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ニコライ
そう言うも、彼女は反応を示さなかった。
風に吹かれて彼女の長いまつ毛が微かに揺れ、白い浴衣の裾がぴらりと軽くめくれた。
こんな縁側では風邪をひいてしまうと彼女を抱き上げ、泣きあとの残る頬にキスを落とした。
……うーん、涙かな?少ししょっぱい……なんて考えながら外套で自身とともに彼女を包むと、異能力により天人五衰の本拠地へと繋がった。
今はおそらく誰も居ないだろう。
ニコライ