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ドドメ色のチンアナゴが好きになりましたwwwめちゃ笑った~(ノ∀`*) あと、主人公が描いたつゆだくBL読みたi(殴
やったぁあああ!!!!!また見に来れた!!ドドメ色!!( ゚∀゚)o彡フゥフゥ♪))
やべぇ…めっちゃ面白いじゃないですか…。 今まで読んでこなかったことを後悔してますよ…! 腹筋鍛えられる物語、ありがとうございます…。
???
ご理解いただけるだろうか。
私の記憶が正しければ、現在時刻は深夜一時。
あまりに睡魔が来てくれないので脳内妄想が暴走を始め
机に向かってシャーペンを握ることおよそ一時間半ほど。
欲望と妄想に任せて、汁だくエロBL漫画を描いていたと思ったら
突然目の前にドドメ色のひょろ長い人間(?)に囲まれていたのです。
ミドリ
ミドリ
困惑。
とにもかくにも困惑。
周囲を見回しても、自分の部屋じゃない。
どころか、自宅ですらない。
キラキラ輝くラメっぽい壁。
同じ色の床。
その中央に、私は机ごと移動させられていた。
???
???
???
ドドメ色してるくせに、日本語は話せるらしい。
日本語だけどさっぱり意味の分からないことを話しつつ
そのひょろ長いドドメ色人間は
ヒョロヒョロと左右に揺れながら寄ってくる。
顔ものっぺりと長い。
私は訳も分からず、とにかくこの連中から少しでも
距離をとろうと身を縮めるしかできなかった。
が。
ミドリ
ミドリ
この連中がそののっぺりとした顔で覗き込んでいるのは
私がパッションとエロスに任せて描き殴っていた
汁だくエロ漫画だったのです。
ミドリ
ミドリ
ミドリ
まぁ当然必死に隠すよね!!
隠さない人間とかいないよね!!
男が裸同士でまぐわってる漫画とか、親はもちろん
知らない人とかに絶対見られたくないよね!!
ちなみに私は学校の授業中
落書きしてたキスシーンを先生に見られて
生温ぅい顔をされた時にその場で首をくくりたくなったよ!
そんなわけで必死に隠すよね!!
???
???
???
???
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
意味の分からない言葉でズズイと寄ってこられ
すっかり混乱していたけれど
その言葉のイヤな重みにはたと我に返る。
ミドリ
ミドリ
ミドリ
???
???
???
???
ひそひそと愚痴が渦を巻く。
解説を求めた結果、ウザがられました。
いやいや。
いやいやいや。
ミドリ
思わずキレました。
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
???
???
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
口走ってしまった失言にフォローを入れるものの
言っても理解できると思えなかったので中断してみる。
というか、説明を求める前に自分で分かることを整理してみよう。
一つ。ここが自宅ではないこと。
二つ。この連中が普通の人間ではないこと。
三つ。私が誰かの子孫らしいこと。
四つ。夢である可能性があること。
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
???
???
拝み倒していると、一番ひょろ長い人が
それはもう面倒そうにこちらを見ていた。
折るぞこのドドメ色チンアナゴ
と思わなくはないけれど
今は抑えて話を聞いてみる。
???
ふむ、誰だそれ。
聞いたことないけど、ふむ。
とりあえず私はその人の子孫らしい。
ミドリ
???
ミドリ
???
ミドリ
飛んだー!!
びっくりするほど話が飛んだ―!!
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ミドリ
???
???
ミドリ
ミドリ
なんだかダメ出ししまくる編集さんみたいになっている気がする。
しかもこのさらに面倒そうな顔ですよ。
折るぞこのドドメ色チンアナゴ!!
ミドリ
ミドリ
ミドリ
???
そこからかい!!
もういっそ全部裏手で突っ込みたい。
思わずほっぺたがヒクヒクし始めたところで
ようやくもう一度口が開かれた。
???
???
???
???
???
……ふむ。
ここが宇宙だということはまぁラノベ的な意味も込めて
予想できていたからまぁいいけども。
ホニャララ星人ってことでいいかな。
長ったらしすぎて覚えられない。
ミドリ
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
……ふん。
急に話が不穏な方向になってきた。
というかこの人達、サラッと
【人類滅ぼそうとしてた】とか言わなかったかな。
ミドリ
ホニャララ星人
ホニャララ星人
聞き流したかったんだけど、この目がそれを許してくれそうにもない。
せめて夢であってほしいなと思って軽く舌を噛んでみたのに
残念ながら普通に痛かった。
ミドリ
ミドリ
ミドリ
ホニャララ星人
ホニャララ星人
ホニャララ星人
片頬が引き攣っていくのを感じながら、私は頭を抱えた。
ミドリ
私の叫びが果たしてどこまで通じたか。
ドドメ色チンアナゴ達はただ左右に揺れながら
殴りたくなる顔で凝視してくるだけだった。