

いつも…殴られるから…

八宵

……殴られるって誰にだ

月宮(主)

…親に……殴られる…ポロッ

月宮(主)

やだぁ…ポロポロ…

夕月

泣かなくていいよ、

夕月

今ここに親はいないから

夕月

大丈夫、大丈夫…ナデナデ

月宮(主)

う、ん…ありがとう…

夕月

…どういたしまして

八宵

…あの

八宵

……嫌だったらいいが

八宵

アンタの親の名前はなんだ?

月宮(主)

えっと…○○です…

八宵

○○かありがとう

夕月

何するの?先輩

八宵

此奴の親が虐待している可能性がある

八宵

だから色々するつもりだ

夕月

殴るの?

八宵

殴りはしねぇよ

八宵

ただ言葉を聞くだけだ

夕月

そっか先輩は優しいよね

八宵

…勝手にそう思っとけ

夕月

はーい!ニコッ

月宮(主)

………猫又さん

八宵

…下の名前で呼べ

月宮(主)

あ…えっと…八宵さん…

月宮(主)

俺もついて行きたい…です

夕月

えっ?大丈夫?

月宮(主)

…うん

月宮(主)

ちょっと怖い…けど

八宵

お前がそう判断するなら

八宵

着いてきてもいい

八宵

……………

八宵

…だが

八宵

場合に寄っては殴るかもしれない

八宵

…それでもいいか?

月宮(主)

…はい

八宵

…わかった

八宵

なら敬語は無しな

月宮(主)

…、わかった

八宵

…そ

八宵

今から行くぞ

八宵

夕月、お前は援護しろ

八宵

わかったか

夕月

はい、りょーかいです

夕月

先輩。

八宵

ん、行くぞ

八宵

月宮。

月宮(主)

…コクッ

月宮(主)

…ビクビク

八宵

…怖いのか

八宵

……なら俺の袖掴んでろ

月宮(主)

…コクッ

月宮(主)

ギュッ…

夕月

先輩だけずるい、

夕月

僕の手もギュッってしてて

月宮(主)

……わかった ギュッ

八宵

なんだよズルいって

八宵

ただ月宮が可哀想だからだろ

夕月

僕は可愛い月宮くんを

夕月

独り占めしたいんです

夕月

先輩には恋愛経験ないんで

夕月

分からないと思いますが

八宵

なんでちょっと煽った…

夕月

なんでだと思います?

八宵

分かるわけない…

夕月

正解は…

夕月

月宮くんの緊張を

夕月

パァーっと消すためでした!

月宮(主)

(優しい…)

八宵

…なるほど

八宵

お前の割にはよく考えた

夕月

なんですかそれ

夕月

喧嘩売ってます?

八宵

売ってない

夕月

ならいいです…

月宮(主)

…着いた

月宮(主)

ここが俺の家…

八宵

了解

八宵

じゃあ入るぞ

夕月

あれ?これパスワード式だけど

夕月

月宮くん分かる?

月宮(主)

えっと…確か僕の誕生日…

八宵

誕生日…か

夕月

いつなの?

月宮(主)

俺は1月29日生まれ

夕月

そうなんだ!

夕月

僕と近いじゃん!

八宵

そうか?お前11月3日だろ

夕月

えー十分近いじゃん!

月宮(主)

…あ、空いた

八宵

そうか、じゃあ行くぞ

月宮(主)

…うん

月宮(主)

この番号…

八宵

…了解

八宵

夕月、お前は録音してろ

夕月

録音機器壊されないですかね

八宵

じゃあそこの影に隠れとけ

夕月

はい、先輩

八宵

…月宮

八宵

お前は俺の後ろにいろ

月宮(主)

…コクッ

ピーンポーン

○○

…はい

○○

…なんだ?こんな朝早くから

八宵

単刀直入に聞く

八宵

あんた、子供の事虐待してんだろ

○○

あ?何言ってんだ?

○○

子供なんていねぇよ

○○

あ、だが…

○○

白髪の馬鹿は前いたな

○○

知らん間にどっか行ったが

八宵

白髪の馬鹿って誰の事だ

○○

…お前の後ろにいる此奴だよ

○○

なんだ生きてたんだ

月宮(主)

(…見つかった)

八宵

…此奴はお前の子だろ?

○○

ちげぇよ、勝手に他人の家居座ってた

○○

飛んだ不法侵入野郎だよ

八宵

…じゃあお前の苗字はなんだ

○○

あ?俺様は月宮だが

○○

それがなんかあるか?

