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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

 

ヒュース

ヒュース

(…戻って…きたのか…?)

ヒュース

(ずっと…寝てた気がする…)

俺は思わず両手を挙げて伸びをする

ヒュース

…あっ!!!!!

慌てて両手を下げる…

ヒュース

…………

ヒュース

(…本当に……帰ってこれた………!長い夢だったな………)

ヒュース

(…ゼットアイランド……この世界でもあるのかな…一度調べてみよう)

俺はスマホで検索をする

ヒュース

(…ゲーム?)

ヒュース

(…へぇ…『神の気まぐれ -God's whims-』に、ゼットアイランドっていう島があるのか…どんなゲームなんだ…?)

俺は画像で検索をする…

ヒュース

!?!?

ヒュース

(家と研究所の外見が一緒だ………!しかも、色も見たまんまだ………)

ヒュース

…………あ

俺は9日前の事をふと思い出す

ヒュース

(…父さんからもらったメッセージカード…)

ヒュース

 

1週間後…

…誕生日おめでとう。ヒュース。

おめでとう。
…お前が好きなゲーム買ってきたぞ。

私からは鏡をプレゼントするわ…私の肩身だと思って使ってね。

父さんと母さんは俺に ラッピングされた箱を渡す

ヒュース

!!

ヒュース

ありがとう…!

まさか自分から部屋に出てきてくれるとは思わなかったわ!

大丈夫なのか?

ヒュース

大丈夫。もう治りかけだから。

ヒュース…!

さぁ、今日は母さんのご馳走だ。たくさん食べるんだぞ。

ヒュース

うん…!

俺は母さんが作ってくれたご飯を 手を合わせてから、食べる

9日間、異世界にいてたけど 父さんと母さんは何も言わなかった

ヒュース

(きっと…このゲームを父さんにプレゼントしてほしくて、夢を見たんだな…俺…)

 

 俺は夕飯を食べ終わり もらったプレゼントを開封する

ヒュース

(…お父さんに買ってもらったゲーム…やってみよう…!)

俺はゲーム機にカセットを入れ テレビとゲーム機の電源をつける…

ホーム画面に 『神の気まぐれ -God's whims-』と 映し出されている

下に『最初から』という選択肢が あったので、押してみる

すると、オープニング映像が 流れ始めた…

『ここは、ゼットアイランド。かつて人が住んでいた島… 今は研究所と化したこの島では、様々な実験が行われている』

映像には、ゼットアイランドを 上から映し出されていた…

ヒュース

(へぇ…こんな島の形してたのか…)

ヒュース

(…なんかナレーションの声聞いたことあるな)

すると、突然画面が砂嵐になり…

ヒュース

わ!!!

ヒュース

へ!!?

突然研究員らしき人物が映し出され 喋り始める…

ライ

…ククク…!ようこそゼットアイランドへ。

ライ

俺はこの研究所のリーダー、ツートライだ!

ヒュース

(あぁ…この人がリーダーなんだ…)

ライ

今日からお前は実験台。どこまで死なずに生きられるかな?…この俺を存分に楽しませてくれよ!ハハハハ!

プツン…

ライの姿が消える

ヒュース

…?

すると突然…テレビが光出す…!!

ヒュース

!?

ヒュース

(これは…まさか………!)

俺はテレビに手を伸ばす

手が画面の向こう側を通り過ぎる…!

ヒュース

!!!!

眩しく輝く部屋

あの時のように、何も見えなくなる…

 

 

ドスン!!!

リビングのテレビから、 俺はうつ伏せになって出てくる

パーカ

………

パーカ

はっ!!

慌てて顔を上げる

ジェミ

きゃ〜〜〜〜♪

ジェミ

おかえりーーーーー!!!!

ジェミの声で、他のみんなも リビングに集まる

あっという間にみんなに囲まれる…!

パーカ

皆さん…!!お元気でしたか!?

スコル

あぁ!めちゃくそ元気だったぞ!!

スコル

この前のお前の活躍、ラースたちから聞いたぞ!

パーカ

え!俺大したことやってないですよ…

リアス

またまた〜!そんなこと言って〜!

アクーリ

ははは!相変わらずだな!!

リーブ

とにかくまた会えてよかったよ……!

パーカ

はい…俺も…みなさんと会えてとても嬉しいです…!

すると、遅れてヴァルも 多目的室から来る

ヴァル

…!

ヴァル

パーカ…おかえり。

パーカ

ただいまです…!

ヴァルはリビングのソファーに 目を向ける…

ヴァル

…エアリーが腰を抜かしている…

エアリー

は!?びっくりとかしてねぇからな!

ピース

レオナルド

…腰は抜かしてるんですね…?

エアリー

そうだ!何か悪いか!?

レオナルド

い、いえ…別に……

「…また会ったね♪」

上から声がする

見上げると、2階の廊下から あの人がいた

パーカ

あ!あなたは…!

 

おっと名乗るのを忘れていたね。

ヤンサー

私はヤンサー。
よろしくね、パーカ君。

パーカ

こちらこそ!
よろしくお願いします…!

すると 階段から足音が聞こえてくる…

ラース

…おかえり。パーカ。

廊下から顔を出すラース

今まで見たことない、微笑みで…

俺も微笑み返す……

「…ただいま…ラースさん…!」

 

『【main】 Z.island EP1』を 最後までご愛読していただき ありがとうございました

次回からは、この物語の続きである 『【main】Z.island EP2』を 連載していきます

また、サブストーリー【sub】も ぼちぼち投稿したいと思っております

是非、ご覧くださいませ

これからも『Z.island』を よろしくお願いいたします

C.Blossums

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