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歌舞伎町の夜は いつも眩しい
ネオン 酒 煙草 甘ったるい香水。
その中心にいるのが──死愛だった。
死愛
笑えば男は落ちる。
触れれば勘違いする。
それが仕事で、それ以上でも以下でもない。
その夜、
いつもより異様な空気のVIP席が入った。
スーツの男たち。
笑わない。
目が、死んでる。
その中心に、赤い傷跡のある男がいた。
春千夜
噛みつくような目。
でも、目だけは死愛から離れない。
死愛
そう言って隣に座った瞬間、
男は耳元で囁いた。
……やっと会えた♡
背筋が、ぞっとした。