テラーノベル
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仕事場で、仕事を教える。
体がうまく動かなかったみたいだけど、
なんとなく書類のやり方を思い出したらしい。
良かった、なんとかなったみたいで。
ドイツ
オーストリア
オーストリア
ドイツ
感覚を遮断すると、生身の人間は1日で発狂するらしい。
オレは見たことないからよくわかんないけど。
まぁ、国だったし、案の定発狂はしなかったみたいだ。
…だけど、感覚を遮断することの後遺症は残るらしく、
現に監禁後のドイツからイタリアの名を聞いたことがない。
恐らく脳に強く影響がでているのだろう。
まぁオレにとってはありがたいからいいけど。
一通りの仕事が終わって、
オレたちは帰路についた。
ドイツ
オーストリア
オーストリア
ドイツ
彼が橋の上から、川をみる。
オレもつられて、川を覗き込むと、
そこにはヨーロッパの街並みが反射していた。
ドイツ
オーストリア
オーストリア
ドイツ
興味が失せたのか、川から目を逸らす。
…すると、
後方から声が聞こえた。
イタリア
……どうやって、戻ってきたのだろう。
おかしいな、拘束はドイツよりしっかりさせていたはずなのに。
あぁ、また眠らせて、監禁しなきゃ。
よかった、スタンガン持ってきてて。
この前はオレの家だったからよかったけど、銃は流石にまずいもんな...
と、そんなことを考えて、
バッグに詰めておいたスタンガンに触れた直後のことだった。
ドイツ
イタリア
辺りが、静まり返る。
あぁ、そうか。
…もう、イタリアのことすら、
思い出せなくなっちゃったんだな。
イタリア
イタリア
イタリア
オーストリア
オーストリア
イタリア
イタリア
イタリア
イタリア
イタリア
ドイツ
ドイツ
…
………
…は?
イタリア
ドイツ
ドイツ
イタリア
イタリア
ドイツ
不幸中の幸いだろうか、一応ドイツがイタリアにした罪も覚えているらしい。
彼自身戸惑っているようだ。
…またやり直さないと。
カバンに入れていたスタンガンを今度こそ持ち、
静かに、けど素早く、
イタリアに投げつけた。
イタリア
あぁ、ドイツからのほうが良かったかな。
まぁこれはこれでいいか...
イタリア
オーストリア
オーストリア
オーストリア
オーストリア
オーストリア
ドイツ
ドイツ
ドイツ
イタリア
イタリア
そんな声を聞くや否や、
オレたちは再び帰路へと戻った。
好きだったよ、ドイツ。
ずっと、君のことが好きだった。
…君もioのことが好きだったはずなのに、
フラれちゃった。
ちゃんと思い出してたくせに、ね。
もうちょっとioが早く、
あそこから出れていればなぁ...
イタリア
イタリア
どこかもわからぬ橋の上で、
僕は一人、眠った。
コメント
3件
あ、え、あ……まじか…… タイトルってイタリアさん目線だったのですね…、凄……最後まで展開の読めない作品でした。好きです。 にしても言いなりになる側の🇩🇪さんって良いですね()そういえば全く関係ないけど🇮🇹🇩🇪🇦🇹ってWW1で同盟……なんか拡がっていきますな…