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西空ともり
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
怒りのまま、ザンセイは男の肩を掴む。
対するトキは、座ったまま動かない。
逢魔トキ
逢魔トキ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
西空ともり
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
逢魔トキ
さよの声は聞こえていないようだった。
180センチはあるザンセイと、平均的な身長で体格をしたトキでは、筋力差は明らか。
これ以上発展すれば、どれほど悲惨な事が起こるかは目に見えている。
東雲ザンセイ
逢魔トキ
東雲ザンセイ
西空ともり
逢魔トキ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
西空ともり
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
吉森さよ
西空ともり
悲鳴が響いた。
それに掻き消されたのは、怒りのままに力を振るう殴打の音。
教室には血が散り、その度悲鳴も大きくなる。
そんな混沌の中、ともりは全てに動じはしなかった。
彼女の脳内にあったのは、ただ一つ。
何故、親友は死んだのか、という終わるはずもない思考だけだった。
――少し前――
先生
先生
先生
先生
逢魔トキ
東雲ザンセイ
吉森さよ
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
先生
先生
先生
西空ともり
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
先生
先生
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
春風うすづく
西空ともり
西空ともり
西空ともり
先生
先生
先生
先生
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
先生
先生
先生
先生
西空ともり
西空ともり
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
逢魔トキ
吉森さよ
吉森さよ
悲鳴を超える程の、何かが轟いた。
トキが吹き飛び、いくつかの机が倒れた音だ。
角でも打ったのか、その額を赤い液が流れていて、
教室全体が狂気的にも鉄臭い。
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
彼は二度、そう静かに呟く。
そのたった一文の繰り返しが、
不思議と皆を落ち着かせた。
東雲ザンセイ
吉森さよ
西空ともり
彼らの瞳にあるのは何か。
追懐か、不快か、後悔か。
とにかく、怒りを忘れていた事だけは確かだった。
そう、まだ彼女――春風うすづくの死を感じられていなかった彼らは、
その犯人を知る事で、ようやくそれを覚えた。
西空ともり
西空ともり
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
トキは血だらけのまま、声高らかに笑った。
それは既に唇のところまで流れていたので、
そうするだけで、口に血が入ってくるようだ。
笑いながらも、喉の唸る瞬間が幾度かある。
東雲ザンセイ
吉森さよ
吉森さよ
吉森さよ
吉森さよ
怒るクラスメイトらを見上げながら、彼は語る。
逢魔トキ
空気が変わった。
熱気と呼ぼうか、冷気と呼ぼうか。
肌を焼き、凍てつく風が吹いていた。
きっと人はそれを狂気と呼ぶのだろう。
逢魔トキ
逢魔トキ
西空ともり
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
東雲ザンセイ
逢魔トキ
東雲ザンセイ
吉森さよ
西空ともり
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
逢魔トキ
トキは「痛た」と呟きながら、立ち上がった。
歯をぎしる三人を通り過ぎた。
そして、ちょうどそこで、彼の意識は途絶えた。
倒れた身体は、床にぶつかる前に腕で支えられた。
そこには人が立っていた。
先生
吉森さよ
先生
先生
先生
先生
先生
東雲ザンセイ
東雲ザンセイ
西空ともり
先生
吉森さよ
先生
吉森さよ
先生
吉森さよ
吉森さよ
階段を降り、地下の秘密通路を歩く。
先生
先生
不死蚯蚓、快楽蜥蜴、嘔吐蛙、分離蛸。
足吊り烏、結合熊。
手首蝶、消滅鰻、孤独蛸。
射精蛇、結核虎、痙攣狸、窒息猿、孤独蛸。
食用猫、妊娠豚、妊娠鰐、妊娠蟻、孤独蛸。
正義駱駝、孤独蛸。
苦痛雉、アバラ獅子、圧縮鯨、絶望蛍、絶望犬、孤独蛸。
安楽蛸。
落下兎、
西空ともり
東雲ザンセイ
吉森さよ
先生
【彼ら】の収容された部屋の横を通り過ぎると、先生が言った。
皆に混乱は無かった。
というよりも、この時は意識そのものが無かった。
先生
生徒らはそれに従い、極当然のように自ら部屋に入る。
全員が、別々の部屋に。
カチャ
西空ともり
西空ともり
鍵の閉まる音で目を覚ました。
左右上下、どこを見渡しても何も無い。
ザラザラとした何かの箱。
正確な広さはわからないが、だいたい3メートル×3メートルほどだろうか。
床全体には、水か何かかと思われる液体が張っていて、ぬるい。
粘度があり、時間経過で固まってしまいそうだ。
刺激的で泥酔的な、独特の香りがする。
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
「ともり!」
西空ともり
「ともり!」
「ねー、ともりったらー!」
「返事してよー!」
西空ともり
春風うすづく
春風うすづく