コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
くーき
ハセ
くーき
ハセ
くーき
くーき
ハセ
ハズキ
バタン…
この部屋まで案内してくれた白髪の青年は、逃げるように部屋から出て行った
シド
ハズキ
神
それを見て、「神様」は別に気にしていないかのように言う
神
ハズキ
シド
ハズキ
神
ハズキ
シド
少し…いや、かなり不安な俺に対して、シドの目は心無しか輝いている気がする
神
シド
神
神様が名前を呼ぶと、部屋の扉が開き、一人の女性が入ってきた
シンシア
よく通る声ハキハキとした声で女性が言う
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
いきなり現れたシンシアという女性は、問答無用で俺たちを連れて扉へ向かう
神
それを、神様は俺たちがここに来てからずっと変わらない笑顔で見つめていた
ハズキ
シンシア
目の前を、シンシアさんが無言で、こちらをチラリとも見ずにスタスタと素早く歩く
シンシア
ハズキ
シンシア
意を決して話しかけたが、帰ってきたのはどこか冷たさを感じる声だった
ハズキ
シンシア
シンシアさんは、こちらを見ずにそう言った
シド
ハズキ
いきなり思っていた事を直球で言うシドに、小声でツッコミながら肘で小突く
シンシア
なんだか歯切れの悪い回答に、嫌いなんだろうなと察せる
シド
ハズキ
ズカズカと言っていくシドに、血の気が引く
ヤバいと焦っていると、話は意外な方向へ進んだ
シンシア
そう言うと、シンシアさんは初めて俺達の方向へ振り向いた
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
いきなり変化した態度に戸惑いつつも、先程は答えて貰えなかった質問をもう一度する
シンシア
ハズキ
シド
シンシア
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シンシア
そう言うと、シンシアさんは目の前の扉をノックした
シンシア
室内から返事が来ないまま、部屋に入る
部屋の中は薄暗く、沢山の色とりどりの丸い水晶があった
扉を開けた先には、白髪の優しそうな笑顔をした男性がいた
シンシア
それぞれ渡された水晶に手を当てると、俺は変化が起こらず、シドは少し黒くなった
男性は、シドの水晶を見て少し顔を歪めた…気がした
そして、俺を見て「白」、シドを見て「黒」と言う
シンシア
シンシアはそう言うと、お辞儀をして俺たちを連れて部屋を出た
ハズキ
部屋を出てから訊く
シンシア
ハズキ
そう言いながらシドを見る
シド
悪魔と聞いてあまり良いイメージは無いが、シドは喜んでいる
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
あの時の事を思い出し、一気に申し訳なくなる
ハズキ
そんな俺の思考を遮るかのように、シドが笑って言う
シド
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
シド
ハズキ
シンシア
ハズキ
シド
ハズキ
シンシア
ハズキ
シンシア
シンシア
シド
中には、大量のダンボール箱があり、その全てが服だった
シンシア
シド
ハズキ
シンシア
シンシアさんは、俺に白、シドに黒のシャツで、それぞれ灰色のスーツを渡してきた
ハズキ
シンシア
ハズキ
渡された服に更衣室で着替える
シンシア
ハズキ
丁度着終わった後に、更衣室の外から聞こえた
シド
シンシア
シド
ハズキ
元の服に着直し、更衣室から出る
シンシア
シド
シンシア
そう言いながらシンシアさんは服をダンボールにしまってその箱をメモし、部屋から出た
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
それ以外にも説明を受けているうちに、出口に出た
シンシア
ハズキ
シド
シンシア
シンシアさんは、クスリと笑いながらそう言い、車の扉を開けた
ハズキ
シンシア
シド
年齢を聞こうとするシドの口を抑える
ハズキ
シド
ハズキ
シンシア
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
あっけからんと言い放つシンシアさんに、シドは混乱したように聞く
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
シド
シンシア
シド
俺自身も気になっていたことに、ゴクリと唾を飲み込む
シンシア
ハズキ
シンシア
シンシア
シド
シンシア
シンシア
シンシア
シンシア
シンシア
ハズキ
シンシア
シンシア
シド
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
シンシア
ハズキ
このまま着くまでこの話になりそうだったので、話題を変える
シンシア
シンシアさんは少しシドに気を使うような目を向ける。シドが悪魔寄りだからだろうか
シド
シンシア
シンシア
ハズキ
シンシア
シンシア
シド
シンシア
シンシア
ハズキ
ハズキ
最初に出会った天使を思い出す
シンシア
シド
シンシア
ハズキ
ハズキ
シンシア
シンシアさんはそう言うと、車の扉を開けた
ハズキ
シンシア
アパートの中に入り、エレベーターに乗る
3階でエレベーターが止まった
シンシア
シンシア
そう言いながらシンシアさんは鍵を二つ渡してきた
ハズキ
シド
ハズキ
そうして、今にも走り出しそうなシドを抑えながら、俺達は今日から自分達の暮らす新居へ向かった
数日後
俺は、シドの家で料理を教わっていた
シド
ハズキ
あれとは、学校でかなり前にあった調理実習だろう
ハズキ
シド
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
ハズキ
シド
ハズキ
シド
シド
ハズキ
そんなことを話しながらも、テキパキと調理を進めて、食事が完成した
ハズキ
シド
いただきますをして、早速食べ始める
ハズキ
シド
ハズキ
上達した事を褒めてもらい、少し嬉しくなりながら食事を頬張る
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
1ヶ月前の、まだ生きていた時のことを思い出す
こいつとは家が近かったし、登下校はずっと一緒だった
俺がシドを迎えに行くと、だいたいシドは起きておらず、俺がシドの母に頼まれて起こしていた
シド
ハズキ
そんなことを話しているうちに、あちらに置いてきた家族や友人を思い出した
ハズキ
シド
ハズキ
シド
さらっと激重発言をするシドに、冷ややかな目を向ける
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
シド
ハズキ
シド
ハズキ
俺たちは食事を食べ終えると、明日出社するので足りないものは無いかを確認した
ハズキ
シド
ハズキ
シド
届いたのは一昨日なのに、今初めて開けたらしいシドに驚く
シド
ハズキ
シド
ハズキ
シド
ハズキ
明日から社会人というのは、どこか現実味の無いことのように思える
シド
ハズキ
シド
ハズキ
隣で目をキラキラさせながら服を見ているシドを見てると、俺の不安も薄れるような気がした
くーき
ハセ
くーき
ハセ
くーき