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我ら白鳥沢学園の日常は

第10話 - 悪化

7,243

2022年09月17日

#ハイキュー夢小説

#白鳥沢

#夢小説

#ハイキュー

#青春恋愛

#ドラマ

希紀🏐🎨

昨日部活の皆と、その後美琴にもファンの子達に絡まれたことを話した

△△ ○○

……………

千華野美琴

はぁ…

千華野美琴

いい加減ぼーっとするのやめない？

千華野美琴

あんたは悪くないんだしさ

△△ ○○

別に最初から私が悪いなんて思ってない

△△ ○○

けど、これからもっと複雑なこと起きると思うとめんどくさくて何も考えたく無くなるの

千華野美琴

あんたって本当にメンタル強いねぇ

千華野美琴

呼び出されて頭殴られてそれでも隠そうとしたことがまずすごいよ

千華野美琴

ところで今日放課後の部活無かったの？

千華野美琴

今いつも居ない時間だよね

△△ ○○

あったけど今日は大事をとって来なくていいって

△△ ○○

白布には超不機嫌な顔で来るなって言われた

千華野美琴

あいつも素直じゃないよねw

△△ ○○

いや素直だろ

△△ ○○

素直なのは別にいいけどムカつく

△△ ○○

もうちょっと気遣いってものができないものかねあいつは

千華野美琴

結局嫌なのねw

千華野美琴

(多分白布って気持ちの伝え方下手だよなぁw)

千華野美琴

(素直に心配だから休めって言えばいいのにさw)

千華野美琴

じゃあさ、気晴らしにちょっと出かけない？

△△ ○○

出かける？どこに？

△△ ○○

しかも私、怪我してるから安静って意味で休まされてるんだけど

千華野美琴

まぁまぁ

千華野美琴

そんなに動くところじゃないからさ

△△ ○○

まぁいいけど

千華野美琴

じゃあ早く着替えて準備！

△△ ○○

なにここ、お好み焼き屋さん？

千華野美琴

そうそう！ここ私のバイト先！

△△ ○○

あんたここで働いてるの？

△△ ○○

どうりでいつも帰ってくる時なんかそれっぽい匂いすると思った

千華野美琴

まじ？

千華野美琴

ファブ○ーズでも買おっかな

△△ ○○

そりゃこんな所で働いてたら匂いつくよ

千華野美琴

まぁそれもそっか〜

千華野美琴

小さい頃から来てたから慣れちった

千華野美琴

おばちゃん、私のお気に入りちょーだい〜！

店員

あいよ〜！

店員

今日はお友達つれてきたんかい？

千華野美琴

うん！いつも話してる○○！

店員

まぁ！じゃあ具材サービスするわねぇ

千華野美琴

やったー！ありがとー！

△△ ○○

え、ちょっとなに私知らない間に話題にされてるの？

千華野美琴

うんまぁね〜

△△ ○○

まぁね〜じゃないよ

千華野美琴

いいじゃんー！悪口じゃないんだし！

△△ ○○

はぁ…

千華野美琴

そんな不審がらなくても大丈夫！小さい頃からお世話になってるから信頼あついよ

△△ ○○

(いや別にそんなことは聞いてないけど…)