八宵

…此奴も苗字が月宮なんだよ

○○

そう、それがなんだ

八宵

お前と同じ苗字だろ!

八宵

こんなのお前の子でしかない!

○○

なんだそれ笑

○○

ただの偶然だろ

○○

それか此奴が月宮って名乗ってるだけで

○○

本当は違うんじゃないか?

月宮(主)

…お父さん

○○

あ?お父さんだと?

○○

俺様はお前の父親じゃねえよ

○○

それになんだお前

○○

勝手に居座っといて

○○

なに俺様に虐待容疑かけようとしてんの?

○○

調子乗んなお前

月宮(主)

…ご、ごめんなさい…ウルッ

○○

その泣きそうな目うざいわ

○○

いつもみたいに殴ってやろうか?

○○

7時過ぎたし

月宮(主)

や、やだ…

○○

なんだ?俺様に逆らうのか?

○○

何様だお前!

○○

殴り殺してやる!

ビュン!

パシッ…

○○

なっ!なんだ!

夕月

おーっとそこまでだよ?

○○

あ…お前って…

○○

コンビニの…

夕月

え?知ってくれてるの?

夕月

そっかもうそんなに有名人なんだ♪

夕月

そう、この僕があのヤンキーを倒した

夕月

最強の僕さ♪

月宮(主)

(なんかかっこいい…)

○○

なんだお前…

○○

調子乗りやがって…!

○○

この手を離せアホが!

八宵

はい、俺の事忘れんな?

○○

グッ…

○○

オラァ!!

夕月

わわっ…

八宵

危ねぇな…

○○

このクソガキがッ!

夕月

月宮くん!避けてッ!

月宮(主)

…だる

○○

…あ?

月宮(主)

本当に面倒臭い

月宮(主)

お前生きてる価値ないだろ

月宮(主)

自分でわかんねぇの?

○○

はァ?何言ってんだお前

月宮(主)

…あ、そっか

月宮(主)

馬鹿だからわかんないのか笑

○○

は?

月宮(主)

そっかぁ!わかんないよね!

月宮(主)

わかんない事聞いてごめんね?笑

月宮(主)

じゃあ、そんな馬鹿にも分かるように

月宮(主)

代わりに俺が…

月宮(主)

死で説明してあげるね?

夕月

…月宮くん……?

八宵

お前…右目が赤くなってるぞ……

月宮(主)

……ニコッ

○○

…ま、待ってくれ…

○○

これまでの事は謝るからッ…

○○

ゆ、許してください…

○○

ごめんなさいッ……

月宮(主)

謝るくらいなら最初からやるな

○○

すいませんッ…!

○○

な、何でもしますからッ…

月宮(主)

命乞いとかウケる笑

月宮(主)

本当に何でもするんだな?

○○

はいィ…!何でもしますッ…!

月宮(主)

じゃあ…

月宮(主)

今、ここで死んでね?

○○

ッえ…?

月宮(主)

ふぅ…

月宮(主)

…バタンッ

夕月

え…月宮くん…?

夕月

月宮くん…!!

八宵

なんで急に暴れて急に倒れるんだよ…

夕月

と、とりあえず…

夕月

家に連れ帰ろっか…!

八宵

そうだな、まずはそれからだ

夕月

うん、!

夕月視点

夕月

月宮くん…大丈夫…?

八宵

大丈夫じゃなさそうだけどな

夕月

…さっき片目が赤くなっていたのは

夕月

なんだったんだろう…

八宵

今までの怒りが溜まって

八宵

…なにかが覚醒したんだろう

夕月

なるほどね…

夕月

…てか片目腫れてない?

八宵

覚醒して目が耐えられなくなったんだろ

夕月

そういう事か…

夕月

とりあえず冷やしておこっか

八宵

そうだな

八宵

…………なぁ、夕月

夕月

なんですか?先輩

八宵

あのアパートのパスワード…

夕月

パスワード?月宮くんの誕生日だったよね

八宵

あぁ、

八宵

その点でなんか気づいたことあるか?

夕月

えっと…

夕月

誕生日がパスワードって事は

夕月

自分で決める事ができる

八宵

そうだな、正解だ

八宵

それを踏まえて今回わかる事はなんだ

夕月

えっと…

夕月

すいませんわかんないです…

八宵

そうか、正解は

八宵

誕生日をパスワードに設定するくらい

八宵

彼奴の親父は月宮を愛していた

夕月

でも…お父さんは虐待してるんですよ?

