-放課後-
-ワンダーステージ-
4人は次のショーの詳しい内容と演出について話し合っていた。
司
_______、________!!
えむ
_____________!!
類
_________。___________?
寧々
_________________。
司
よし、こんなもんか!
えむ
大体決まったね〜!!
類
そろそろ練習を始めようか。
寧々
…
類
…寧々?
類
どうかしたかい?
ピコン
僕のポケットにあるスマホが振動している。
確認すると寧々からのメッセージだった。
類
寧々…
寧々
…
寧々はずっとこっちを見ている。
類
わかったよ。
類
司くん、えむくん!
えむ
ほえ?どうしたの、類くん?
類
すまないが寧々と話すことがあるから席を外してもいいかい?
司
うむ、もちろんだ!練習時間が無くなるから話しすぎるなよ!
類
ふふ、分かっているよ。
類
それじゃ寧々、行こうか。
寧々
うん。
2人は終始無言で人目のつかないところまで歩いた。
類
…
寧々
…
でもなぜか無言が気まずくない。
類だからなんだろうな。
わたしはそう思った。
類
この辺でいいかい?
類が立ち止まって言う。
寧々
うん。
類
さて。
類
なんだい?話って。
寧々
実はお昼の時の続きをしたくて。
類
お昼…あぁ司くんが途中で乱入してきたやつかい?
寧々
うん。
寧々
話しそびれたから。
類
なるほど。
類
ってことはショー関係じゃないってことか。
寧々
、、、!?
「なんで?」
類
ふふ、幼馴染の勘ってやつかな
類
ショー関係のことなら座長の司くんがいた方が話しやすいはずなのに話さずに帰ったってことは寧々が僕自身に伝えたいことなんだろう?
寧々
…すごい通り越してキモい。
類
ありがとう。
寧々
褒めてないから。
「それはさておき」
類
本題に入ろうか。
類
僕に何の用だい?
寧々
うんあのね、
寧々
類、この前えむへの気持ち教えてくれたでしょ?
類
…あぁ。
寧々
最初、聞いた時類のこと応援しようと思ったんだ。
寧々
でも、それはできない。ごめんね。
類
…!?
分かったよね。
驚いた顔してるもん。
類、察し良いもんね。
寧々
類の話聞いて思ったんだ。
寧々
…ふぅ。
ゆっくりと息を吐く。
大丈夫。
怖がってちゃダメだ。
伝えなきゃ。
幼馴染だから。
がんばれ、わたし。
寧々
わたし、
寧々
司のこと好きみたいなんだ。
寧々
だからごめん。
寧々
類の応援をすることはできないし、類に恋人役を譲るつもりもない。
寧々
全力で司にアプローチするから。
類
…ふふ。
寧々
ちょ、何笑ってんの!?
寧々
本気で言ってんだけど!?
類
わかってるよ。
類
でも
類
寧々がここまで恋に真剣になるなんて思ってなくてね。
寧々
え、?
類
寧々は昔から人見知りだったから恋をいうものを経験してこなかっただろう?
類
だからそんな寧々が人を好きになるってすごいことだと思ったんだ。
寧々
…あ、ありがと。
寧々
でも、いいの?そんなわたしのこと褒めて。
寧々
わたしたち、これから敵になるんだよ?
類
いや、敵とかは関係ないよ。
類
僕は幼馴染のことを褒めただけさ
寧々
ふーん…
類
言い忘れていたけど僕も負けないからね。
類
寧々だとしても容赦しないさ
寧々
もちろん。
寧々
わたしも負けない。
ピコン
わたしのスマホから通知がなった。
寧々
(ん?なんだろ。)
確認するとワンダショのグループラインからだった。
類の方を見ると類もスマホを取り出している。
司
類、寧々!一体何の話をしているのだ!?
司
それともなんか大変なことでもあったか!?
司
結構時間が経っているが…
寧々
ごめん。
寧々
ただ話し込んでただけ。
類
今ちょうど終わったところだから今から戻るよ。
えむ
ほんと!?やったー!
えむ
寧々ちゃん!戻ってきたら一緒にセカイいこうね!!
寧々
うん。
司
分かっていると思うがまっすぐ戻ってくるんだぞ!
寧々
は?あんたはわたしたちのお母さんなの?
司
な!?
類
ふふ、司くんは僕たちのことを心配して言ってるんだよ。
えむ
うんうん!
寧々
う、うるさい…分かってるしそんなこと。
寧々
…じゃあ今から戻るから待っててよね。
司
あぁ!
えむ
うん!
類
戻ろうか。
寧々
うん。
寧々
心配させたら困るしね。
類
寄り道でもするかい?(ニコニコ)
寧々
…
寧々
まっすぐ戻ってこいって司に言われたでしょ。
類
冗談だよ。
類
もちろん分かっているよ。
寧々
はぁ…
寧々
戻ろっか。
類
あぁ。
残り28日






