放課後 校舎裏
の影
エレン
(ごみすてごみすてー🎵)
生徒
あの!!
生徒
ずっとリヴァイ先輩がすきでした!!
エレン
(うおっ)
エレン
(まさかの告白かよ)
生徒
付き合ってください
リヴァイ
悪いが
リヴァイ
俺は
リヴァイ
男が好きだ
エレン
生徒
エレン
は..?
生徒
...へ?
リヴァイ
性的に
リヴァイ
男が好きなんだ
エレン
(なんかやばいこと聞いた..気が)
リヴァイ
だからその告白は聞かなかったことにする。
生徒
そ、そんな...
エレン
(方心中)
リヴァイ
おい
エレン
リヴァイ
おいエレン
エレン
はっ!!!
リヴァイ
おまえ
リヴァイ
今の聞いてたな?
エレン
うわぁっっ
リヴァイ
ちょうどいい
リヴァイ
ちょっと付き合え
エレン
えぇ!?
そういってデパートに連れて行かれた
エレン
あ、の
エレン
一応言っときますけど
エレン
俺、女の子が好きですよ?
リヴァイ
そんなこと分かってる。
リヴァイ
でも
リヴァイ
俺を好きになれ。
エレン
はぁ!?
エレン
無理ですよ!!
リヴァイ
さあ、どうかな
リヴァイ
絶対惚れさせる
エレン
っっ
先輩が顔をたかずけてきた
エレン
ちょっ
長いまつ毛から覗く
鋭い瞳
整った前髪に
高い鼻
反射的に俺は目をつぶった
リヴァイ
なんてな
エレン
へっ...
リヴァイ
あせるもんでもない
リヴァイ
ゆっくり好きになれ
エレン
いや!
エレン
なりませんったら!
エレン
(まぁ)
エレン
(女ならこれで堕ちるんだろうな)
実際初めてまじまじと見る先輩の顔に
ドキドキしてしまった自分がいた
リヴァイ
ところで
リヴァイ
お前なに食いたい?
エレン
え...
リヴァイ
おごってやるよ
エレン
え、ありがとうございます
エレン
じゃあ牛丼で
リヴァイ
んじゃ二階か
食事中
エレン
あの、なんで俺なんですか?
エレン
俺、あの場にいただけですよね?
リヴァイ
まぁ、タイミングもそうだったが
リヴァイ
お前学校でも目立つんだぞ
エレン
え?
リヴァイ
不良に怖じけないし
リヴァイ
生徒差別する教師に反抗したし
エレン
あ、あぁ...
リヴァイ
それを見て
リヴァイ
お前の真っ直ぐな所に惚れたんだよ
リヴァイ
男なら誰でも言い訳ではない
エレン
そ、そうでしたか...//
エレン
(これ、告白されたよな..?///)
リヴァイ
お前は好きな女いるのか?
エレン
居ません
リヴァイ
なら、好都合だな
エレン
いや!!惚れませんよ‼
先輩は獲物を狩るような目付きで
口角をあげた
リヴァイ
どうかな
リヴァイ
俺はお前を惚れさせる。
エレン
っっ!!!///
エレン
(不覚にもキュンと来てしまった。)
リヴァイ
ww
リヴァイ
お前の反応あきねーわwww
エレン
!!(笑った...)
エレン
なんか
エレン
先輩ってクールなイメージあったから
エレン
新鮮です
リヴァイ
エレンの前だからだよ
エレン
え..?
リヴァイ
他のやつにこんな顔見せてたまるか///
エレン
(っ照れてる...////)
エレン
(男らしいのに可愛いとか結構ずるい人だな)
それから俺たちは一緒に出かける事が多くなった
ある日
エレン
(やっべー)
エレン
(教室にスマホわすれた!!)
エレン
...ん?
生徒
あのっ!!
エレン
(この前の子...)
エレン
(また見てしまった)
生徒
私やっぱ諦められません‼
生徒
先輩が男好きだとしても‼
生徒
やっぱ無理です!
リヴァイ
俺だって無理だ
リヴァイ
好きな奴がいるからな
リヴァイ
本気でそいつをおとしたい。
生徒
っっうぅ...
生徒
そうっ、ですか...ぐすっ
エレン
(先輩のそいつって...俺、か/////)
エレン
(いや、俺もなんで照れてんだよ!!////)
リヴァイ
またお前
リヴァイ
見てたのか
エレン
うわっっっ
エレン
す、すいません
リヴァイ
ま、いいけど
リヴァイ
お前顔赤いぞ?
エレン
っっ/////
リヴァイ
まさか
リヴァイ
今の俺の告白聞いて、照れたのか?
すごく嬉しそうな顔をして
ニヤニヤしながらこっちを見てる
それがなんだかふにおちなくて
エレン
ちがいますよ!!
強がってしまった。
エレン
(なんてな)
エレン
(ちょっと男同士もありかも)
エレン
(なんて思ってる自分がいる)
リヴァイ
ははっっ
リヴァイ
お前はほんと分かりやすい
リヴァイ
全部顔に出てる
リヴァイ
まぁ、そんなとこも好きだがな
エレン
っっ////
リヴァイ
帰るか
先輩が俺の手を引く
その手はちょっと汗ばんでいて
熱かった
エレン
(けど)
エレン
(俺もそうだし)
エレン
(いいか)
END