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先生！！好きです！！！

第40話 - ホワイトデーの答え

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2023年08月06日

#司類

#BL

#青春恋愛

#冬彰

あかまる🍓🐾໊

司

類さんって運転出来たんですね

類

ああ。あった方が便利だろう？

司

たしかに！

司

(いつ謝れば…今か？早い方がいいよな、早く謝らないと…)

類

フェニランなんて高校以来だなぁ…

司

…あのｯ、類さん！！

類

ん？

司

あの…俺ずっと謝りたくて…

司

せ、先生に学校であんな事してしまって…本当にごめんなさい！！それと、避けてしまってごめんなさい！！

類

…

類

もう…気にしてないよ。怒ってもないし。

司

そ、そうですか！ε-(´∀｀;)ﾎｯ

類

うん。それより、今日は楽しもうよ。折角来たんだから。

司

はい！！

類

どこから行こうか。

司

うーん…あ、コーヒーカップがいいです！

類

うん、いいね。懐かしいな。

類

おお〜、だいぶゆったりしてるね。

司

これ回しすぎると酔うんですよね。

類

ふふ、僕は激しいのも好きだけどね。

司

そ、そうなんですか。

司

(やめろ！！消えろ煩悩！！)

類

(顔が赤い…酔っちゃったのかな？)

観覧車

類

高いの大丈夫？

司

はい！！

類

よかった。僕ね、高校時代に彰人くんと冬弥くんと3人で来たことがあって、

類

その時も観覧車に乗ったんだ。冬弥くんが高所恐怖症と知らずにね。

司

え？！青柳先生って、高所恐怖症なんですか？！

類

うん、歩道橋の高さでもダメみたい。

類

それ、僕知らなかったんだ。

類

で、僕が冬弥くんに「観覧車乗ろう」って言ったら、すごい間を置いて「いいですよ」って言われてね。

類

乗ったんだ。

司

乗ったんですか？！高所恐怖症なのに？！

類

うん。で、上に行くにつれ口数が少なくなって震えてるのを見て初めて、彼が高所恐怖症だと知ったよ。

司

え…それ、東雲先生は知らなかったんですか？

類

多分その時いなかったんだよね。買い食いでもしてたのかな？僕と冬弥くん2人だったんだよ。

司

へぇ…けど、高所恐怖症なのになんで乗ったんですかね。

類

僕に気を遣ってくれたのかもしれないね。本当に、申し訳ない事をしたよ。

司

そうなんですか…

司

(なんだろう、先生の楽しそうな顔は好きなはずなのに…)

司

(青柳先生や東雲先生たちとの話を聞いてると、モヤモヤする…)

類

天馬くん？

司

あっ、

類

大丈夫？考え事？

司

あ…大丈夫です！なんでもありません！

司

類さん…って、東雲先生たちと仲良いですよね。

類

うん。前も言ったけど、よく家に泊まったり飲みに行ったりするよ。あ、そうそう、昨日も3人で飲んだんだ。

司

へぇ…

類

おや……嫌そうな顔だね。嫉妬かい？(笑)

司

へっ？！お、俺、そんな顔してますか？！

類

うん。ずっと思ってたけど…僕が彰人くんたちの名前を出す度、少し嫌な顔するよね。

類

気のせいかなって思ってたんだけど…

司

……⁄(⁄ ⁄•⁄ ⁄•⁄ ⁄)⁄

司

…すみません、正直嫉妬してました、、

司

ごめんなさい、嫌ですよね、こんな生徒…

類

そんな事ないよ。僕も、嫉妬くらいするし。

司

え？意外…

類

ふふ、人間だからね。普通じゃないかな。

司

そうなんですね…！

司

(神代先生は何に嫉妬するんだろう…)

司

(好きな人とか？いや、先生に好きな人なんているのか？！)

類

(…言っちゃった。言っちゃったけど言えないよ！)

類

(天馬くんが彰人くんや冬弥くんと仲良さそうに話してるのを見ると嫉妬するだなんて…)

司

……

類

……

「観覧車、長いなぁ…」

司

…あ、そろそろ頂上ですね！

類

あ、そうだね。

司

あっ、俺の家が見える！

類

おお〜、よく見つけたね。

司

あっ、あれ先生の家じゃないですか？

類

え？あ、本当だ。よく覚えてたね。

司

記憶力がいいので…

類

そういえば最近、数学や英語も頑張ってるそうじゃないか。

司

あ、そうなんです！！

類

ふふ、理科も伸びたしね。よく頑張ってると思うよ。

司

(៸៸>⩊<៸｀)

