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招待された人物の前に突如現れた男
彼は一礼して話し出す
玄武
兄さん
玄武
『帝王補佐』 名の通り、帝王の身の回りの世話を全てこなす役職
グルッペン・フューラー
トントン
トントンが武器を構える。それを合図としてか、唖然としていた前線を仕切っている人達はいっせいに武器を構え出す
しかし、彼は怖じけることは無く真顔で語り出す
玄武
玄武
玄武
玄武
パチンッ
彼が指を鳴らすと、小さな光が放たれる
目を開けると、チーノとあちゃみ以外は部屋の隅に固められていた
なにかに押されているのだろうか 少し苦しそうだ
チーノ
赤髪のとも
トントン
玄武
玄武
玄武
玄武
玄武
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神の問いに玄武は動きを止めしんぺい神の方を見て
笑った
玄武
一瞬で各国の実力者を端っこに固め、身動きを取らせないようにする技術を持っているにも関わらず、上層部では最底辺
やはり、先程から現れる人間と同様
異常だ
あちゃみ
玄武
玄武
玄武が叫ぶと空中に
5つが玄武近くに集まる
斧だけは玄武の左手に行き、玄武はしっかり握る
チーノ
チーノ
玄武
玄武
キラリと眼鏡が光ったと思うと、十字架が光り出し、深緑の光の柱が飛び出る
チーノ
一直線にチーノに向かっていくが、あちゃみがチーノに体当たりして飛ばす
光の柱は壁に当たって消滅したが、壁は波紋を出している
どうやら、見えない壁があるらしい
十字架は上空に移動し光を放ち続けている
あちゃみ
チーノ
赤髪のとも
玄武
玄武
玄武
玄武
玄武
玄武
玄武
「「!!」」
息を飲む音が聞こえた おずおずとバステンが声を出す
バステン
玄武
らっだぁ
ギリっと歯を食いしばるらっだぁを横目に話を進める
玄武
玄武の右手には何枚にもなった紙の束があった
顔写真と小さく色んな言語で書かれた報告書のようだ
一部には、顔写真に赤いペンで❌印が付いている
玄武
玄武
玄武
玄武
当たり前だが、軍に報告は来ていない
これが契約を結んでいる国との関係であり、仲間である国を大きく守る巨大な組織の一部なのだろう
玄武
玄武
❌印の人間は武器の試し打ちの餌食になり、殺されたのだろう
玄武
玄武
玄武
玄武
グルッペン・フューラー
玄武
彼らだって、不思議な力を持つだけで人間である
半永久、永久など軽々しく言えるものでは無い
だが.....
彼らでは有り得るのだろう
玄武
玄武
玄武
玄武
『追尾モード、開始』
玄武の声を合図に連続的に深緑の光が降り注ぐ
あちゃみ
玄武
玄武
玄武
玄武
玄武が手に取ったのは空色の液体が入ったフラスコ
たかが液体。接触での影響はないだろう
あちゃみ
あちゃみ
あちゃみ
玄武
玄武
『ひと味違う』
彼はフラスコから手を離す
パリンッと音と共に、粘着性のある液体が波のように2人に迫る
「「!!」」
チーノ
チーノは少ししかない光の柱の隙間を使い、あちゃみを抱き抱えて上に飛び上がる
波のように押し寄せた液体は壁に当たり消え、中心に再び溜まりだす
チーノ
あちゃみ
チーノ
玄武
玄武
玄武
玄武
波と言い光の柱と言い、逃げ道は少ない
いくら滞空時間が長くとも女性1人抱えて飛び上がれば、光の柱に追撃されれば元も子もない
チーノ
あちゃみ
チーノ
あちゃみ
チーノ
戦闘が苦手なあちゃみは観察眼に優れている。軍医として得た力だろう
あちゃみ
あちゃみ
あちゃみ
チーノ
あちゃみ
あちゃみ
あちゃみ
チーノ
チーノはあちゃみを安全な場所に降ろし、十字架に近づき始める
あちゃみは壁を手で探り、何探し出した
玄武
玄武はそんな彼らを真顔で見下ろしていた