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谷口さん
どもどもー。
谷口さん
特に何も変化なし、谷口さんです。
谷口さん
ドラベース夢小説第17話ですね。わーいやったー。
谷口さん
それでは、START。
ヒョロ
…落ち着いたか？
莉杏
…一応。
ヒョロ
そうか。
莉杏
…ね、え
ヒョロ
？
莉杏
…ありがと。正直、行き詰まってたから。
ヒョロ
！
ヒョロ
…息詰まるってレベルじゃないだろ。
莉杏
まぁ、そうだね。
ヒョロ
…一応聞くけど、まだ殺したいって思ってるのか？
莉杏
…正直、まだ思ってるかな。
ヒョロ
…そうか。
莉杏
でも…。
ヒョロ
…でも？
莉杏
多分、今まで思ってた"殺したい"は…ただの自己満足のためなんだなって。
莉杏
師匠のためって思ってたのは、言葉に表すのならそれが丁度良かっただけであってさ。
莉杏
多分、今のこの気持ちは…。
莉杏
罪を償って、反省してから死んで欲しい…かな。
ヒョロ
…。
ヒョロ
いや、言ってること大分やばいけどな。
莉杏
え、そう？前よりかは収まったはずなんだけど…。
ヒョロ
どんだけ殺意あったんだよ怖ぇわ。
莉杏
いやまあそうですよ？（？）
莉杏
（でも…）
莉杏
（この感情をわかって、話を聞いてくれたのは…君が初めてだよ。）
莉杏
…おはよ。
クロ
おはよー。
クロ
…今日はみんなに、大切な話がある。
クロ
ミケとトラのことだ。
クロ
…あいつらは今、入院している。
クロ
前に言った通り、トラは足の損傷が激しくて、ミケは全体的に損傷が激しいみたいだ。
クロ
…大会の出場を断念しようとも思ったが、2人が出ることに賛成してくれた。
クロ
今の2人が試合に出ることはできない。
クロ
だから…出られない2人の分まで、俺らが頑張ろうぜ！
ヒョロ
もちろん。あいつらに優勝旗を見せてやろうぜ。
クロ
あぁ！
クロ
空いた2人の枠には、みかちゃんや莉杏に埋めてもらう。
みかちゃん
もちろん。任せて！
莉杏
…私も、力になりたい。
クロ
ありがとな！
クロ
それじゃ、練習再開するぞー！
莉杏
…ふー。
莉杏
（…私が、誰かの代わりなんてできるのかなって思ったけど…。）
莉杏
（今はそんなこと言ってる暇ない…。）
莉杏
（できるできないじゃない…やらなきゃ…！）
ﾌﾞｫｫｫﾝ…
莉杏
…ｯあ…。
莉杏
（…車。）
莉杏
…。
莉杏
ヒョロちゃーん！ちょっとお花摘んでくるー！
ヒョロ
はぁ？花摘んでる暇…
ヒョロ
って…あぁ、そういうことか。行ってこい。
莉杏
…やっぱりあの車、ここら辺走ってる…。
莉杏
（…黒色の軽自動車…。そんなの、世の中に幾らだってある。）
莉杏
（…私の勘違いならいい。でも、もしそうじゃないとしたら…。）
莉杏
…バレないようにしなきゃ。
ﾊﾞﾀﾝｯ
莉杏
ｯ！
莉杏
（降りてきたｯ…！）
？？
…。
莉杏
（…周りを確認してる…？）
？？
…。
ｻﾞｯ ｻﾞｯ ｻﾞｯ
莉杏
（ｯ嘘…こっち来て…ｯ）
莉杏
（やばいやばいやばいｯ！）
莉杏
（もしｯ…もしバレたらｯ…！）
NEXT 回避
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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