類

(かわい…こうしてると、普通に可愛い生徒なんだけどなぁ。)

司

類さんっ！次もテスト頑張ったら褒めてください！

類

ふふ、もちろん。

類

(あ〜、可愛い〜。なんかアレみたいだな、アニマルセラピー。)

司

(˶'ᵕ'˶ )‪︎੭”ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

類

(…犬みたい、尻尾が見える(笑))

司

類さん？

類

ん？ああ、なんでもないよ。

類

そろそろ着きそうだね。

司

そうですね！

司

(もっといたかったなぁ。)

類

(もうちょっとこうしてたかったな。)

お昼

類

どれ頼む？

司

うーーん……

司

(これもいいな…あ、けどこれも美味しそう。けど食べきれないし…)

類

……

司

…これにします！

類

じゃ、僕はこれかな。

司

(あ、さっきまで俺が迷ってたやつ、)

類

すみませ〜ん

店員

は〜い！お伺いします！

類

これとこれお願いします。

店員

かしこまりました！少々お待ちください！

店員

お待たせしました！

司

おお…！！

類

美味しそうだね。

店員

ごゆっくり！

類

天馬くん、1口食べるかい？

司

え"？！

司

(か、かかか、関節キッスでは？！？！)

類

美味しいよ、これ。はい

司

(ぐぅぅｯ！！食べたいｯ！！めちゃくちゃ食べたい！！)

司

(けど流石に恥ずかしいｯ！！)

司

(どうする？！どうする天馬司？！！)

類

…💡

類

食べさせてあげようか？

司

え"ｯｯ？！？！？！///

類

はい、あーん

司

(あああああああ！！！もうどうにでもなれｯ！！)

司

ﾊﾟｸｯ！！

司

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

司

ん、すごく美味しいです！！

司

(先生に食べさせてもらったから余計に)

類

ふふ、良かった。

司

(死にそう…_:(´ω`」 ∠):_)←色々な意味で

夜

類

ん〜、疲れたね

司

そうですね……けど、すごく楽しかったです！！

類

良かった。…喜んでもらえた？

司

はい！！もちろん！！

類

そう…(*ˊᵕˋ*)ﾎｯ

類

実は…ホワイトデー、お返し悩んだんだ。君にどうやったら喜んでもらえるかと思って…

類

最初はお菓子にしようと思ったんだけど…食べたらすぐ無くなっちゃうだろう？

類

だから、ずっと残るものがいいなと思って…今日、誘ったんだ。

司

…！！！

類

楽しいと思ってもらえたなら良かった。お返しがこんなのでいいのか分からないけど…

司

…いい！！全然いいです！！なんならお菓子より嬉しいです！！

司

それに、俺のためにそれだけ考えてくれたって言うのが何より嬉しいです！！

司

ありがとうございますっ！！(*ˊᗜˋ*)

類

…///

司

俺、今日の事一生忘れませんっ！

類

…ふふ、それは言いすぎじゃない？けど、喜んでもらえて嬉しいよ。

司

絶対、絶対忘れないです！

類

ふふ、はいはい。

司

(◍>ᴗ<◍)

類

本当にここまでで大丈夫？

司

はい！！ここから家近いので！

類

…あ、そうだ、一つだけいいかな？

司

はい！なんでしょう！

類

あの時…君、僕に口付けしただろう？

司

え"？！///

類

あれ…僕考えたんだ。どういう意図があったのか。

司

え、あ、あの…！///

チュッ

司

( ˙꒫˙ )ﾎﾟｶﾝ…

類

…これが僕なりに考えた答え。

類

じゃあね、天馬くん。気をつけて帰ってね。

司

え、あ、

司

…⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄？！？！？！

司

ん"？！え、え？！？！

司

？！

司

た、ただいま…

天馬ママ

おかえりなさい。楽しかった？

司

え、あ…(//･_･//)ｶｧ～ｯ…

司

ふ、風呂行ってくる！！！！

天馬ママ

え？いいけど…

天馬ママ

…思春期かしら？

続く！！

先生！！好きです！！！

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ちょっと！！僕の口角天井突き抜けたんですけど！！ｗ

類くん､､激し､､すいませんでした。

あかまる🍓🐾໊

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