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まふぃアぱろ。グロ⚠ 桃黒? 強さで言えば No.1▶悠佑 No.2▶if No.3▶ないこ No.4▶初兎 No.5▶りうら No.6▶仏 カリスマ性等はダイスナンバー順 カリスマ性あるからと言って強い訳ではない現実味がある設定好きです。 /1 ぐちゃぐちゃと嫌な音と共に襲ってくる感覚。 まるで今までして来た事が自身に降りかかるような感じがした。 その感覚は深く、段々と鮮明になる。妙にリアルな感触に吐き気を催した。 偽善。言い訳。繰り返す戦 大切な物程酷く壊す。 人の命が、老いることが尊いなんて嘘だ。それが本当なら自分はどんなに足掻いても弱者で哀れではないか。 段々と高くなる水陸。それと共に不自然に赤く染まる部屋着が綺麗だった もうずっとこの夢が続いている。初めて仕事という名の殺人をこなした日から。自分にはピッタリなこの夢に少し笑ってしまう。 誰か助けてくれる訳でもなく。誰を殺める訳でも償う訳でも無いただ無意味な時間。夢だと分かってもなんの抵抗も出来ない。 次第に赤黒い海は自身の顎まで上り詰めてくる。 海は鼻先まで届き、自分の口には気持ちの悪い感触のする塊や水が溜まる。 ごぽりと音がするが構わず笑い続ける。 全身が浸かった時。そろそろ目覚めるのだろう。 いつも見るいつも通りの夢。無意味だけど、自分には1番恐ろしい。 意識が遠のく中いつも通りだと思った夢の中で肩を叩かれた。動きにくい体を持ち前の力で振り返ればそこにはNo.3が居た。今まで誰より一緒に居た人。大好きな人。いつしか想いを寄せていた人。 彼もまた水に浸かり元々赤寄りだった桃色の髪も赤黒く変色していた。 もごもごと口に赤黒い水を含みながら話している ───あにきー 何度も何度も呼ばれる。それこそ夢が覚めるまで。 「ふふ、お揃いやな__」
辺りが明るく照らされている。 目の前には先程まで一緒に水に浸かっていたNo.3の綺麗な顔。 傷1つ無い。夢のように血がついてる訳でもない。 こんな所にいなければ、もっと良い家庭に居れば自分の様に手を汚す必要の無かった彼。 彼は少し心配したような顔をしている 「_おはようさん。」 いたたまれなくなり咄嗟に発した言葉。彼は心配したままの顔を自分に向けて答える 「おはよう。珍しいねこんな所で寝てるなんて」 「仮眠するつもりだった。3日寝てなかったから、仕事に支障をきたすと思ってな。」 本当に仮眠がしたかった。こんな夢見ていたくなかったから。 「寝てる間ずっと笑ってたけど。いい夢でも見たの?笑」 「いい夢。確かに、なぁ笑結構いい夢だったで」 あんな夢、見たくなかったけど。 あの暗くて自分の罪に犯される様な場所に、お前がいてくれて、本当に嬉しかったんやで。
コメント
2件
う゛…好きです 黒さんの歪んだ感じとか桃くんが好きな気持ちとかがよく伝わってきます…(TT) 文章の雰囲気も好きです…︎💕︎
え、なんかもう天才ですか?(((( めちゃくちゃ雰囲気好きです…