△△ ○○

常連だったの？

千華野美琴

そうそう。いとこの両親がここの店主で、よく来てたんだ

千華野美琴

そんで私がバイトしたいって言ったら人手足りないから是非って

千華野美琴

時間融通もきくから日によっては2時間とか3時間でもあがらせてもらってるよ

△△ ○○

そういえばそうだね、バイトとかやったことないから詳しくは知らないけど、いつも帰り早いよね

千華野美琴

そゆこと！○○もしたくなったらいつでも来ていいんだよ〜？

△△ ○○

いや大丈夫w

千華野美琴

そうだよね、○○は男バレのマネージャーだもんね〜

△△ ○○

……！

△△ ○○

…何が言いたいの？

千華野美琴

別に〜？

千華野美琴

嫌いになったわけじゃないんでしょ？

△△ ○○

…うん

千華野美琴

じゃあ戦わないとね

△△ ○○

なにそれ私は戦時中の男か？

千華野美琴

前世はそうかも？

△△ ○○

前世なんてしるか笑

千華野美琴

でもさ〜、マジでファンの奴らもクズだよね〜

△△ ○○

そうだね

△△ ○○

あんなことしてくるのドラマか漫画の世界だけかと思ったわ

千華野美琴

私もそれ思ったw

千華野美琴

白鳥沢って一応頭いいやん？

△△ ○○

お前みたいなバカもいるけどな？

千華野美琴

うっさいわw

△△ ○○

ん、まぁ、で？

千華野美琴

の割に考えることバカだよなーって

千華野美琴

いくら赤点ギリギリの私でもその状況でそんな事しないな〜

△△ ○○

男バレの人達が好きすぎて頭狂ってるんじゃね？

千華野美琴

そうかもね。いずれ精神崩壊起こして集団で精神科だな

千華野美琴

ニュースになったりして

△△ ○○

なるかよw

いつものたわいも無い会話

美琴とバカな話をしてる時は

嫌なことがあっても、何かが憂鬱でも

なんだか楽な気持ちになれる

今日だってきっと美琴なりの励ましなんだろうな

店員

はいどうぞ〜

店員

美琴ちゃんイチオシの特性お好み焼きだよ〜！

千華野美琴

わー！具材マシマシ！

千華野美琴

○○あんた幸運すぎだよ！サイコォ！

千華野美琴

さっ、食べよ食べよ！

△△ ○○

…いただきます

千華野美琴

いただきまーす！

一口、アツアツで具材たっぷりのお好み焼きを食べる

ソースと鰹節がいい味付けになって

じんわり口の中に味が広がる

千華野美琴

んー、おいしー！

千華野美琴

○○、どぉ？

△△ ○○

おいしい

△△ ○○

久々にお好み焼き食べた

憂鬱で少し食欲が失せてたのが嘘みたいにお腹が空いてきた

1口、また1口

千華野美琴

あっ、嬉しそうな顔w

△△ ○○

なに？

千華野美琴

○○ってご飯食べてて美味しいって思ってると無言で目輝かせるよなーって

△△ ○○

目輝くとか分かるの？

千華野美琴

だてに○○探ってないからね

△△ ○○

なんだそれw

食堂

白布賢二郎

…………

川西太一

？食欲ないの？

白布賢二郎

え？別に

川西太一

全然食べてないじゃん

川西太一

しらす丼

白布賢二郎

考え事してただけ

川西太一

○○のこと？

白布賢二郎

………

川西太一

あいつ強いよなぁ

川西太一

色んな意味で

白布賢二郎

やめんのかな

川西太一

なにが？

白布賢二郎

マネージャー

川西太一

さぁ？

川西太一

でも隠してたってことは少なくとも今の段階では辞めようとしてるわけじゃないんじゃね

白布賢二郎

あいつ変なとこで気使うよな

川西太一

確かになw

白布賢二郎

余計なお世話だっつうの

川西太一

でもまぁ今日は休ませたにせよ、これからどーすんのかね

川西太一

○○がマネージャーやめない限りファンの奴らは襲うだろうしな

白布賢二郎

あいつらそもそもなんでファンなの？

川西太一

知らね

川西太一

カッコイイんじゃない？

白布賢二郎

アイドルでもないただの同級生だっつぅのに

川西太一

キレんなって

川西太一

まぁ、先輩もそのへん考えてるだろうし、一先ずお前は食え

川西太一

また手止まってる

白布賢二郎

ん

昼休み

男バレのファン

ねぇ、○○さん、ちょっと来て〜♡

男バレのファン

手伝ってほしいことがあってぇ

千華野美琴

ﾁｯ○○行かなくていいからね

△△ ○○

行くつもりなんて最初からない

白布賢二郎

……………

△△ ○○

(うわ白布怖っw)

△△ ○○

(すんげぇ目で語ってるじゃんwww)