八宵

虐待をする理由はちゃんとあった、

八宵

父親が怒鳴っても

八宵

母が出てくる事は無かった

八宵

てことは母は既に他界している事だ

夕月

別れた可能性は?

八宵

それは無いな、

八宵

お前は犬だからわかると思ったが

八宵

家から線香の匂いがした

夕月

あ、確かにしましたね

夕月

あれって線香だったんだ…

八宵

そうだ

八宵

だから他界している事がわかる

八宵

親父は妻が他界して

八宵

宗教に手を出したんだろう

夕月

なんで分かるんですか?

八宵

奥に壺が見えた

夕月

なるほど…

八宵

だから親父は宗教にハマり、

八宵

子供を虐待するようになった

八宵

名前が無いのも納得できるだろう

夕月

確かにそうだね

夕月

先輩はすごいや、

八宵

そうか?

八宵

お前もすごいと思うぞ

夕月

ん…ありがとう…

夕月

先輩に褒められるの嬉しい…

八宵

なんだそれ

八宵

つーか、お前時間大丈夫か?

夕月

あ、やばいかも…

八宵

俺が月宮の様子見てるから

八宵

行ってこい、

夕月

うん、ありがと

夕月

行ってきます!

八宵

行ってらっしゃい

月宮(主)

……パチッ

八宵

あ、月宮起きたか

月宮(主)

八宵さん…?

月宮(主)

あれ…俺何して…

八宵

お前…もしかして覚えてないのか

月宮(主)

…コクッ

八宵

マジか…

八宵

覚醒して記憶が消し飛んだか…?

月宮(主)

俺は記憶喪失になったのか…な?

八宵

そうだな

八宵

つーか、お前右目はどうだ?

月宮(主)

右目…?

月宮(主)

な、なんか違和感がある…

八宵

違和感?どんなだ

月宮(主)

見にくいというか…

月宮(主)

少し痛いというか…

八宵

見にくい?ちょっとお前見してみろ

八宵

これは……

夕月

先輩!ただいま!

八宵

夕月…帰ってきたか…

夕月

あれ月宮くん起きたんだ

夕月

大丈夫?

八宵

此奴、記憶が無いみたいだぞ

夕月

記憶が無い?消し飛んだの?

八宵

多分な、

八宵

で、ちょうど良かった

八宵

夕月、これを見てみろ

夕月

…え、なにこれ…?

夕月

月宮くんの右目が…

夕月

白くなってる………

八宵

見えないって言ってたし

八宵

失明だと思うが…

八宵

おい、左目瞑ってみろ

月宮(主)

…うん

月宮(主)

……………

八宵

これは何本だ

月宮(主)

3…本、?

八宵

成程な、

八宵

じゃあこれは

月宮(主)

これは…5本…?

八宵

本当に見えてないみたいだ

月宮(主)

え…あってなかったんだ…

八宵

答えは1本と3本だ

八宵

全然違うな

月宮(主)

あの…さ

夕月

ん、どした?

月宮(主)

なんかさ…遠くで祭の音聞こえない?

夕月

えっ?聞こえないよ?

夕月

どうゆうこと?

月宮(主)

俺にもわかんない、

八宵

待て…祭……?

夕月

先輩?何か分かったんですか?

八宵

夕月、ちょっと着いてこい

八宵

月宮はそこにいろ

月宮(主)

あ…わかった…、

数分後…

八宵

月宮、

月宮(主)

…?

八宵

十五夜の深夜、出かけるぞ

月宮(主)

えっと…なんで……?

八宵

行けばわかる

月宮(主)

…なるほど、?

数日後…

八宵

今日が十五夜の日だな

月宮(主)

何するの…?

八宵

とりあえず、

八宵

月が見やすいところに行こう、

月宮(主)

あ、うん…

八宵

ここだ、

夕月

あの月を見てみな?

夕月

しっかり…瞬きもせずに…

月宮(主)

ん………

月宮(主)

ビクッ…

月宮(主)

頭…痛い………

八宵

やっぱりな

夕月

頭を触ってみな?

夕月

何かわかるかもよ?

月宮(主)

んぇ…?

月宮(主)

あ…なんか出っ張ってる…

月宮(主)

なにこれ…

八宵

流石にまだ分からないか

八宵

はい、鏡持ってきたから見てみろ

月宮(主)

…え

月宮(主)

これって…

月宮(主)

狐…耳……?

夕月

そう、正解!

夕月

月宮くんは狐の子供だったんだよ

月宮(主)

俺が狐の子供…?

