nry
今日も眠い目を擦りながらnkkさんに呼びかける。
nkk
nry
......?
席に座ろうとnkkさんの方へ行くと、何か違和感を感じた。
悪いものじゃない。
......匂い...?
nkkさんから優しい匂いがしてくる。
僕はnkkさんの背中に顔を埋めてみた。
...やっぱりそうだ。
nkk
nry
nkk
nkk
nry
nkk
nry
nry
nkk
nkk
nry
nkkさんに促されて席に座る。
今日の朝食も美味しそうだ。
nry
nkk
nkk
nry
朝ご飯を食べ終え、nkkさんが仕事へ行った。
nry
昔は1人なんてなんでもなかったのにな。
今はnkkさんが側にいてくれないのがすごく寂しくて心細い。
何かに怯えてるとか、怖いとかそういうのじゃない。
ただ純粋に、nkkさんが恋しいんだ。
今日もぼんやりと考え事をしながらnkkさんの帰りを待った。
ただいま〜
nry
玄関の方からnkkさんの声がしたのを聞いて、僕はのっきさんに駆け寄った。
nry
そう言いながらnkkさんに抱きついて異常がないか確認した。
......今日も大丈夫そうだ。
nkk
nry
いつものことなのに、nkkさんが目の前にいることが嬉しくて、自然と笑みがこぼれた。
nkk
nry
nkk
nry
どうしようかな、
僕的には入りたい気持ちでいっぱいだけど、怖がらせちゃうかもしれないし.....
そんなことを考えるのは、nkkさんが傷や血が苦手だからだ。
僕の背中には、これから一生治らないであろう傷がある。
元々、羽が生えていた場所に。
悪魔の羽は、特性や魔力を使っても完全になくすことはできない。
無駄に再生力が高くて、9割欠けても一週間くらいで再生する。
だけど、完全になくす方法が一つだけある。
それは、根本から羽を完全に取り除くこと。
そして僕はそれを実行している。
nkkさんがいない間にお風呂場と包丁を借りて、自分でそぎ落としたのだ。
そんなに痛覚がなければよかったんだけど、無駄に感覚が鋭いから、その時はしんどすぎてあんまり記憶ないんだよね......
っていうのは置いといて、
その傷跡が結構ひどいから、nkkさんは大丈夫かなって話。
.....まあ、後ろ見せなきゃいいか。
nry
nkk
nkk
nry
nry
nkk
それから、僕はnkkさんが来る前に終わらせようと思い、さっさと体を洗った。
nrきゅーん、入りますよー?
nry
ちょうど浴槽に入ったところでnkkさんが入ってきた。
無言で体を流し始めるnkkさんを、僕は浴槽の淵に組んだ腕の上に顎を乗せて眺めた。
nkk
お風呂だからか、それとも照れているのかは不確かだが、nkkさんの頬が少し赤い。
nkkさんの方をじっと見つめる僕と目が合わないように視線をチラチラさせているのもまた愛らしい。
nkk
nry
nry
nkk
nry
nkk
今度はわかりやすく一気に顔が赤くなって、本人も自覚しているのか急いで体についた泡を流した。
nkk
nry
nkk
nkk
nry
nkkさんに背中は向けられないから、顔だけを洗い場の方に向けた。
nkk
顔を見なくても拗ねているのがわかる。
またいたずらをしたら、余計に機嫌を損なうのが目に見えていてもやっぱりやりたくなってしまう。
でも、せっかく一緒に入ろうと誘ってくれたのだから、機嫌を損ねてばかりもあまりよくない。
そう思った僕は、nkkさんの方に視線を戻した。
nry
nry
nkk
nry
nkk
nry
捲し立てるようにそう言いながら、nkkさんは僕の体の向きを変えた。
nkk
nkkさんの動きが止まった。
nkk
nry
何を言ったらいいか分からず、僕は黙りこくってしまった。
nkk
nry
nkk
nry
なんだか声が出しづらくて、頷くだけになってしまった。
nry
nry
それだけ言って浴槽から上がろうとすると、nkkさんが両手でがっしり捕まえて、僕を浴槽に戻した。
nkk
nry
nkk
nkk
nkk
nry
nkk
nry
nkkさんの言う通りだ。
何を聞かれたって、まだ話すつもりはない。
僕はnkkさんの為だと思って黙っているけど、もしかしたら、nkkさんにとっては.......
nkk
nkk
nkk
nry
やっぱり、nkkさんは優しいな。
nry
nkk
nkk
nry
nkkさんは、優しすぎる。
甘くてあったかい、とかじゃなくて、
甘ったるくて、熱い。
それでも、溶けてしまいそうな今が、凄く幸せで溢れている。
コメント
5件
たぶん初コメ失礼します。 nmmn守ってください。
わぁぁぁ!? な、なんだこの神作!? てかセカイ破っP様の作品は神作しかない°ʚ😇ɞ°
やばぁぁぁい好きぃぃぃ … 見るの遅れてしまった … 泣く それよりもやっぱり神だぁ !! ✨️ 何回でも見返せる (^ཫ^)