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あの人
た、ただいまー
優奈
あっ、あの！
あの人
何？
葵
聞きたいことがあって
あの人
（そういえばそうか）
あの人
何？
柚月
私たちを誘拐した理由はなんですか？
あの人
ｽｩ………分かった言うよ
柚月
ｺﾞｸﾘ
あの人
僕は、足立区のあるアパートに住んでいたんだ
あの人
あの日は、夜遅くまで働いててね、帰るのが遅くなったんだ
あの人
住宅街を歩いていると
あの人
悲鳴が聞こえたんだよ
あの人
その後に、「いたぁぁぁぁい」って聞こえて
柚月
（私の事かも....）
あの人
その次の日も、違う所から悲鳴が聞こえてね
あの人
だから僕は君たちのことを誘拐して、助けてあげようとしたんだ
柚月
（そうだったんだ......）
あの人
ごめんね
颯太
いや！僕は誘拐された時、少し嬉しくなりました。
颯太
もう毎日殴られなくていい、蹴り飛ばされなくていいって....
颯太は泣きがら言った
続けてみんなも泣いた
寝室
柚月
今日は色々あったな
柚月
まさかみんなも
柚月
私と同じような子だったんだ
柚月はお母さんとお父さんに殴られたことを思い出した
柚月
やっ、やめてください！
柚月のお母さん
うるせぇな
柚月のお母さん
サンドバックは黙っとけ
柚月
ｸﾞｽｯ
柚月
（私はサンドバックじゃない！.....泣）
柚月のお父さん
おい！変われ次は俺が殴る
ボコッ
柚月
いたぁぁぁぁい！
柚月
ｸﾞｽｯ...
柚月のお父さん
なに泣いてんだよ
ボコッ
その後のことはよく覚えていない
でも、その時のことを思い出すと
身体中が痛くなる
甘夏（作者）
いかがだったでしょうか？
甘夏（作者）
｢予想した話と違う！｣
甘夏（作者）
と思ったら、｢こんな感じの話だと思った｣
甘夏（作者）
って教えてください！
甘夏（作者）
次回も作るので気長に待っててください！
甘夏（作者）
では、ばいばーい
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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