私のクラスには
“ド陰キャ”の男子がいる
身長が高くて
メガネをかけていて
目に前髪がかかっている
クラスでは目立たない男の子
まぁ、私もメガネかけてるし、陰キャだから
クラスでは目立ってないんだけどね
そんなある日
私とそのド陰キャくんは、席が隣同士になった
隣の席になっても、別に話さないと思うから
私はいつもどうり、
授業に集中しようと思った
でも、ある日
道枝駿佑
◯◯さん
◯◯
ビクッ
道枝駿佑
あ、ごめんなさい
◯◯
大丈夫です…
まさか、話しかけてくるとは思ってもいなかったから、びっくりしてしまった
道枝駿佑
あの…
道枝駿佑
今日、放課後予定ありますか?
◯◯
ないですけど…
道枝駿佑
じゃあ、一緒に勉強しませんか?
道枝駿佑
図書館で
◯◯
え?
◯◯
あぁ、えっと…
道枝駿佑
嫌、でしたか…?
道枝駿佑
ごめんなさい
◯◯
いいですよ
道枝駿佑
え?
道枝駿佑
い、いいんですか?
◯◯
はい…
道枝駿佑
ありがとうございます
道枝駿佑
じゃあ、放課後よろしくお願いします
◯◯
よろしくお願いします