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ピーンポーン

I

は〜い!!

先輩!!お疲れ様です!

I

…………お前かい

えへへ

I

なんも褒めとらんわ

I

で、休日になんの用?

買い物行きません?

I

は?

と、言うわけで 休日にいきなり外に出された

I

なんか欲しいもんあるん?

特にないです!!

I

帰る

待って待って!!ww

先輩はなんか欲しいの
ないですか?!ww

I

あー……

I

財布とか?ぼろぼろなんよね

なるほど!!
行きましょー!!!

I

おーう

いいのありました〜?

I

うーん、あんま気に
入らんな…

今のそんなボロくない気が
するんですけどねぇ〜

I

そうかー?

はい

……そういや、今どきの
大人ってスマホ決済です
よねwww

I

おじさんって言いたいん???

なわけー?笑

I

居酒屋で俺奢るよって
言ってスマホ出してみ?

I

俺ならドン引きやで

まぁ確かに
財布の方がかっこいい
かもしれない

※個人の意見です

I

何見てんの?

ノートです

日記書くのに丁度よさ
そうだな〜って

I

お前日記なんて続くん?w

一応1週間は毎日続けたこと
ありますよ!w

I

1週間かい!www

わ、もう7時だ

I

ほんまやん

I

なんか食い行く?

え、行きます!!!!

えー!!今日お酒飲ま
ないんですか?!?!

I

飲まんわ
明日仕事やし

えぇ………

(酔ってる先輩襲いた
かったな〜)

I

とか思っとるんやろ

なんでバレてるん?!www

ふぅー!!楽しかった〜!!

I

まぁいい暇つぶしには
なったなー

もー、本当は楽しかった
んでしょ?♪

I

何やねんお前

まぁ、実際ちょっと 楽しかった

……ツンデレじゃねーし

…先輩、なんか怖いんで
車道側歩かないでください…

I

はぁ…?笑

…ほら、1回事故にあった
って言ってたじゃないです
か!!

I

あーw

I

俺もあれ以来気をつけて
ますー!!

嘘つけ…

I

心配性やな

記憶が戻った頃から、車には 気をつけるようになった

あの車が飛び込んで来ないかなとか 色々気にしすぎた時もあったっけか

先輩が好きだから心配
してるんですー!

I

まーたそれかよ…笑

……俺、先輩が昔好きだった
方を大事にしているのは重々
承知です

でも…ッ、

I

………、

ブゥィーンッッッ!!

…!!!
先輩、こっちッ、!!

I

へ?

目線を音の方に向けると、 猛スピードで走ってくる バイク

ぼけっとしていると初兎に 引き寄せられる

I

わっ、ッ!

引き寄せられた身体はバランスを 崩して、初兎にもたれ掛かる

はぁ〜〜〜ッ、良かった……

I

……ッ、

もう…、ちゃんと見てて
下さいよぉ!!

どこが気を付けてるですか!!

I

ご…、ごめんごめん…w

何故だろう

何故か、初兎が今 ”また”あいつと重なった

I

……しょう、

? どうしました?

I

……呼んでみただけ笑

……いつも思ってたんですけど

I

……なんでもないです!w

I

えぇ…?笑

先輩は出会った頃から、 俺じゃない何かを見てる

この瞬間はそれがより一層 感じられたから。

「僕のこと見てくれてませんよね」

そう言おうとした口は 何故か閉ざされてしまった

これを言ってしまうと、もう 自分が先輩と一緒に居られないと 思ってしまったから

I

……そういや、さっきの…

I

最後まで言わなくてええの…?w

あ……、

……いえ、やっぱなんです
ないですw

なんだか言える雰囲気でも 無くなってしまい口を噤む

そんな俺を見て先輩は 苦笑い

I

……なぁ、まだ時間ある?

え?…ありますけど…

I

じゃあそこの公園でも
行かん?

えぇ??はい…?

I

いい加減、伝えとこうと
思って

そう言って歩き出す先輩

俺は、その背中を見つめながら 着いていくことしか出来なかった

I

はい

ありがとうございます…

自販機で飲み物を買い、 しょうに渡す

自分もコーヒーのプルタブを 開けながらベンチに腰掛ける

I

…それで、返事なんやけどな

……はい

I

俺、しょうとは付き合って
もいいと思ってるんよ

……へ、は?

思っていた返事と違かったのか、 混乱した声で俺に問いかける

な、なんで…??

I

……俺な、事故で死んだ
あいつのことばっかりで、
恋愛ってよく分かんな
かったんよ

I

だから、お前への感情が”好
き”なのか、イマイチ分かん
なくて

I

でも、気づいたらお前のこ
と考えてたりする所とか、
なんか寂しくなったりとか

I

世間で見ると、これがきっ
と”好き”っていうやつなん
やろなって

……それ、本当なんですか?

I

当たり前やん?笑
嘘なんてつかんよ

もし仮に本当だとしても…

思ってるってことは、まだ
なにか引っかかってるんじ
ゃないんですか?

そのセリフに、ピクっと体が 反応する

こいつ、なんでも分かるなぁ…笑

I

…俺が好きだった人な、
お前にそっくりなんよ

…ッ、!

I

その所為かしょうをずっと
あいつと重ねて見てまうか
ら…

…大好きなんですね

I

まぁな笑

I

記憶喪失になってる間は
なにも思わなかった

I

…けど、事故に遭ったあと
から…正確にはあいつのこ
とを思い出してからやな

I

何故か忘れられなくなって、

I

いい加減離れなきゃって
分かっとるんやけどなw

……先輩が僕を誰かと重ね
て見ていたのはなんとなく
察してました

その人だったんですね

I

あーあ、気づかせちゃっ
てたんや…w

I

ごめんな

いや、謝ることじゃ…

I

…さっきもな、しょうの
ことあいつと重なって見
えて…

I

死者と一緒にされるなんて
不快よな笑笑

…先輩がそれで幸せになれるなら

僕は代わりでもいいですよ?

I

…ッ、!

……だめ、

I

それじゃあ…駄目なんよ…ッッッ

…なんでですか、

I

それじゃあしょうが幸せに
なれないッッッ!!!

I

俺は…付き合うならちゃん
とお互いが幸せになれなき
ゃダメだと思ってるから…

I

それに、代わりとして付き
合っても罪悪感で愛せる気
がせんから…

…そう…ですか…

少し、いや もう取り返しのつかないほど 雰囲気が悪くなる

そろそろお開きか、と思い始めたとき

…はぁ、もう限界かぁ〜笑

I

…え?

このまま墓場まで持ってく
つもりだったんですけどね

先輩が記憶なんて思い出す
からですよ?

しょうの言ってることが 理解できなくて、ずっと 首を傾げる

そんな俺を見てしょうは ニコッと微笑んだ

先輩

「転生って信じますか?」

続く

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コメント

9

ユーザー

ここで神隠しと繋げるの天才ですか??

ユーザー

めっちゃ続き気になります! 甘赤りんさんの作品ほんとに最高です!続き楽しみにしてます!!

ユーザー

うわぁっ!!(?) めちゃめちゃ続き気になります!! ストーリー性が凄くてまじ凄いです(語彙力皆無)

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