sakura
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sakura
sakura
青
時計を見ると、針は午後6時を指していた
絶対服従を決めたのはいいものの、桃さまも帰ってこないし、睡眠薬がまだ抜けていなかったせいか体がだるく、知らないうちに眠ってしまっていたらしい
窓の外を見ると、空はもう日が沈んで暗くなっていた
何もすることがなく、しばらくぼーっと外を眺めていると、コンコンっと扉をノックする音が聞こえた
青
返事をすると、綺麗な声が扉の奥から聞こえてきた
召使い
召使い
そう言って入ってきたのは、お昼頃に話した召使いの人だった
夕食は相変わらずとても豪華で、丁寧に切られたステーキが綺麗に盛り付けされていた
多分、ナイフなどの凶器を僕に持たせないために、予め切っておいたんだろう
僕が夕食を食べ終わると、召使いが僕に小さな箱を差し出してきた
青
召使い
召使い
青
桃さまからの贈り物で貰ったものといえば、今つけているピンク色の首輪だけ
そんな人が暇つぶしに渡してくるものなんて、またろくでもないものに決まってる
不安に思いながらもゆっくりと箱を開けてみると、
青
それはどこからどう見ても、ただのパズルだった
それ以外にも、本や色鉛筆、画用紙など、どれも暇つぶしにはもってこいの物ばかりが入っていた
青
青
人を脅して無理やり首輪をつけたり、逆に暇つぶしにと贈り物をくれたり……
ぐるぐると考えているうちに、優しいのか怖いのか分からなくなってきてしまった
しばらく僕が考えていると、召使いが口を開いた
召使い
青
召使い
召使い
召使い
パタン(扉)
青
僕は貰ったパズルや本などを見つめながら、しばらく桃さまについて考え込んでいた
夕食後の休憩をし、入浴を終わらせて自室に戻ってきた
青
いくら同性の召使いだからといっても、裸を見られるのは恥ずかしいし…
青
青
正直、お風呂でこんなにも体力を使うとは思っていなかった
青
ため息をつきながら、ボソリと呟くと
桃
青
びっくりして扉の方を見ると、そこには桃さまが立っていた
びっくりして大声を出した僕が余程おもしろかったのか、クスクスと笑いながら近寄ってくる
桃
そう言いながら、僕の隣に座って頭を撫でてきた
桃
桃
青
なんとなく、言うのは恥ずかしいし…桃さまにも言うようなことではないような気がして誤魔化していると
桃
なんて、おどけて言われてしまい、渋々話すことにした
すると桃さまは、急に大笑いし始めて、しまいには女々しいとバカにされる始末だった
桃
桃
そう言って桃さまは、笑いを堪えながら僕の頭を優しく撫でた
青
桃さまとこんな風に話すことになるなんて思ってもいなかった
少なくとも今日の朝までは、とても怖い人っていうイメージしかなくて…
そんな桃さまが、こんなに親しく話しかけてくるのが、とても不思議だった
お互いにくだらない話を沢山話した
好きな食べ物や、幼かった頃の思い出
話している間に少しずつ僕の緊張も解けていった
話が一段落ついたタイミングで、桃さまが口を開いた
桃
青
桃さまの言う"始める"の意味が分からなくて、気の抜けた声をあげてしまった
桃
桃
青
ふと時計を見ると、時間は午後9時を回っていた
話に夢中になって躾のことを忘れていた僕は、サーッと自分の顔から血の気が引いていくのがわかった
絶対服従すると決めたものの、実際その時がくると怖くなって、動けなくなってしまう
それを見兼ねた桃さまが、僕の頭を撫でながら声をかけてきた
桃
桃
青
そう言いながら桃さまは、僕の肩をトントンと優しく叩いた
桃
青
言われた通り目を瞑って待っていると
チュッとリップ音が響いた
青
桃
正直僕は、最初から服を脱いでそういうことをするものだと思っていた
だからまさか、キスをされるなんて微塵も思ってなくて
青
なんて、バカな質問をしてしまった
すると桃さまはクスリと笑って
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
青
桃
青
諦めて顔を上げると、さっきと同じように桃さまが僕の唇に自分の唇を合わせてきた
僕はさっきと同じようなキスがくると思って、されるがままになっていた
すると急に後ろに手を回されて体を固定された
青
桃
青
青
予想していた軽いキスとは違って、まるで僕の唇を食べているかのようなキスだった
終わったと思えば、また角度を変えて同じように唇をついばんで…… それを何度も繰り返された
青
青
桃
青
桃
青
桃さまは平然ととんでもないことを言いながら、ニコニコと笑っていた
桃
正直、あれ以上苦しくなったら死ぬんじゃないかと思ったけど、ここから出るためと思い仕方なく頷いた
桃
青
桃
キスするのになんでわざわざ舌を出さなくてはならないのか、訳が分からないまま、とりあえず従った
桃
桃
青
僕は予想の斜め上をいった言葉に驚いて、舌を引っ込めてしまった
桃
桃
青
気は引けたけど、絶対服従を決めた以上、必ずやり通すと心を鬼にして頷いた
おずおずと自分の舌で桃さまの舌に触れると、桃さまもそれを絡めとるように舐めてきた
そのまま段々とキスが深くなってきて、僕の口の中に桃さまの舌が入り込んできた
桃
青
さっきのキスよりも、舌を入れられているからか息がしずらくて、すぐに苦しくなってくる
でも息を吸おうとしても、桃さまにすぐに口を塞がれてしまって上手く吸えなかった
青
桃
青
息が吸いたくて、桃さまの肩を叩いた
けど唇を離すどころか、さっきよりも舌の動きを激しくしてきた
歯の裏側を舐め取られたり、僕の舌を吸ったり…呼吸ができないからか、感覚が敏感になっていた
やっと終わったと思った頃には、僕は疲れきって呼吸をするだけでやっとの状態になっていた
青
桃
青
桃
桃
そう言って桃さまは、わざわざ僕に布団を被せて電気を消してから、部屋を出ていった
暗くなった部屋からは、外の星が良く見えていた
青
僕は体を起こして、水を1口飲んだ
躾が終わったあとすぐ、召使いの人が水を置きにきた
多分、桃さまからの指示だと思う
青
今考えても、やっぱり朝と夜とでは違いすぎる
さっきの躾はキツかったけど、声掛けも優しかったし、終わった後に布団までかけてくれた
ただの気分なのか、それとも……
青
ぼーっとそんなことを考えているうちに、僕はゆっくりと眠りについた
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
♡ちょうだい ( ´ •̥ ̫ •̥ ` )
コメント
71件
これころん君何歳なんですか?
なう(2024/05/26 01:38:55)
フォロー失礼します