私たち、女子は
菊池さんに
呼ばれて
大急ぎで、レッスン場で
向かった。
嘉孝
遅いぞー
女子たち!

蒼桜
ごめんなさい、バタバタしちゃってて

大夢
まあまあ、仕方ないよ。
女の子は
準備に時間が
かかるものだもんね?

そう言うと、本多君は
私たち、女子へ向けて
笑顔で視線をおくった。
芹華
は、はい!
そうなんですよ!

来瑠海
(大夢きゅん、か、か、カッコイイ♡)

優依
そうですねー

珠希
本当にごめんなさい。
今度からは
気をつけます。

風磨
分かったぞ!
今後、気をつけるように!

風磨君が
バシッと
決めてくれたすぐに、
ダンストレーナーの
カズヤさんからの指示が
あった
KAZUYA
よーし!まずは、
ダンス
トレーニングからだ!
この間、決めた
チームに分かれてくれ!

全員
はい!

蒼桜
(えっと、私は確か
乃我くん達と
一緒のチームだったはず、)

乃我
あおちゃーん!
こっちだよー!

蒼桜
あ!(乃我君、呼んでる、)
はーい!

大輔
俺も一緒のチームやで!
お互い頑張ろうな!

蒼桜
うん、前田くんも
宜しくね!

珠希
また、あなたと
一緒のチームなの?
もう、どんだけ
同じになればいいのかしら?

蒼桜
たまきちゃん、仕方ないよ。
だって、これは
プロデューサーさんが
決めたチームなんだから、

珠希
フンッ、
まあいいわ、
私の方が上達して
魅せるから。

優依
えっと、私は
誰と一緒のチームだったっけ?

凌
あ!
僕と同じだったはずです!

優依
えっと、?

凌
鈴木凌って言います。
これから
宜しくお願いします。

優依
凌君って言うんだね!
私は、木村優依です!
仲良くしましょ?

凌
あ、はい!
木村さん。
宜しくお願いします!

優依
そんな、木村さんなんて
普通に、ゆいとかで
大丈夫ですよ?
(凌君に向けて、少しはにかんで)

凌
あ、は、はい。
じ、じゃあ
ゆ、ゆいさんって
呼ばせて貰います!

優依
んふふ笑
凌君、もしかして
緊張してるの?

凌
は、はい。
普段、 こうやって
女の子と
話す事無いので
緊張凄くしてますね笑

優依
ふふふっ笑
そうなの?
全然、リラックスしてくれて
大丈夫ですよ?

凌
あ、はい!
ありがとうございます!

凌君と、ゆいちゃんが
仲良さそうに
話してる姿を
遠くから、誰かが
見ていた。
智樹
(凌君いいな〜
僕も、木村さんと
あんなに、
楽しくお話出来たらなー)

路己
あ!
智樹君!
僕ら、確か
木村さんたちと
同じチームでしたよね!
早く向こう行きましょ!

智樹
え?
あ、う、うん。

大輝
俺は確か
Bチームやったはずや、

大夢
Bチームの皆ー!
あつまれ!
ここだよー!

大夢君が
大きな声で
Bチームの皆を
呼んでいる。
来瑠海
あ、私 行かなくちゃ~

芹華
え?
くるみ、Cじゃなかったっけ?

来瑠海
え? そ、そうだっけ?
(そ、そんな事分かってるけど、
芹華が、大夢君と同じチームなのが、
ゆ、許せないだけだもん!!)

芹華
ほらっ、Cチームは
向こうでしょ?
山根くんが一生懸命呼んでるじゃない?

航海
おーい!
皆ここだぞーー
早く来いよー笑

来瑠海
あ、ほ、ほんとだ。
(相変わらず、
騒がしい人だな……)

芹華
じゃあ、私は
Bの方に行くから
じゃあね?

来瑠海
(もー!!
超超超ムカつく!!)

拓人
俺たちのチームは
男子だけでなんだか
平和だね~

聡
あー、確かにそうだね!

風磨
んー、俺的には
1人ぐらい女いても
良かったけどな笑

嘉孝
風磨君、それって
女の子目当てなんじゃ?

風磨
あんっ?
なんか言ったか?
原?

嘉孝
(菊池の鋭い眼圧に、少し圧倒されながら)
い、いや
何もないっす、、
(少し、背中を丸め小さくなる原)

拓人
(聡ちゃんだけに聞こえる声で)
風磨、怒らせたら
本当に怖いね、

聡
う、うん。
そ、そうだよね。