男バレのファン

ねぇ、○○さんてば〜♡

男バレのファン

無視なんてひどいよぉ

△△ ○○

まじうっせぇ(ﾎﾞｿｯ)

△△ ○○

悪いけど取り込み中なので

男バレのファン

えぇ〜、じゃあ、また来るね♡

男バレのファン

ばいばーい！

△△ ○○

…まじキモイ

△△ ○○

鳥肌たつわぁ

△△ ○○

二度と来んなし

千華野美琴

マジ気をつけなよね

千華野美琴

次は何されるかわかんないんだから

△△ ○○

わかってるって

△△ ○○

いざってなったら投げる

△△ ○○

あ、白布、私今日は部活行くから

白布賢二郎

は？

白布賢二郎

お前まだ捻挫もコブも治ってねぇだろバカ

△△ ○○

治るまで待ってたらキリねぇんだわ

白布賢二郎

ﾁｯ

△△ ○○

舌打ちすんなや

△△ ○○

そんなに私に来られると嫌なのかよw

白布賢二郎

(そういう事じゃねぇし)

部活

△△ ○○

おねしゃーす

瀬見英太

あ、○○怪我の具合どうだ？今日はなんもされてないか？

△△ ○○

大丈夫ですよ

△△ ○○

知っての通り私強いので

瀬見英太

でも、集団で襲ってきたらたまったもんじゃないだろ？

△△ ○○

いえ、全員返り討ちにします

△△ ○○

素手のタイマンなら

瀬見英太

素手…

瀬見英太

でも、本当に気をつけろよ

△△ ○○

はい

△△ ○○

ところで今日は五色はいないんですか？姿見えないですけど

瀬見英太

工は今日委員会だって

瀬見英太

多分暫くしたら来るよ

△△ ○○

なるほど

川西太一

あ、○○ちーす

川西太一

調子どー？

△△ ○○

絶不調

川西太一

えっ

△△ ○○

嘘w

△△ ○○

むしろ昨日マネ業やらなかったからちょっと動き足りない

川西太一

じゃ今日も頼むわー

△△ ○○

あいよー

私はスポドリのケースをもつと廊下の水道に向かった

川西太一

……クラスでどーなの？

白布賢二郎

休み時間になるとファンのヤツらが来て○○誘ってくる

白布賢二郎

まだ行かせたことないけど

川西太一

うわぁまじめんど

川西太一

ま、それで今日1日お前も機嫌悪いのね

川西太一

トス乱れてる

白布賢二郎

…………………

白布賢二郎

………マジ？

川西太一

マジ

川西太一

しょっぱなのトスだとしてもいつもより乱れてる

川西太一

今日調子悪いのかと思った

白布賢二郎

いや全く

白布賢二郎

修正するわ

川西太一

頼んだ

白布賢二郎

(俺そんなに気とられてるか？)

白布賢二郎

(ま、それに変わって、)

△△ ○○

スポドリここに置きますね〜

白布賢二郎

呑気

△△ ○○

へ？

白布賢二郎

なんでも

△△ ○○

いやなんだよ

△△ ○○

(あ、白布みて思い出した)

△△ ○○

(テーピングきれそうなんだよね、取りに行かなきゃ)

△△ ○○

(白布がテーピングめっちゃ使うから減りが早いな)

△△ ○○

(ま、頑張ってる証拠だろうけど)

男バレのファン

あ、やっと1人になってくれた

△△ ○○

！

△△ ○○

(後ろ、)

