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だって、こんなの、 おかしいにきまってる。
ソビエト
実は、今ナチは2日も風呂キャン中なのである。 まあろくに動きもしないので実害があるかと言ったらないのだが、 流石にヒトとして風呂には入らせたい。 ナチスを風呂キャン界隈民にするのだけは避けたいからな。 (※風呂キャン民の皆さんすみません)
ナチは服を脱がせても一応無反応なのだが、 なんていうか、....なんか、オーラが漂うんだよ。 яの勘違いかもしれないけど、...ちょっと雰囲気が変わるんだ。
微量....に羞恥心っていうものはかろうじて残っているのかもしれない。
卍
おいみんな、 絶対お前らяに下心があるとか思ってんだろ??(唐突) 言っとくけどないからな。 ...というか、下心が産まれるのも無理だろう。
それは、...未だ、ナチスの体に凄惨な出来事を彷彿とさせる傷跡が焼き付いているからだ。
さすっても反応一つないのだが、 本当はとても痛がっていたらどうしよう、 まだ水がしみるのならどうしよう、...と毎回心配する。
とはいっても、入れさせたいのは入れさせたいので風呂には入らせるのだが。
ソビエト
ソビエト
皮膚は、骨が皮膚を食い破ってくるんじゃないかと思うほどに薄く、肉はない。 子供に踏まれて折れた細いたんぽぽのようにシュッとしすぎている。 流石の痩せたい系女子でもここまで痩せたいとは思わないだろう。
卍
服を脱がせて、頭や体を洗うまでも介護しなければいけないのと、 触るとよりわかる彼の弱さが相まって風呂の時間は大抵申し訳ない気持ちになっている。
ソビエト
ちなみに頭も体も石鹸で洗う。
おい今笑ったやつ正直に手を挙げろ。
яはシャンプーやらの美容系に詳しくないから頭皮に優しいとかそんなもの選べない。 というか店にそんな多く種類売ってない。 そしてяは腐っても社会主義国なのだ。 勿論яの頭と身体も石鹸だ まあ、...労働者同志が頑張って働いて作った石鹸なのだから信頼に値するだろう。
ソビエト
わしゃわしゃと頭を洗って、シャワーで流す。 ...だけどナチスは、瞬きと眠る以外に滅多に目を閉じない。 いや、目に泡と水入って痛くないか....??
ソビエト
яがここまでヒトを堕落させられるなんて思いもしなかった。 ...まあ、я自身も大分堕落しちゃった模様だけど。
ソビエト
いや、腕がないから暴言だけかも....。
少なくとも、プライドの高いアイツには敵のяにさんざん介護されて手取り足取り何もかもお世話してもらうなんて刺激が強すぎて死んでしまうかもしれない。
ソビエト
яは自分の身体も洗い終わり、 ナチスを抱きかかえてぬるま湯へと足をそっと入れた。
ある街の小さな煙草屋。 その地下には、過去の血に塗れた歴史を語るものが沢山置いてある。
人物、も然りだ。
そこにはたくさんの国がいるが、 深夜の今も起きているのは二人だけのようだ。
ランプの淡い光だけが互いの存在を映し出す。 暗くて死んだ兵士も化けてでそうな雰囲気の中、二人は真剣な面で言葉を交わしていた。
?
彼は少し赤いシミのついた白い軍帽を指でクルクルと回しながら、 呟くように言った。
?
?
彼は手に小さな短刀を握りしめ、 顔の赤い日ノ丸をなんとなく触った。
?
そうして、彼はある方向へを顔を向ける。 そこには、...異様な雰囲気を漂う、ちょっとリッチな黒い椅子が佇んでいた。
?
?
?
日ノ丸の彼は短刀をぎゅっと握った。 そこには血管が浮き出ていた。
?
日ノ丸の彼は、「言わなくても判る」とでもいいたげなケツイの視線を軍帽の彼に向けた。
?
軍帽の彼は眉をひそめた。 ランプの光によって、策士のような顔がぼんやりと映し出される。
?
「.....ナチスを、救済して解放しなければならない!」
とある夜の煙草屋の、誰も知らない地下室で、 密かに彼らは心を一つにした。
コメント
6件
もしかして最後のはにてさんとイタ王だったりして……
やっぱり最後の2国枢軸組だよね…続きが気になる!
タイトルのP,S壊れちゃった君へは誰目線なのだろう…… 怒り狂ったイタ王と日帝がソ連壊すor表紙見ると手に血的な黒い物体着いてるからナチが2人襲来によって希望を見出すが2人が敗北してナチが表情を変えてるのをソ連がニヤついてるのか…… いずれにせよ次回が楽しみです