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赤
桃
紫
紫
赤
赤
紫
赤
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橙
紫
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ぎゅっ
紫
橙
俺は最初、
子供保護施設で働く楽しさ、 大事さが全然分からんかった。
俺の親父は、責任者やったから、
息子の俺は、
期待されとった。
「後継ぎは息子だもんなww」
そう勝手に決められ、
はっきり言うと、
辛かった。
どうして息子だからって 決めつけるのか。
なりたいものになれない人生だった。
でも、その時に紫くんが、
親父の後継ぎをやってくれる
と聞いた時は、めっちゃ嬉しかった。
やっとこの窮屈(きゅうくつ)な 人生から開放される。
それから俺は、
副責任者として、
責任者になってくれた、
紫くんの隣で必死に働いた。
共に過ごしていく内に、
俺は、紫くんのことを 好きになっていた。
紫くんが笑えば、俺も自然と 笑顔になれる。
この先もずっと、この人と 一緒がいいと思った。
でも、その願いは、むなしく散った。
俺は、桃の国の王子桃様の 専属執事に任命され、
もう二度と、紫くんに会えへんのだと
知ったらもう涙が止まらなかった。
その日、俺は、声が枯れても尚、
朝になるまで、ずっと泣き続けた。
そんなある日の夜、
いきなり窓から誰かが入ってきた。
誰かわからず、戸惑った。
でも、優しい声で名前を呼ばれ、
すぐに紫くんだと分かった。
やっと会えた嬉しさや、
色々な感情がごちゃ混ぜになり、
俺は、紫くんに抱きつき、
1日中、朝になるまで、
涙が止まることはなかった。
別の日に、紫くんが告白されて、
嬉しすぎて、3度目の大泣きをした。
返事はもちろんOKし、念願だった、
紫くんの彼女になることが出来た。
橙
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紫
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