やばいと思って振り返った時にはもう遅かった

両腕両足を押さえつけられた私は勢いよく床に体を押し付けられる

△△ ○○

なっ！離せよ！

男バレのファン

あんた強いけど、不意打ちで大勢で抑えつければ袋のネズミよね？

△△ ○○

何その言い方古すぎw

△△ ○○

悪いけどあんたらにかまってる暇ないから離せ

男バレのファン

ハッ！wこの状況でよくそんなこと言えるわね

男バレのファン

本当にあんたは鬱陶しい

男バレのファン

あんたなんかがマネージャー務まるとでも思ってるの？

男バレのファン

今度こそ、痛い目にあいたくなかったら、マネージャーもバレー部の皆と絡むことやめなさい

△△ ○○

ふんっ、あんたいつから私に命令出来るようになったの？

△△ ○○

図々しいのにも程があるんだけど

男バレのファン

ﾁｯ…あんた本当に死にたいみたいね

男バレのファン

二度と動けない体にしてあげようか？

△△ ○○

それやったらあんたら間違いなく退学だけど大丈夫そ？

男バレのファン

私達がやったなんて誰がわかるの？

△△ ○○

あんたみたいにバカじゃないからだいたいファンにやられたってことぐらいわかるわ

男バレのファン

本当に口数が減らないわね

男バレのファン

やっぱり痛い目見ないとわかんないんだ？

ファンのヤツらの2人が元々持っていたバットを振り上げた

△△ ○○

本当、人数でせめてオマケに武器か

△△ ○○

どこまでも張合いのねぇヤツら

男バレのファン

ハンっ！wなんとでもいいな

男バレのファン

別に正義で勝とうとなんてしてない

男バレのファン

勝てるならなんでもいいから

△△ ○○

そんな性格してるからモテねぇんだよ

男バレのファン

っっ！！！！

男バレのファン

いい加減にしろ！

ヒュンッ

バットが勢いよく降りてくる

とても速いはずなのに、私にはスローに見えた

でも避けようにも数人係で押さえつけられているから一瞬で逃れるには無理

目の前に迫るバット

体に精一杯力を込めて抵抗する

どう頑張ってもやっぱり間に合わない

ギュッと身を固くしたとき、目の前に手が伸びてきた

ガッ

そのまま大きな手のひらは、片手でバットを受け止めた

五色工

これ、なんの騒ぎですか！

△△ ○○

五色…！？

男バレのファン

五色君？！なんでここにいるの？！

助けてくれた本人は、いつになく怒りの表情を浮かべていた

男バレのファン

今部活中じゃ…？

五色工

委員会の帰りです

五色工

なんですかこの状況

いつもより重点音で眉の角度も急だ

△△ ○○

(お、怒ってるな…これ…)

男バレのファン

これは…、○○さんに命令されたの…！

五色工

はぁ…？

△△ ○○

………は？

男バレのファン

○○さんは男バレの皆の興味を引きたくて私達に悪役を演じるように命令してきたの！

男バレのファン

私こんな嫌な役回りしたくないのに、○○さんが怖くて逆らえなくて…

△△ ○○

………へ？

△△ ○○

(とうとう頭沸いた…？)

状況が理解でき無さすぎて思わずポカンと目の前の光景を眺める

男バレのファン

五色君、助けて…！

五色工

………………

五色工

とても、そんな風には見えませんね

五色工

○○さんはそんな人じゃない

五色工

あなた達ですか？先日○○さんを襲って怪我させたのは

男バレのファン

怪我？なんのこと？

男バレのファン

私達は○○さんに命令されて…

五色工

その演技、いつまで続けるつもりですか？○○さんを離してください

男バレのファン

ﾁｯ

ファンの奴らは舌打ちしつつも手をはなしてくれた

男バレのファン

1年が調子乗ってんなよ

△△ ○○

(いやお前らが調子乗んなよ)

五色の迫力に気圧されたファンたちは、睨みながら去っていた

五色工

……○○さん、大丈夫ですか？

△△ ○○

大丈夫、ありがとね

五色工

すいません…

△△ ○○

へ？なんで五色が謝んの？

五色工

俺…○○さんがいてくれて部活とてもやりやすくて助かってて…

五色工

けど、そのせいで○○さんはこんな酷い目にあってるのに

五色工

俺は今その現場を目撃したのにも関わらず、○○さんに、マネージャーをやめて欲しくないって思ってる…

眉を下げて悔しそうに歪めた表情を見て、不覚にも私は胸がキュンとした

△△ ○○

(五色…)