月宮(主)

そ…そんな訳…

八宵

そんな訳ある

八宵

実際にそのには獣耳が生えてるだろ

月宮(主)

な…なんで……

夕月

月宮くん、今は怖いかもしれないけど

夕月

大丈夫だよ、

月宮(主)

う…うんッ…

月宮(主)

でも…なんで俺の事怖がらないの…?

八宵

なんで怖がる必要があるんだ

月宮(主)

だってッ…俺は人間じゃないんでしょッ?

月宮(主)

獣…なんでしょッ…?

夕月

そんなことないよ、

夕月

獣が強いって誰が決めたのさ

月宮(主)

でもッ…

夕月

それでも怖いって言うなら…

夕月

…殴るよ?

月宮(主)

えッ…ゃだ……ごめんなさいッ…

夕月

なんて、嘘だよ

夕月

実はね?俺らも

夕月

…………

夕月

獣人だから。

月宮(主)

えっ…?

月宮(主)

俺と同じ……?

八宵

同じだけど少し違うな

八宵

俺は猫、此奴は犬

夕月

僕らも突然変異してこうなった

夕月

だけど獣人って楽しいよ!

八宵

楽しいか?

八宵

ただなんらかのスキルがあって

八宵

それを使いこなせるってだけだろ

夕月

それが最高なんでしょ!

夕月

僕はスキル真の透明化!

八宵

俺は浮遊能力

夕月

月宮くんは…暴走かな?

夕月

でも、一回使ったら相当疲れちゃうっぽいね

月宮(主)

…なるほど

夕月

あ!てゆーか!

夕月

早くしないと研究員に見つかるよ!

月宮(主)

…研究員?

八宵

獣人の事を捕獲して研究する

八宵

そんな害悪だ

月宮(主)

…こわ

夕月

よし!その怖さを吹き飛ばすため!

夕月

家に帰ろう!

八宵

…そうだな

夕月

先輩!みんな抱えて連れてって?

八宵

月宮はいいがお前はダメだ

夕月

えぇ!なんでよ!

夕月

それじゃ見つかっちゃうって!

八宵

いや透明化使えよ

夕月

確かにそうだけど!

夕月

連れてって!

八宵

それただ歩くのがめんどいだけだろ

夕月

そ、そんな事ないし…?

八宵

…怪し

八宵

おい、月宮いくぞ

八宵

お前は歩いてこい

夕月

なんでぇぇぇぇ!

八宵

分かるだろうがそんくらい

夕月

先輩のいじわる!

夕月

連れてってよぉぉぉ!!

八宵

ったくうるせぇから連れてってやる

夕月

いいの?!やったぁ!

夕月

流石先輩優しい~!

八宵

そんなこと言ったって次はやらんから

八宵

わかったか?

夕月

はーい!

八宵

ほんとに分かってんのか此奴

夕月

可愛い後輩を信用出来ないんですか?

八宵

お前のどこが可愛いんだよ

夕月

先輩酷い!

夕月

僕可愛いじゃないですか!

夕月

月宮くんは見捨てないよね…?

八宵

月宮に聞くな

八宵

困惑してるから

月宮(主)

えっと…

月宮(主)

八宵さんも…夕月くんも…

月宮(主)

みんな優しくて…かっこいいと思うよ

八宵

…なんだそれ

八宵

まぁ、ありがとな

夕月

……………ポカーン

八宵

…夕月……?

夕月

今…くん呼びしてくれた…

月宮(主)

えっ…したっけ…

夕月

うん!してたよ!

夕月

月宮くん!ありがとう!

月宮(主)

ど、どうも…?

夕月

でも…先輩の事はさん呼びなんだね

月宮(主)

…確かに………

月宮(主)

八宵さん…くん呼びしていい…?

八宵

…好きにすれば?

月宮(主)

じゃあ…八宵くん………

八宵

…ん、八宵ですけど

月宮(主)

うん…改めてよろしくお願いします…

月宮(主)

………ニコッ

八宵

あぁ、よろしく

夕月

よろしく!!

八宵

おい、夕月暴れんな

八宵

落とすぞ

夕月

僕落下耐性ないんですけど…

八宵

じゃあ暴れんな

夕月

りょーかいしましたぁ!!

夕月視点…

八宵

月宮、寝ちまったな

夕月

だね

八宵

なぁ、提案なんだが

八宵

此奴をうちの組に入れないか?

夕月

それ、僕も考えてた

夕月

月宮くんはまだ成長できそうだし

夕月

いい子だし

八宵

俺、思うんだ、

八宵

今のリーダーは俺だが

八宵

月宮をリーダーにするのはどうだ?

