コメント
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初コメ失礼致します! こういうのは疎くて、よくわかないまま終わったけど、解説のお陰でうわああ!ってなることが出来ました!(?) ありがとうございます! これからも応援しています!
あえて名前は入れていません。その方がいいかなって思って(要は気分で入れなかったってことです)。
え、オシャレ過ぎてすき。言い回しシリーズすこ。てか、あれだね、かるちゃんの話全部好きだわ。
4月中旬
土曜の昼
外は雨が降っていた
パーカー1枚では肌寒いかなと感じるくらいの温度
私は温かいカフェオレを片手に
筆を走らせる
あの日を思いながらーー
心の綺麗なあなたには雨が降っているように見えます
見えるよね?ね?(ゴリ押し)
傘をさして2人で並んで歩く
傘が雨に打たれてパッパッと音を鳴らす
少し五月蝿い
隣で歩く君はこの音をどう思うだろう
君も五月蝿く感じるだろうか
私は隣を歩く君に聞く
君は何も答えない
続け様に私はこう言う
君はとても小さな声で呟く
そんな小さい声では雨音に掻き消されてしまうよ
それに君は私の欲しい言葉をわかっているだろう?
なのに君は私の欲しい言葉をくれない
雨は強まった
強まると共に君は激しい雨音の中に消えていく
ひとりきりの私
強く強く雨が降る中、私は傘を閉じて独り呟く
雨だか涙だか分からないこの水滴が
私の乾ききった心を濡らしていく