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僕と猫とのカウントダウン

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僕と猫とのカウントダウン

2 - 僕と猫とのカウントダウン〜飛行機〜

♥

222

2020年01月15日

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−前回の続き−

レナ

んーまぁ、とりあえずニュース見てみて!!

ヒロ

ほーい

ヒロ

…ん?これって………

ヒロ

いや、そんな訳無いか……w

ヒロ

アニメとかの見過ぎか……

レナ

あ、見たー?

ヒロ

おう

レナ

これ、私行きたいんだよねぇ〜!

ヒロ

お前、飛行機なんか興味あったっけ?

レナ

んー確かに興味は無いけど…

レナ

「世界初のプログラム型自動飛行機!」とか言われたら気になるじゃんw

ヒロ

まあーー、、そうかもな…w

レナ

世界初とかって珍しいからさ〜

レナ

行きたいんたよねぇ〜〜!

ヒロ

でもさー、プログラム型とか…自動とかって……

ヒロ

ちょっと怖くないか?

レナ

えーそう?

ヒロ

うん…だって…もしかしたら墜らk……

ヒロ

いや、なんでもない…!

プログラム型自動飛行機。

それは、さっき読んだ漫画にも登場した。

もし、あの漫画と同じ事が起こると…

そう考えると、怖くて怖くて仕方がなかった。

でも、そんな現実と物語が一致するなんて事は絶対にありえない。

レナ

確かに、ちょっとは怖いけど……

レナ

私達、そんなに不運な人間じゃないし!!

レナ

きっと大丈夫!!

ヒロ

きっと大丈夫ってww嵐かよww

レナ

そういや、そんな歌あったねww

ヒロ

うんww

レナ

あ、それとさ

レナ

ヒロも乗る?

ヒロ

え、俺?

ヒロ

まぁ、乗れるなら乗るけど……

ヒロ

そもそも、飛行機乗ってどこ行くんだ?

レナ

カナダ!!

ヒロ

カナダ!?

レナ

うん!

レナ

着くのは、結局北の方だと思う…

レナ

観光地とかはわかんないけど、楽しそうじゃない?

ヒロ

俺カナダ行ける金なんか無ぇよ!!

ヒロ

無理無理無理無理!!!

レナ

えーせっかく一緒に行こうと思ってたのにぃー

ヒロ

俺、お前みたいに金持ちじゃねえよ!!

レナ

そっかぁーー

レナ

じゃあ一人で行こー

ヒロ

お、おう…

ヒロ

なんか…ごめんな?

レナ

いや、全然いいよ!!

レナ

友達と行くしぃ〜♪

ヒロ

なんだよw

ヒロ

でも、気をつけろよな

レナ

え、何が?

ヒロ

飛行機だよ

ヒロ

もし、ハイジャックとかトラブルとかあったら…

レナ

ねぇ〜ヒロ考え過ぎだって!

レナ

いつもは全然そんなの気にしてくれないのに

ヒロ

ちょっとそれはヒドくないか?笑

レナ

え〜でも〜

レナ

そんなん言ってくれるなんて

レナ

ヒロらしくないっていうか…

ヒロ

そうか…?

レナ

うん…

ヒロ

ま、まぁ

ヒロ

とりあえず、変なトラブルだけは起こすなよ?

レナ

はぁ〜い

なぜ、こんなに心配になってしまったのだろう。

もしかして、さっきの漫画の事で…

−次の日−

−では、次のニュースです。− (テレビからの声)

−今日午前、株式会社山本グループの社長、山本敬之さんが記者会見を開きました。−

−山本:えー、今回のプログラム型自動飛行機ですが…−

−山本:飛行機は、ほぼ完璧な状態となりました。−

−山本:もう問題はないでしょう。皆さん、離陸する瞬間を楽しみに待っていて下さい。−

ヒロ

完璧…か…

ヒロ

山本敬之…コイツが作ったのか…

ネコ

ニャ〜

ヒロ

あ、お前…

ネコ

ニャ〜

ネコ

ニャ〜

ヒロ

ん?どした

ヒロ

お腹空いたのか?

ネコ

ニャ〜

ヒロ

よし!

ヒロ

じゃあ…なんか買いに行くか!

ヒロ

ちょっと待ってろネコ!

ネコ

ニャ〜

〜近くのコンビニ〜

ヒロ

えーっと…

ヒロ

キャットフードはここらへん…

ヒロ

ん?

見出しに大きく 『プログラム型自動飛行機』 と書かれた新聞が

ヒロの目に止まった。

ヒロ

あ、これ…

普段、ヒロが新聞を読む事なんて、ほぼ無い。

だが、今回の見出しだけは

やけに気になったのだ。

ヒロ

この飛行機…

ヒロ

本当に大丈夫なのか〜?

ヒロ

やっぱ、さっき読んだ漫画が変にトラウマになってるだけか…

ヒロ

心配性だな…俺…

ハァ…と大きく溜め息をついた。

そして、しばらくの間その新聞を立ち読みしていた。

ヒロ

へ〜こんな機能が…

ヒロ

あ、山本社長も乗るんだな

ヒロ

へ〜…

これまで、ヒロがこんなに飛行機に興味を持った事はあっただろうか。

ヒロ

ふ〜ん、色々と凄いな〜…

ヒロ

…あ!!

ヒロ

ネコ………

ヒロ

忘れてた……………

ヒロ

あ〜ヤバイ最悪……

ヒロは、急いで新聞を元の場所に戻し、キャットフードを購入した。

ヒロ

待ってろよ〜ネコ!!

ヒロ

ただいま〜!

ヒロ

お待たせ!ネコ!

ネコ

ニャ〜…

ヒロ

ごめんな!お腹空いたよな!

ネコ

ニャ〜

買ってきたキャットフードを皿に入れ、ネコに与えると

ものすごい勢いで食べ始めた。

ヒロ

うおっ…すげえ勢い…w

ネコ

ニャ〜

ヒロ

お、もう食べ終わったか!

ネコ

ニャ〜

ヒロ

早いなぁw

ピコンッ

レナからLINEが来た。

レナ

ヒロ〜

レナ

飛行機の事なんだけどさ〜

ヒロ

おう、どした?

レナ

出発、明日だから

レナ

ヒロは飛行機乗らないけど…

レナ

空港まで、一緒に行かない?

ヒロ

おう!行こ!

ヒロ

というか明日なんだw

レナ

明後日から雨続くらしいから汗

レナ

明日になったらしいよ汗

ヒロ

急だなw

レナ

ねw

レナ

じゃあ、明日ヒロの家まで行くね!

ヒロ

おう!

ヒロ

じゃあな!

レナ

うん!ばいば〜い

続く!!

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コメント

1

ユーザー

2話です!! 珍しく幸せそうなストーリーが続いていますが、、、?

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