優奈
奈那との出会いは小学生だった
奈那とは親友として
「お互いに支え会おうね!」
「なんでも相談して!」
「いつでも味方だよ!」
そう約束していた
中学に上がり、奈那とはクラスが離れた
それでも、部活は一緒だし、帰りも一緒だったから心配要らなかった
ある時、奈那が暗い表情を浮かべるようになった
「どうしたの?」
そう聞いても奈那は
「なんでもない!大丈夫だよ!」
笑顔でそう言った
だから私は心配しなかった
ある時私は海に来てと奈那に呼ばれた
蒼桜
蒼桜
奈那
奈那
そう言われて私は戸惑った
蒼桜
そう、奈那は崖の落ちる寸前くらいのところにいた
蒼桜
奈那
奈那
奈那
奈那
奈那
蒼桜
バシャン
奈那は私の目の前で崖から海に落ちた
何が起きた?
わたしは分からなかった
理由を知りたい
なんで奈那が飛び降りたのか
理由を知りたかった
私は奈那の教室に行った
蒼桜
私はそこで思いがけない光景を見た
そう
奈那は..............
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蒼桜