わたし
そーいやこの前のデートで綾斗が貸してくれた漫画のことなんだけどね
綾斗
あー
綾斗
どうだった?お前の好きそうなジャンルから激選してみたんだけど
わたし
もうすっっっごいよかったよ!!!
わたし
さすが綾斗!
綾斗
おーよかった笑
綾斗
ちなみにどこらへんがよかった?
わたし
んとね
わたし
主人公とヒロインの友達の絡みがめちゃくちゃ好みで
わたし
くっつけよ〜っていう願望から妄想ふくらんで
綾斗
まてまて
わたし
ん?
綾斗
内容は?
わたし
妄想しててあんまり覚えてない…笑
綾斗
おい飛ばすぞ
わたし
ごめんなさい笑
綾斗
ったくお前はほんとすぐそういうさー
綾斗
男と男?BL?にもっていきたがるよな
綾斗
なんで?逆に尊敬
わたし
尊敬されるほどでも笑
わたし
照れる笑
綾斗
誉めてねーからな?
綾斗
大体なんで男同士なの?
綾斗
普通に男と女でよくね?
わたし
綾斗わかってないなー
綾斗
わからなくていいし
綾斗
せっかくお前のために考えたのに
綾斗
共有したかったのに
わたし
けど綾斗だって、
わたし
私が勧めたアニメ見てたとき
わたし
ヒロインのこの子可愛いとかそればっかり言って
わたし
内容みてなかったじゃん
綾斗
ちょ、それとこれとは
わたし
同じでしょ
綾斗
……
わたし
……
綾斗
あの、ごめん
わたし
いや、私のほうがごめん
わたし
せっかく選んでくれたのに
綾斗
いや俺も人のこと言えなかった
綾斗
悪い
わたし
でも私、男女の恋愛に興味ないわけじゃないから
わたし
実際、今こうやって付き合ってるわけだし…
わたし
綾斗は私の趣味理解してくれて、受け止めてくれたの嬉しくて
綾斗
あーもうわかったから
綾斗
らしくねーぞ急に
わたし
ごめん
綾斗
俺だって
綾斗
好きなことを楽しそうに話すお前のこと見るの好きだし
わたし
ちょっと何急に
綾斗
お互いさまだろ
綾斗
これからもお前には好きなことにまっすぐでいてほしいよ
(綾斗…✨)
綾斗
あ、ただBLは押し付けられても正直反応に困るけど
(綾斗…💧)
わたし
わかったよ
わたし
気をつけます
綾斗
おう
わたし
わたし
綾斗
綾斗
ん?
わたし
私は綾斗が褒めてたヒロインの子みたいに可愛くないけどさ
わたし
それでもいい?
綾斗
綾斗
たしかにあのヒロインほど可愛くないよね
(うわ…バッサリ)
(まあわかってるけどさ)
綾斗
すぐ無理したり、頼ってくれないとことか
綾斗
だから
綾斗
頼れよな
わたし
え、
わたし
そういうこと?
綾斗
当たり前。ずっと思ってた
綾斗
まぁもしお前が二次元化したら、俺はあのヒロインよりお前を好きになると思うけど
わたし
なにそれ〜笑
綾斗
バカだからほっとけないし
わたし
なにそれ…
私も、綾斗がどこの世界にいても
何度だって好きになるよ
〜END〜
最後まで見てくれてありがとうございました!






