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ルグル
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ルグル
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ルグル
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ルグル
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ルグル
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ルグル
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ルグル
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shp
ルグル
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ルグル
ti
ルグル
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ルグル
こんな感じのやり取りが数十分続いた後 ルグルはやっと部屋に戻れたのでした
ルグル
目や傷からあふれる涙と血の宝石がコロコロと 部屋の隅へ転がっていく
ルグル
直径10㎝の丸籠が埋まる程には増えていた
ルグル
ルグル
籠に詰めた宝石を一つ摘んで口へ放り込む
ガリッという音と共に砕け、ルグルはそれを飲み込む
ルグル
ルグル
一つ、また一つとかみ砕いて飲み込んでいく
ルグル
紅葉のような赤い宝石 きっとこれは涙だろう感情によって色が変わる宝石だから
あの時も今も自分に怒りを感じていたのかもしれない
ルグル
ルグル
gr
ルグル
ルグル
ルグル
gr
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gr
グルッペンがそっと部屋を離れる ルグルは作業に夢中で気づいていない
ペンダントが完成し、渡しに行こうとみんなの部屋へ向かう
どこの部屋にも誰もいなくて、会議室に集まっているようだった
食堂の扉を開けようとして、手をかける
その瞬間、グルッペンの切羽詰まったような声で とある一言が聞こえた
”あの子にだけは手を出させない”
”残念だ失望したよ、総統”そんな知らない人の声が聞こえて 食堂は白い光に包まれた
一瞬ひるんでしまってもう一度ドアを勢いよく開ける
ルグル
そこにはもう
誰もいなかった
ルグル
必ず取り戻す
ルグル
ルグル
強く食いしばったせいで奥歯がギリッとなった
この時以上の怒りと憎悪を抱くことは きっと今までもこれからも絶対にないだろう