夕月

なるほど?

夕月

まぁ1番スキルが強いし

夕月

あとは裏スキル次第で変わるかな

八宵

だな、

八宵

月宮が起きるまで俺らも寝ないか?

夕月

そうだね、寝よっか

夕月

だけど僕は酒を飲みきってから!

八宵

俺より年下が酒を飲むなよ

夕月

それは僕の勝手でしょ!

夕月

先輩は親か!

八宵

やめろそのワザは俺に効く……

夕月

あ、ごめん…

夕月

先輩は両親殺されてたね

八宵

なんで追い討ちかけた…

八宵

お前は良心が死んでるよ…

夕月

上手いこと言わないでください

夕月

それに、追い討ちかけた訳じゃないですよ

夕月

勘違いやめてください

八宵

…じゃあなんか俺も言う

八宵

お前は俺がいないと寝れない

夕月

そ…そんなことないし…?

夕月

僕はひとりで寝れるし…?

八宵

じゃあこれからひとりで寝ろ

夕月

ご、ごめん!嘘ついた!

八宵

知ってる

夕月

これからも一緒に寝てくれぇー!

八宵

はいはい、わかったよ…

夕月

やったぁ!

八宵

…つーかなんで此奴を助けたんだよ

八宵

別に俺らに害はない不良殴ったんだろ

夕月

…それはね先輩に似てたからだよ

八宵

…俺に?

夕月

うん、

夕月

あの子もカツアゲされてて

夕月

なんか昔の先輩みたいだなって

八宵

…そんなこともあったな……

夕月

結果的に2人とも退学になったんだよね

八宵

あぁ…

八宵

……あん時はありがと

八宵

もし、お前が来てくれなかったら

八宵

俺は死んでたかもな

夕月

…うん、こちらこそ

夕月

秘密言わないでくれてありがとう…

八宵

それくらい当たり前だろう

夕月

…そうだよね

夕月

先輩ならそう言うと思った ニコッ

八宵

…なんだそれ

八宵

俺の事わかってるアピールか?

夕月

当たり前だ!

八宵

なんのためにしてんだ?

夕月

知らなーい

八宵

なんだそれ

夕月

…そういえば…先輩はなんで変異したんだっけ

八宵

お前全然覚えてないな…

夕月

覚えてないから教えて

八宵

はいはい

八宵

それは…

八宵

不良のせいで

八宵

なんか猫になった

八宵

それで俺は両目が赤くなった

夕月

そうじゃん!先輩元々黄色だったよね

八宵

そうだ

夕月

…先輩は俺が居なくても立派になった

夕月

月宮くんも…

八宵

もし俺らが居なくても…

八宵

此奴は親を自分の力だけで

八宵

●してただろうな

夕月

まぁ、おかげで記憶喪失になったけど

八宵

それは仕方ないだろ

八宵

俺らも突然変異した時

八宵

何かを失った

八宵

俺は黄色の目の色

八宵

夕月は高校生活

八宵

月宮は記憶

八宵

…みんな苦しんでんだよ

夕月

……そうだね

夕月

みんな一緒だ

八宵

……そろそろ酒飲み終わったか

夕月

うん、終わったよ

夕月

ライチはやっぱり美味しいね!

八宵

俺が大人になったら飲ませてくれないか

夕月

えぇ…なんでですか…

八宵

なんで嫌そうなんだよ

夕月

だって!美味しいお酒を渡したくないんです!

八宵

そうかそうか

夕月

なんですかその反応!

八宵

俺はもう眠いから

夕月

あ、なるほど…

夕月

なら、寝ますか…

八宵

幸せそうに寝てるこいつと

夕月

うん、そうだね!

おやすみ

966タップお疲れ様です

当初はこんな多くするつもり

本当に全くなかったんですけどね…

そして!

この話が好評だったら!

月宮の過去編

夕月の過去編

八宵の過去編

公表いたします!

月宮は♡5000

夕月は♡10000

八宵は♡15000

さらにさらに!

過去編全部合わせて

50000♡行きましたら!

数年後の僕ら編

公表致します!

♡が達成出来なかったら…

俺の努力が無に消えます

そこの貴方!

この話みたいに…長くなるんでしょ…?

そう思っていますよね!

大丈夫です!

過去編は全部500タップに抑えます!

抑えられなかったら首切ります

そして、この話が良かったら!

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好きなメンバーと添い寝できます(`・ω・´)

ではでは!

終わりにしましょう!

ではでは!また次の作品で

出会いましょう!

おつみやでした!

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