△△ ○○

大丈夫、安心して。私、あんな奴らのせいでマネージャー辞めたいなんて思ってないし、辞める気もないから

△△ ○○

今回はちょっと油断して五色に助けられたけど、私、あんな奴らに負けるほど弱くないからさ

五色工

ほ、本当ですか…？

△△ ○○

本当、本当！

△△ ○○

ほら、部活行くんでしょ？私保健室からテーピング取ってから行くから、先行ってて

五色工

！いえ！俺ついて行きます！

五色工

今の今で1人にさせません！

△△ ○○

今の今ならアイツらも仕掛けてこないよ

△△ ○○

ありがとね、でも、五色はエースになるんでしょ？

△△ ○○

1分でも1秒でも無駄にしちゃダメだよ

五色工

でも、

△△ ○○

大丈夫、すぐ行くから、ね？

五色工

…分かりました

△△ ○○

じゃあまたあとでね

五色工

はい…

△△ ○○

(あいつ本当に可愛いな)

△△ ○○

(あ、まだゲーム練習始まってないんだ)

白布賢二郎

おい！

△△ ○○

うわっ、なにびっくりした

△△ ○○

なんでいきなりキレ口調？

体育館に戻ると、ものすごい形相の白布がズカズカと歩いてきた

白布賢二郎

なんで単独で動いたんだよ！

白布賢二郎

五色から聞いた！

△△ ○○

いや…、あんたが使うテーピングを保健室に取りに行ってただけだし…

五色工

すいません、○○さん…

五色工

でも話すべきかなと思って…

△△ ○○

！五色どったのそんな怯えた顔して

川西太一

白布が1人にすんなよってキレた

△△ ○○

いや、私が1人で平気って言ったの

△△ ○○

五色悪くないから責めんな

白布賢二郎

お前はもっと自分が危険なことを自覚しろ！

瀬見英太

まぁまぁ白布落ち着けって

瀬見英太

工のおかげで怪我はないみたいだし

白布賢二郎

だからって…！

天童覚

はいはい、けんじろー1回○○ちゃんが作ってくれたスポドリでも飲もーねー

ズボッ

白布賢二郎

うぐっ…

大平獅音

まぁ、今回は怪我がなかったとはいえ、対処はしないとだよね

山形隼人

俺らがいない所でやられちゃ困るしな

△△ ○○

いえあの、本当に私平気です

△△ ○○

殴られるのとか、割と耐性ついてるんで

大平獅音

どういうこと？

△△ ○○

あっ、いや、空手とか柔道やってたので、痛いのに強いって言うか

瀬見英太

それにしても、やめさせねぇとな

大平獅音

そうだね、このままほっとく訳にも行かないしね

牛島若利

具体的に俺はどうすればいいんだ？

天童覚

若利くんは〜…○○ちゃんがピンチだったら助けてあげて？

牛島若利

分かった

△△ ○○

そんな大袈裟なことでもないですよ

△△ ○○

マネージャーになるって決めた時点でこうなることもちゃんと予想してたので

白布賢二郎

お前なぁ！

瀬見英太

おい白布ストップ！

川西太一

(珍しくすんげぇキレてる…)

△△ ○○

あのさ、なんで白布がそんなにキレてるの？

白布賢二郎

お前の自覚が足りてねぇからだろ！

△△ ○○

だから、それで困るのはあんたじゃないじゃん

△△ ○○

白布がイライラしてもしょうがないでしょ？

△△ ○○

なんであんたがそんなにキレて…

白布賢二郎

あ゛？

川西太一

(あ、やばい)

瀬見英太

おいしら、

白布賢二郎

っざっけんじゃねぇぞぉ！！

瀬見英太

うおぉぉ？！

△△ ○○

うわっ？！

天童覚

ちょっとけんじろーおちついてぇ？！

△△ ○○

ってことがあったんだよね

千華野美琴

へぇ〜

千華野美琴

白布がねぇ

千華野美琴

それで結局どうなったの？

△△ ○○

今はいい案でそうにもないから、束縛するつもりは無いけど、出来れば誰かしら、友達とでいいから一緒に動いて欲しいって

千華野美琴

大変そうだねぇ

△△ ○○

はぁ〜…

千華野美琴

いっその事やめたりする？

△△ ○○

それはやだ

千華野美琴

うん、その返答が返ってくるのは知ってたw

千華野美琴

学校いる間は私が常に一緒にいられるけど、放課後はバイトあるしな〜

△△ ○○

いいよw

△△ ○○

いずれなくなるよ

千華野美琴

そうだといいけどね〜

△△ ○○

(まぁ、それじゃあ考え甘いよね…)

