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あぁ、私目腫れるわ
フォロー失礼
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
桃さまが出ていってから、僕は首輪をなんとかして外そうと必死に引っ張っていた
青
ハサミで切ればいいんじゃないかとも思ったけど、この部屋にはハサミなどの刃物がひとつも無い
それにリードで繋がれているから、移動できる範囲も狭い
そのため、首輪を外したいなら手でどうにかするしかないという考えに至った。
でも、しばらく粘ってみてもこの首輪はビクともしなかった
青
…間違っても逃げ出そうなんて思うなよ?
別に、この言葉を忘れた訳じゃない
逃げ出そうとしたらお仕置があることくらい、よく分かってる
でもそれは、バレてしまったらの話だ
青
相手も人間なんだから、絶対に隙はあるはず……
そのタイミングを見計らって抜け出すことができれば、僕が奴隷に成り下がることもない
桃さまがいなくなった今が、逃げるチャンス
そう思っていたその時
コンコン、と扉をノックする音が聞こえた
青
青
???
慌てていると、扉の奥から綺麗な女の人の声が聞こえてきた
青
???
召使い
召使い
ここでダメと言っても、きっと怪しまれるだけ
それだったら、むしろこの人に話を聞いて情報を集めた方がいいんじゃないか
そう思った僕は、すんなりと彼女を招き入れた
青
召使い
その人は髪を後ろにまとめており、とても綺麗な顔立ちをしていた
召使い
青
驚いて時計を見ると、もうとっくにお昼を過ぎていた
首輪を外すのに必死で時計を全く見ていなかったため、気づかなかったんだろう
召使い
そう言って出された料理に、僕は目をうたがった
明らかに、奴隷に出すような料理ではなかった
まるで、高級レストランに出されるような綺麗に盛り付けされたムニエルが用意されていた
青
召使い
青
まさかこんな料理が出てくると思っていなかった僕は、呆けたように呟いた
すると、召使いは淡々と話し始めた
召使い
召使い
召使い
青
奴隷に出す料理がこんなに豪華だなんて、おかしいとは思っていたけど、改めてはっきり言われると傷つきざるおえなかった
商品扱いの次は、モノ扱い
あの牢屋に入ってから、僕は人間では無くなってしまった
僕が昼食を食べ終えたタイミングで、召使いが声をかけてきた
召使い
青
もしかしたら、首輪を外すためのヒントが聞けるかもしれない
そう思った僕は、遠回しに聞いてみることにした
青
召使い
召使い
召使い
召使い
青
青
召使い
召使い
召使い
その後も話を聞いていると、まるで1人の時間がない
話をまとめると、 どんな時でも絶対に首輪はつけていなければならない。 トイレやお風呂など、部屋の外にでなければならない時は召使いを側近として付けなければならない。 家の外に出ることは許されない。どうしても欲しいものがある際は、召使いに申し出ること。
正直…逃げることは不可能に近かった
これでは、逃げるヒントどころか追い詰められていくだけになってしまう
そこで僕は、思い切って聞いてみることにした
青
青
召使い
召使い
召使い
青
聞いてみたはいいものの、ばっさりと返されてしまった
召使い
青
召使い
召使い
青
召使い
召使い
青
召使い
召使い
パタン(扉)
青
そうだ、僕と桃さまは奴隷と主人の関係で…
ましてや僕は、向こうで躾を受けてこなかったんだから、桃さまからの躾があるのは当然で……
青
躾は何をするのか 暴力的なものなのか性的なものなのか どれぐらいの時間が続くのか
この後のことを考えて、鳥肌が走った
でも……
青
そう…僕はここから抜け出す方法を見つけた
あの召使いが言っていた通り、来たばかりの人を簡単に信用するわけない
だったら、時間をかけてでも信用してもらえばいい
相手が信用してくれれば、警戒心が緩んで首輪も外してもらえるかもしれない
そのためにはまず、桃さまの命令全てに絶対従うこと
そうやって自由な時間が増えれば、タイミングを見計らって抜け出せる可能性が高くなる
そうして僕は、絶対服従を心に決めた
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
♡欲しいちょうだい ( ´ •̥ ̫ •̥ ` )