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Dom📕×Sub🙂①
Broooock
Broooock
スマイル
カクンと膝から崩れ落ちて スマイルはその場に座り込んだ
Broooock
Broooock
突然やってきたBroooockは 嵐のごとくコマンドを出し
脱兎の如く褒めて去っていった
スマイル
これが、彼らの日常茶飯事だ
Subとバレたその日から
毎日のようにBroooockから 遊ばれるようにコマンドを出されている
遊ばれるように、ではなく本当に遊びだ
Broooockの放つGlareが強すぎる分 その命令を跳ね除けることもできない
Broooockからかけられる圧力が
どんどん自分の中に 蓄積していっている事は理解していた
このままではいつSubdropを 起こすかわからない
そろそろきちんとBroooockと話をして
この行為をやめさせなければ いけないと思っていた
スマイル
スマイル
Broooock
スマイル
今日のBroooockは大人しかった
コマンドも出さない
好都合だと思った
スマイル
Broooock
スマイル
Broooock
スマイル
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
またスマイルの膝が崩れ落ちて その場に座り込んでしまう
スマイルはぷるぷると震えると Broooockをキッと睨んだ
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
ドキッ――
心臓が跳ねて、スマイルは驚いた
それは紛れもなく Broooockのコマンドに喜んでいる証拠だ
どきどきと高鳴る鼓動のまま そっとBroooockを見上げると
Broooockはにまにまと スマイルを見つめていた
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
恥ずかしい――
Broooockのコマンドなんかで 悦んだ自分が嫌だ
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
Collar――
それはパートナー関係を結ぶものだ
スマイル
Broooock
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
強制的にBroooockに視線を合わせて スマイルは顔を歪める
Broooock
Broooock
スマイル
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
サァッと背筋が凍った
歪んでいた表情が落ちて 驚愕の顔色に変わる
Broooockの声は怒気を孕んでいた
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
果てしなく 体温が下がっていく感覚がする
それはまるで――
どん底に突き落とされるような 気分だった――
Broooock
Broooock
Broooock
スマイル
ぽつりぽつりと呟かれた言葉に Broooockはため息を吐いた
そのため息すらGlareを帯びていて スマイルはびくっと怯えた
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
スマイルは小さく首を横に振る
Broooock
Broooock
Broooock
強い強いGlareが放たれて スマイルは息が詰まった
Broooock
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
スマイル
Broooock
ぱっとBroooockは笑って Glareがなくなった
スマイルの体は解放されたかのように
がくんと崩れ落ちて その場に四つん這いになった
Broooock
Broooock
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
Broooockがスマイルに触れようと 手を伸ばした
しかし――
パシンッ――
乾いた音と共に Broooockの手は振り払われた
Broooock
ふー、ふー、と肩で息をする スマイルの目には
僅かに涙が滲んでいて
Broooockはそんなスマイルの様子に 頭が真っ白になった
スマイル
スマイル
スマイルはゆるゆると立ち上がると ふらふらしながらその場を去った
呆然としたBroooockだけが その場に取り残された――
BroooockはSubを知らない
知識としては知っているが 誰とも関わったことがなかった
初めて出会ったSubである スマイルに運命を感じた
陳腐ながらにもBroooockの周囲には スマイル以外にSubがいなかったのだ
Broooock
Broooock
基本的に言葉のキツいスマイルだが
それが彼の本心ではない事を Broooockも理解していた
決して人の心を 傷付けるような事は言わない
そのやさしさに付け込んで Broooockはスマイルを傷付けてしまった
人の心に人一倍敏感なBroooockだが
スマイルのやさしさに 甘えてしまった結果だった
Broooock
Broooockはきゅ、と拳を握りしめると スマイルを探した
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