病院
藍沢 玲夏
先生…!!
松下先生
おう,藍沢。どうした?
藍沢 玲夏
(右腕の骨が折れてるみたいだけど元気そう。)
藍沢 玲夏
ど,どうした?じゃありませんよ!
松下先生
おいおい,泣くなって
藍沢 玲夏
だ,だって先生が…先生がいなくなったらどうしようって…
松下先生
悪かった…。心配かけたな。
藍沢 玲夏
先生のこと探しました。
藍沢 玲夏
朝いつも通るところにいなかったし,職員室にもいなかったし…
藍沢 玲夏
そしたらそこで事故にあったって聞いて
藍沢 玲夏
死んじゃったらどうしようって…ずっと…。
松下先生
ホントに悪かった…。
松下先生
俺も藍沢がいつものとこで待ってたら…藍沢が悲しい思いをしてたらって思うと…
松下先生
今すぐにでも病院を抜け出したかった。
藍沢 玲夏
先生…
松下先生
ホントごめん。
藍沢 玲夏
先生,生きていてくれて…
藍沢 玲夏
ありがと。
松下先生
藍沢,こっちにおいで。
藍沢 玲夏
先生…?
松下先生
もう,我慢するなんて無理。
藍沢 玲夏
(先生の唇が近づいてきて…。)
松下先生
(一生守ってやりたい…。)
松下先生
ここでのことは秘密…な?
藍沢 玲夏
は,はい。
藍沢 玲夏
(ま,まだ顔が熱い…。)
松下先生
(やべ,熱い…。)
藍沢 玲夏
先生,早く退院してくださいね。
藍沢 玲夏
私いつものとこで待ってます。
松下先生
おう。
藍沢 玲夏
藍沢 玲夏
(先生…大好き。)
松下先生
(玲夏…愛してる。)