翌日部室前

△△ ○○

(いくら離れるなでも部室前で待機させられるとは…)

△△ ○○

(皆が着替えてる間に色々準備したいんだけどな…)

男バレのファン

あ、○○さん

△△ ○○

またあんたかよ

△△ ○○

今度は何

男バレのファン

今日は殴ったりしないよ？

△△ ○○

は？

△△ ○○

(今日はってなんだよ)

△△ ○○

もうそろみんな出てくるけど

男バレのファン

知ってる、だからだよ

△△ ○○

？

ファンのやつはニヤリと口元をにたつかせるとポケットからカッターを取り出した

△△ ○○

それで脅すの？

男バレのファン

んーん、そんな事しない

△△ ○○

じゃあ何、私の事それで刺す？

男バレのファン

そんなことしたところであんたは避けるでしょ

△△ ○○

(ったりめーだろ)

男バレのファン

だから、こうする

ザクッ

△△ ○○

…は？

相手が刺したのは自分の腕

赤い液体がドクトクと溢れ出てきてる

△△ ○○

ちょ、何やってるの？！

△△ ○○

血が！

△△ ○○

(ついに頭おかしくなった？！)

男バレのファン

はいこれあげる

今度は1歩近づいた私に、平然とした顔をしながらカッターを投げてきた

私はカッターの刃が刺さらないようにキャッチする

カッターの刃の部分にも真っ赤な血がついていて、見てるだけで痛々しい

△△ ○○

あっぶなっ！何すんの！

男バレのファン

これで準備OK

△△ ○○

なんのこと？

△△ ○○

こんなことして何がした、

男バレのファン

キャー！！！

△△ ○○

？！

次の瞬間、男バレファンは大きな声で悲鳴をあげる

白布賢二郎

なんの騒ぎだ

川西太一

なんの叫び？誰？

瀬見英太

大丈夫か…？！

天童覚

なになにびっくりした〜！

山形隼人

えっ、何だこの状況…

五色工

！○○先輩、そのカッター…

大平獅音

君、血！

次々に声を聞きつけて出てくる部員たち

そこで初めて理解した

△△ ○○

(そういう事か…！)

男バレのファン

○○さんひどい、いくらなんでもカッターで傷つけるなんて…！

気持ち悪いほどの演技力で泣き崩れる彼女

△△ ○○

(タチ悪いっ…！私なんで気づかなかったの！)

私は持っていたナイフを握りしめる

まんまと罠にはめられてしまったのだ

皆の不安げな目線が背後からチクチクと刺さった

ぬっし

タップお疲れ様です！

ぬっし

今回も今回で微妙なところで終わりましたねー

△△ ○○

そう思うならキリよく終わらせろよ

ぬっし

うんごめん無理

ぬっし

○○ちゃん、誤解とくの頑張ってね

△△ ○○

最低かお前ぶん投げていい？

ぬっし

やめてくれ

ぬっし

みんなもどんな反応するのかなぁ

△△ ○○

(だから毎度お前が考えんだろうが…)

ぬっし

てかまじファンって怖いな

ぬっし

そんなことしたら嫌われるとか思わないのかなー

△△ ○○

………(ツッコミを放棄)

ぬっし

まぁ次回に期待！

ぬっし

それではまた次回！

我ら白鳥沢学園の日常は

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え、どうなっちゃうん？！多分みんな信じてくれて、もうあいつ色々あって退学になるよね？！無事に終わることを信じてるよぉぉぉぉ😭

希紀🏐🎨

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